二次創作小説(紙ほか)

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東方青巫女
日時: 2020/05/22 13:39
名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)

あるユーチューバーに憧れて、本気でちゃんとした小説作ります!


皆察したでしょう。
東方です!


宜しくお願いします!


こんな題名初めてです!
頑張ろ!(うるさい)


霊夢の過去は、自分の作品を参考(?)にしています。


プロローグ >>01

一話 >>02

二話 >>03

三話 

四話 

五話 

Re: 東方青巫女 ( No.1 )
日時: 2020/05/21 18:45
名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)

「れ……れい……」



『お…おい!子供が倒れてるぞ?!』
『おい!大丈夫か?!』
『保護してもらえないかな?!』

「れ…い…」

『レイ?』



かすかな意識の中、私はひたすらあの人の名前を呼ぶ。



ここに居るはず………




「れ……」





また……会いたいよ………




おねぇちゃん………

Re: 東方青巫女 ( No.2 )
日時: 2020/05/22 08:28
名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)

「迷子になってた少女?」


私は頭に「?」ばかりが浮かぶ。

幻想入りしたのなら…迷子になるなら仕方ないけど…


「その少女は隣の部屋に居るんですけど…」

私の前に居るのは稗田阿求。(ヒエダノアキュウ)
稗田家は「幻想郷の書記」という役割があって…


今は「迷子になった少女が居る」と聞いて阿求の家に来た。


「…ここが問題なんです」
「え?」

阿求は真剣な目でこちらを見る。


「少女は「れい」とずっと言ってたらしいんです。少女を助けた人たちは霊夢さんと何か関係あるんじゃないかって」
「……??」

私の知り合い?
居たっけ…?


「…少女のとこに行ってみましょうか」
「え…ええ」



***************
「失礼します…あら」
私は隙間から部屋を覗く。

…まだ少女は寝ているようだ。

「…あら?」

私の目に入りこんできたのは、私と色違いのリボンだった。

「…何で…」

少女はエリにリボンを着けていた。

(柄も同じ……)


「気になりますよね」
「あ…うん」
「同じ物を持ってるってことは知り合いなのか、はたまた偶然なのか…」


阿求も同じことを考えていたようだ。


「んあ?」

「あら…お目覚めですか?」
「!」


少女は目を覚ますとキョロキョロと辺りを見ると、じっと私を見ていた。


「お…ねぇ…ちゃん」


「…は?」
「え?」


少女はポロポロと涙を溢す。


私の事を「お姉ちゃん」と呼んで…



「いや、知らない!」
「……え?」

Re: 東方青巫女 ( No.3 )
日時: 2020/05/22 13:37
名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)

「え…え〜と?まず…貴方は?」

急に「お姉ちゃん」なんて…

私は…この子を知らない筈……


「えと!宇美ウミです!」
「宇美さんですね。私は稗田阿求です。」
「…私は博麗霊夢よ」


…やはり、私の記憶にこの子は居ない。

名前も、顔も…知らない。


「どうします?宇美さんは…」
「神社に行って外の世界へ帰すだけよ」

私がそう言った途端、

「やだ!帰りたくない!!」

あの子はそう叫んだ。


「う〜ん…家族が…」
「私に家族は居ない…だからお姉ちゃんを探してここに居るの…」


私はスッと立ち上がる。


「私が保護しとくわ。」
「いいですか?」
「いいわよ、それも仕事だもん」


何故か私はこの子を保護する気になった。


何でかはわからないけど……



「…ほら、行くよ…宇美」
「あ…はい!」



************


『○○○○○○!待って!独りに…しな……いで』
『……さよなら』

************

Re: 東方青巫女 ( No.4 )
日時: 2020/05/24 09:02
名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)

「……ねぇ…人違いじゃないの?」
「絶対違わない!」

堂々と言う宇美。

…違ってたらフラグなんだけど…


「お姉ちゃんはね、ちょっとビビリで泣き虫で…」
「いや、完全に悪口じゃんwww」


ほんと…なんなのかなぁ…


なーんか引っ掛かる…


「…どうしてその姉を探してたの?」
「え?」


私が彼女の姉だとは思ってないけれど、彼女の姉が幻想郷に居るのなら…


そう考えてしまう。

心配してしまう…


過保護過すぎるかな…



「…会いたくなったから…かな」
「え?」


「お姉ちゃんは無き存在として扱われてたんだ…私の住んでた世界では」
「……」

幻想郷に来たから…かしら?


「でもね…ある人が教えてくれたの…お姉ちゃんの事を…」
「ふーん…」


私は他人事だと思った。


正直私には関係無いもの…


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