二次創作小説(紙ほか)
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- ヴァン活〜ヴァンガード活動〜4th season
- 日時: 2020/06/26 07:56
- 名前: クロノスエボル (ID: EmbmWiOV)
Turn 0 これまでのあらすじ
この本によれば、普通の女子校生水波レナ彼女には、ヴァンガードを知らないという秘密があった。しかし、ある時、根絶者に体を乗っ取られた彼女だったが、かもれトライアングルのリーダー十咎ももこの活躍により、元に戻り、根絶者を受け入れた。しかし、次は、七海やちよがリバースし、リバースファイターとして、彼女達に襲いかかった。最後は、梓みふゆに擬態した星骸王者ブラントを環ういが撃退し、七海やちよ1人対秋野かえで、水波レナ、環ういの3対1の変則ファイトで元に戻り、平穏な日常に戻った・・・はずだった。それでは、次回からスタンドアップ・ザ・本編。以上、ヴァン活〜ヴァンガード活動〜シリーズストーリーテラーこと未来の予言者ウォズでした。
- Re: ヴァン活〜ヴァンガード活動〜4th season ( No.1 )
- 日時: 2020/06/24 14:58
- 名前: クロノスエボル (ID: yLuSZds4)
Turn 1 変わった日常
みかづき荘・・・
「ん・・・。」
私、七海やちよはこのみかづき荘の家主だ。ここには、4人の住人と1人の配達者がいる。
「おはよう。」
私はそう言い、リビングに入った。
「おはよう。やちよ。早く座れ。朝飯、作ってっから。」
キッチンから、フェリシアの声が聞こえた。・・・ん?キッチンからフェリシアの声・・・?何で?
「フェリシア、何故、貴方が、朝食を作っているの?いつも、いろはが作っているわよね?」
私は後悔した。この後、フェリシアから信じられない一言が来ることを知っているのに。
「なぁ、やちよ、いろはって、誰?」
そう。フェリシアは、いろはに関する記憶が無くなっているのだ。 私は二葉さんの方を向いた。すると、二葉さんは朝の挨拶代わりと言わんばかりに軽く、頭を下げた。
「フェリシア、いろはのことを知らないってことは、ういちゃんのことも?」
愚問だった。しかし、念のためだ。
「あ?誰だよ?ういって。もう少しで、朝飯、できっから、早く、座れ。つか、パジャマのまんまじゃねぇか。着替えて来いよ。出来たら、呼ぶからよ。」
フェリシアは、ういちゃんのことも記憶にない。もしかして、二葉さんも?
「分かったわ。フェリシア。あ・・・そうだ。着替えに行く前に二葉さん、1つ、聞きたいのだけれど、良い?」
私は二葉さんに聞いた。
「はい。何なりと。」
何処で、知ったのよ、その言葉・・・。
「環いろは、環ういこの2つの名前に聞き覚えは?」
私が聞いたら、二葉さんは首を横に振った。
「分かったわ。ありがとう。」
???
「ガイヤール、ういちゃんから指令を受け取ったわ。」
私、水波レナはカトルナイツを束ねる存在の一人。
「はい。何でしょうか?レナさん。」
この子、いろはやういちゃんのことになると、人1倍、頑張るんだよなぁ・・・。
「ういちゃんは、わたしのお姉ちゃんを探してきて。って言っていたわ。」
大丈夫かな?
「僕なんかが、いろはさんの捜索を!?そんな!恐れ多いです!」
やっぱ、そうなるわよね。
「ガイヤール君。」
ういちゃんに聞かれてたわね・・・
「ういさん。」
ういちゃんを見て、びびってる。
「君にしか、頼めないの。お願い。わたしのお姉ちゃんを探してきて。」
さぁ、どうする?ガイヤール。
「分かりました。このオリビエ・ガイヤール、必ず、ういさんのために、いろはさんを探し出してみます。」
ガイヤールはそう言い、ここを出ていった。
「お願いね。ガイヤール君。」
ういちゃんはそう呟くと、再び、座った。
一方、フェリシア達は、いろはとういのことを思い出した。
次回 青き炎のガイヤール
次回も暑く、ヴァンガード活動!
- Re: ヴァン活〜ヴァンガード活動〜4th season ( No.2 )
- 日時: 2020/06/24 16:16
- 名前: クロノスエボル (ID: CjSVzq4t)
Turn 2 青き炎のガイヤール
???
