二次創作小説(紙ほか)
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- 【鬼滅の刃】新たな旅の道 2
- 日時: 2020/05/28 12:19
- 名前: 祭凛 ゆき (ID: caCkurzS)
新たな旅の道 2です!
見えやすくする為に、スレッドを新しく作りました!(見えやすいか分からないけど…)
※増やします
14章 〜羅巳〜 >>01
15章
16章
17章
- Re: 【鬼滅の刃】新たな旅の道 2 ( No.1 )
- 日時: 2020/05/29 12:50
- 名前: 祭凛 ゆき (ID: J7cEmcFH)
15章 〜羅巳〜
胡「あらあら…今回はそんなに怪我をしていなくて良かったです」
しのぶがニコニコと愛想をふりまう
炭「はい、今回は自星乃もいたので。自星乃が鬼を倒してくれましたし」
炭治郎と自星乃が目を合わせて笑う
胡「自星乃…?誰の事ですか?もしかして、貴方ですか?」
しのぶが自星乃の顔を見る
自「空風 自星乃です。よろしくお願いします」
自星乃がペコりと頭を下げた
胡「私は胡蝶しのぶと申します。よろしくお願いしますね」
しのぶがニコリと笑った
胡「アオイ、なほ、きよ、すみ!竈門君達を中へ」
一同「はーい」
善「俺が居なくて寂しかったよね?ごめんねぇ、もう戻ってきたからねぇ」
一同「…………」
ちょっと引き気味だ…いや、’’結構’’引き気味…
自「あ、あの、御館様って言う人って、どこにいますか?」
胡「御館様…?御館様に会いたいのですか?」
自「はい!」
自星乃には、羅巳の事を認めてもらわなければならない。
胡「それは、分かりません。試しに、屋敷へ行ってみてはいかがですか?」
自「いいんですか!?」
自星乃の顔が明るくなる
胡「良いと思いますよ。しかし、なぜ御館様に用が?」
自「え、えっと……」
あまり詳しくは、言えないのだ…
胡「それに、竈門君。その箱には、禰豆子さんがいますよね?」
炭「え?は、はははい」
炭治郎が固まる
胡「ですが、その箱には、禰豆子さんにもう1人……違う感じがします。まさか……」
炭治郎、自星乃がごくりとつばを飲む
胡「まぁ、いいでしょう。行ってきてはいかがですか?自星乃さんは、怪我も大してしてないですし。」
自「ありがとうございます!炭治郎!箱!」
炭「あ、うん。あ、ちょっと待って!禰豆子を下ろすから!失礼します!」
炭治郎が蝶屋敷へ入っていった
炭「はい」
自「ありがとう」
炭治郎が羅巳が入っている箱を自星乃に渡した
自「行ってくる!」
炭「気をつけてー!」
炭治郎が心配そうに見送る
自「羅巳。これから御館様に羅巳の事を認めてもらいに行くの。」
羅「………大丈夫かな?」
羅巳が箱から言う
羅「その御館様って、この鬼殺隊をまとめるぐらいの凄い人なんでしょ?鬼が大敵のはず。その鬼がここに来ていいの……?」
自「大丈夫!私が説得するから!」
:到着:
自「だ、誰かいますかぁ〜?」
屋敷へ来たが人がいる気配がない
自「………どうしよっ」
甘「どうしたの?」
蜜璃が後ろから声をかけた
自(びっくりしたぁ……全然気配ないんだけどっ!これが柱……)
甘「御館様に何か用?」
蜜璃がときめいた目で話す
自「は、はい!えっと……」
甘「あ!ごめんね!自己紹介してなかった!私は甘露寺蜜璃!恋柱よ!よろしくね!」
自「よろしくお願いします!」
自星乃がペコりと頭を下げた
甘「まぁ可愛い!」
蜜璃が両手を頬にあてた
甘「あ、御館様よね!おーい!あまね様ー!御館様に用がある隊士がいらっしゃるんですけどー!」
あまねが襖を開けた
あ「恋柱様。何か御用でございますか?」
甘「この子が、御館様に御用があると仰ってるんですけど、御館様はいらっしゃいますでしょうか?」
あまねが自星乃をチラッと見た
あ「分かりました。少々お待ちください」
あまねが部屋を出た
自「あ、ありがとうございます!何から何まで……」
甘「いいの、いいの!いつでも頼ってね♡」
蜜璃がまた頬に手をあてる
御館様が襖を開けて出てきた
耀「僕に用があると言う隊士はどこだい?」
蜜璃がひざまついた
それに気づいた自星乃もひざまつく
甘「お館様。本日はお日柄もよく、お館様におかれましても、益々のご健勝のほどと存じ上げます」
甘(きゃあっ!言えた!お館様にご挨拶…!)
耀「ありがとう、蜜璃」
甘「この隊士さんが、お館様に御用があると仰ってまして…!」
耀「そうかい。ありがとうね、蜜璃。それで、その隊士と言うのは君かい?」
耀哉が自星乃の方を向いた
自「は、はい!空風自星乃と申します!本日は、お館様に認めてもらいたく、お尋ねしました!」
耀「そうかい。その認めてもらいたいと言うのは、何だい?」
自「この箱は禰豆子の箱なんですが、禰豆子は入っていません。禰豆子と違う、鬼が入っています」
甘(えっ!?そうなの!?)
自「この鬼は、人を喰ったことがないんです。少量の血だけでいいんです!なので、この鬼と一緒に、任務へ行きたいんです!お願いします!」
自星乃が頭を下げた
耀「本当に、人を喰わないという証拠はあるかい?」
自「………」
自星乃が黙った
耀「これからも人を喰わないという証拠がなければ、認められないよ」
羅「あるわ!」
羅巳が箱から言った
羅「私自身が喰わなければいいんでしょ?それなら私が証明できるから!私自身が喰わなければいいんだから!」
自「羅巳……」
耀「羅巳と言うのかい。良い名前だね」
羅「…!」
耀「羅巳を認めよう。羅巳の事は、自星乃が世話するんだよ」
自「あ、ありがとうございます!」
それから、お館様と自星乃は、羅巳をこれからどうするか、話し合った。それを見て聞いている蜜璃は戸惑いの連続だったのである…_
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