「うーいちゃん。」
わたしに話し掛けてくる女の子。ラティ・カーティちゃんだ。
「何?ラティちゃん。」
わたしが聞くと、箱からドーナツを1つ、取り出すと、そのドーナツを持った手を突き出した。わたしは思わず、訝しげな顔をしてしまった。わたしの訝しげな顔を見たラティちゃんは笑顔から暗い顔になった。
「うい様、そんな顔をしないでやってください。この子は貴方に、ドーナツをあげたいだけなのですよ。」
わたしにそう話し掛けてくるこの人は、カトルナイツの一人のラウル・セラさん。
「そうなの?ラティちゃん。」
わたしが聞くと、ラティちゃんは暗い顔のまま、頷いた。わたしはそれを見て、ラティちゃんからドーナツを受け取った。すると、ラティちゃんは再び、笑顔になった。
「セラさんも、ごめんね。ラティちゃんのために買ったドーナツを1つ、わたしが貰う形になっちゃって。」
わたしはセラさんに謝罪した。
「いえ。ラティはうい様、貴方の笑顔が見たいと言っていました。」
セラさんは、いつもの笑顔で言った。
一方、神浜市・・・
「はぁ・・・聖域に帰る道、どっちだったっけ?」
私の名前は環いろは。ガイヤール達カトルナイツを束ねる存在の一人。・・・なんだけど、方向音痴なせいで、聖域に帰る道を忘れてしまった。
「いろはさん!」
え・・・嘘・・・何で神浜にこの子がいるの?
「ガイヤール!?何で君が!?」
私は驚いてしまった。
「何で君が!?と言われても、ういさんからいろはさんを探してきて。と言われましたので。」
うい・・・。
「いろは!やっと、見つけたわ!」
え・・・この声・・・まさか・・・
「いろはさん、僕の後ろに。」
ガイヤール・・・
「貴方は?」
やちよさん、知らないのかな?
「初めまして。七海やちよさん。僕の名前はオリビエ・ガイヤール。いろはさんとういさんを守る盾です。」
ちょ・・・!ガイヤール!?がい・・・ガイヤール!?何言っちゃってるの!?この子!?私はそう思い、思わず、ガイヤールの頭にチョップをしてしまった。
「あ痛!いろはさん、何するんですか!?」
何するんですかって、白昼堂々と恥ずかしいこと、言わないでよ!
「がい・・・ガイヤール!は・・・白昼堂々と恥ずかしいこと、言わないでよ!」
私はそう言い、再び、ガイヤールの後ろに隠れた。
「いろはとういちゃんを守る盾ですって?悪いけど、いろはとういちゃんは返して貰うわ。」
やちよさん、必至だなぁ。
「七海やちよさん貴女に、お願いがあり、今日は、この神浜に出向きました。」
ガイヤール・・・嘘の癖がスゴい・・・。
「お願い?何かしら?」
やちよさんは、いつものクールな態度で、聞いた。
「いろはさんとういさんのことを忘れていただきたい。」
が・・・ガイヤール・・・?
「悪いけど、答えはNOよ。」
やちよさんも。
「ほう、いろはさんとういさんのことを忘れないと言うのですね。なら、いろはさん、あれをお願いします。」
ガイヤール・・・。
「いろは・・・。」
ごめんなさい。
「やちよさん、ごめんなさい。」
私は魔法少女衣装に姿を変えた。そして、クロスボウを空に向け、矢を放った。
「ライト・アロー・プリズン!ガイヤール!貴方のプリズンもお願い!」
私がそうガイヤールに言うと、ガイヤールは、頷き、指輪に口を付け、青い炎を出した。
「ホーリー・プロミネンス・プリズン!」
私のライト・アロー・プリズンとガイヤールのホーリー・プロミネンス・プリズンが合わさった。
「「ホーリー・ライト・プロミネンス・アロー・プリズン!」」
やちよさんは案の定、驚いている。
「さぁ、始めましょう。七海やちよさん。」
ガイヤールはそう言い、自分のデッキを置いた。
「え・・・えぇ、そうね。」
いよいよだ。いよいよ、ガイヤールとやちよさんのファイトが始まる。
次回 やちよVSガイヤール
次回も暑く、ヴァンガード活動!
- Re: ヴァン活〜ヴァンガード活動〜4th season ( No.3 )
- 日時: 2020/06/26 15:53
- 名前: クロノスエボル (ID: sCSrO6lk)
Turn3 やちよVSガイヤール
「そうだ。忘れるところでした。」
ガイヤールはそう言い、バッグから、色紙とペンを取り出した。
「ガイヤール、君、何してんの?」
私はガイヤールに聞いた。
「ラティから言われたんです。もし、七海やちよさんに会ったら、サインを貰って来て。と。」
ラティが?
「オリビエ・ガイヤール・・・だったかしら?ひょっとして、そのラティって子私のファン?」
いや、やちよさん、勘鋭すぎでしょ。
「えぇ、そうです。」
そうだったんだ。
「サイン・・・だったかしら?待ってね。今、するわ。」
やちよさんはそう言い、ガイヤールの手から色紙とペンを受け取るとサインを書き、サインを書き終えると色紙とペンをガイヤールに返した。
「ありがとうございます。では、早速。」
忘れてた。
「そうね。やりましょう。」
やちよさんもやる気満々。
「「スタンドアップ!」」
始まった。正確なことを言えば、やちよさんとガイヤールがファーストヴァンガードをオープンした。
「ザ」
やちよさん。ういを救うため、無理をして、キャラを作ってるのかな?
「ル」
ガイヤールは、ルなんだ。
「「ヴァンガード!」」
始まった。やちよさんとガイヤールのファイトが。
Aパート終了Bパートに続く。
情況 ガイヤールのダメージゾーン5、やちよのダメージゾーン5
ガイヤールのヴァンガード 不動の解放者カレティクス、やちよのヴァンガード 日輪の女神アマテラス ガイヤールのターン。
「僕のターン。スタンド・アンド・ドロー。ライド!解放者モナーク・サンクチュアリ・アルフレッド!」
ういがみふゆさんに擬態した遊星骸王者ブラントとやちよさんとの闘いで使った、モナーク。
「モナーク・サンクチュアリ・アルフレッド!リミットブレイク!リベレイトザ・ロック!」
これで、ガイヤールのリアガードは全部、山札に戻った。そして、リアガードに新しく、5枚カードが置かれた。そして、最後の1枚に、やちよさんは、驚愕している。
「嘘・・・ブラスター・ブレード・解放者じゃない・・・ですって!?」
そう。ガイヤールが左上のリアガードに置いたカードがブラスター・ブレード・解放者じゃないのだ。
「ご名答です。七海やちよさん。左上のリアガードに置かれたコイツは、僕の分身。その名も青き炎の解放者パーシヴァル!」
あぁ・・・なるほど。だから、青き炎のガイヤールか。
「カレティクスの攻撃。マロンのブースト。」
驚愕しているやちよさんを横目に攻撃すな!
「ガード!ロゼンジメイガス!」
やちよさん。
「次だ。ブルーノのブースト。アルフレッド!」
容赦無さすぎでしょ。この子。
「ガード!ロゼンジメイガス!」
またか。
「ツインドライブ。二枚とも、ドロートリガー。パワープラス10000をパーシヴァル!2枚ドロー。パーシヴァル!マロンのブースト。」
合計28000。
「ノーガード。」
これで、やちよさんのダメージは6。
「やちよさん。」
私はやちよさんに声をかけた。
「いろは・・・。」
私はやちよさんに優しい笑顔を見せた後、冷たく、声をかけた。
「貴方の負けです。」
私はそう言い、ガイヤールを見た。ガイヤールは頷いた。
「いろはさんも一緒に。」
ガイヤールは優しい声色で私に言った。私は頷いた。
「ういの」
「ういさんの」
「「眠りを妨げようとする罪人よ!」」
「貫かれ」
「はぜろ」
「「ジャッジメント!」」
私達がそう言うと、青い炎を纏った矢が、やちよさんの周りに降り注がれた。
嘘・・・。あ・・・熱い・・・。
「熱いですか?七海やちよさん。しかし、本当に熱いだけですか?」
え・・・な・・・何で・・・?痛みも!?
「これが僕といろはさんのジャッジメントです。僕の炎といろはさんの矢この2つで、貴女に裁きを下す。」
嘘・・・。そんな・・・。
「それでは、さようなら。僕達は失礼します。これを機に、いろはさんとういさんのことを追い掛けるのは、止めてください。それと、サイン、ありがとうございます。」
ガイヤールはそう言うと、私の手を引き、この場を去った。
「ま・・・待って・・・い・・・ろ・・・は・・・。」
最後に私の耳に届いたのは、やちよさんが倒れた音だった。
「ごめんなさい・・・やちよさん。」
私はやちよさんに小声で謝った。
次回 鋼のネーヴ
次回も熱く、ヴァンガード活動!
- Re: ヴァン活〜ヴァンガード活動〜4th season ( No.4 )
- 日時: 2020/07/25 19:42
- 名前: クロノスエボル (ID: VpfXouOp)
この回は、キャラ崩壊シーンがあります。ご注意ください。
Turn4 鋼のネーヴ
???
「ん・・・歌・・・?」
俺の名は、フィリップ・ネーヴ。カトルナイツの一人だ。今は朝の4時。にも関わらず、誰かが歌を歌っている。俺は床から出て、我らカトルナイツがいつも集まる場所に足を運んだ。歌はそこから聞こえている。
「おい。歌を歌っているそこのお前、今、何時だと思っている?まだ、朝の4時だ。他の者が起きたら、どうする?迷惑だと思わんのか?」
俺は、歌を歌っている者に声をかけた。その時は、知らなかった。歌を歌っているのが、我らカトルナイツの主であることに。
「あ・・・。ごめんなさい。綺麗な光だったので、つい。」
歌を歌っていた者が歌うのを止め、振り向いた。その時俺は後悔した。何故この方にお前と言ってしまったのだ。と。振り向いたその者は、小柄で、人懐っこい笑顔を見せた。そう。我らカトルナイツの主の環うい殿だった。
「な!?う・・・うい殿!?まさか・・・今の歌声は、うい殿だったのですか!?」
気付くのが遅かった。
「うん。さっき、ネーヴさんの言ってた歌を歌っているそこのお前っていうのは、わたしだよ。」
しまった。うい殿は、少し、お怒りだ。
「申し訳、ありません。うい殿。うい殿が歌っていると知らず、歌を歌っているそこのお前と言ってしまい。」
俺は頭を下げ、謝罪をした。うい殿は、笑顔を見せ、背伸びをし、俺の肩に手を置いた。
「大丈夫だよ。ネーヴさん。4時に歌ってたわたしが悪いんだもん。注意されて当然だよ。」
この方は、なんとお優しいのだ。
「ではうい殿、俺は床に戻ります。お休みなさいませ。」
俺はそう言い、うい殿に背を見せた。
「うん。お休み。ネーヴさん。」
そして、朝6時
「あっはははははは!」
笑っているのは、仲間のラティ・カーティだ。
「そんなに笑わずともよいではないか。」
俺は爆笑しているラティに言った。
「イヤー・・・ごめん。ごめん。まさか、ネーヴ、ういちゃんをお前呼ばわりなんて・・・。」
ラティは笑いすぎて出てきた涙を指で拭った。コイツ・・・完璧に、面白がっている。
「しかし、ういさんの歌、僕の寝室にも聞こえた。綺麗な歌声だった。」
ガイヤールは、うむ。相変わらずだな。
「私の寝室にもうい様の歌声は聞こえました。ガイヤールの言う通り、綺麗な歌声でした。ところで、うい様、お1つ、お聞きしたい案件があります。よろしいでしょうか?」
セラ・・・。
「んー?なーに?セラさん?」
可愛すぎないか!?我等が主は!
「いろは様はどちらへ?」
確かに、言われてみれば、いろは殿のお姿がお見えにならない。
「はぁ・・・またか。」
ガイヤールからため息が聞こえた。
「ガイヤール、またか。とは、どういうことなのだ?」
俺は、試しに、聞いてみた。
「これは、僕がいろはさんと共に、この聖域に戻ってきた時の夜の事だ。」
回想・・・
「ただいま、戻りました。ういさん、レナさん。」
「あ、お帰り。ガイヤール君。あれ?お姉ちゃん?」
「ただ今・・・。うい。」
回想終了・・・
「何やら、いろはさんは、自分が七海やちよにしたことが正しいか分からない。そうおっしゃっていた。」
いろは殿はうい殿と同じく、お優しいお方だ。
「ねぇ、ねぇ、ガイヤール、七海やちよからサインは貰ってきた?」
コイツ・・・!話の腰を・・・!
「あ?あぁ、貰ってきたよ。ほら。」
コイツもコイツで・・・。
「わーい!ありがとう!ガイヤール!」
喜んでいる。
「ネーヴさん、わたしのお姉ちゃん、環いろはを探してきて。」
うい殿のご指示とあらば・・・!
「かしこまりました。うい殿。このフィリップ・ネーヴ。いろは殿を探しに行ってきます。」
俺はそう言って、聖域を出た。
神浜・・・
「はぁ・・・どうしよう・・・また、迷っちゃった・・・。そろそろ、ラティかセラかネーヴかガイヤールに付いてきて貰おうかな?」
私、環いろはは、再び、神浜で道に迷っていた。
「ももこちゃん!居たよ!いろはちゃん!」
え・・・ちょ・・・待って・・・この声・・・まさか・・・。
「でかした!かえで!」
うそ・・・こんなところで・・・。
「さーて、いろはちゃん。見付けたよ。」
ももこさんとかえでちゃん!?
「いろは殿!」
助かった・・・。
「ネーヴ!私を迎えに来るのが、遅い!」
私は、笑顔で言った。
「申し訳ありません。」
ネーヴは私に頭を下げた。
「貴方は?」
かえでちゃんが聞いた。
「俺はフィリップ・ネーヴ。カトルナイツの一人。うい殿といろは殿を忘れていただこう。秋野かえで、十咎ももこ。」
カトルナイツを束ねる者として、言うのは、なんだけど、何で、カトルナイツって、ド直球で、私とういのことを忘れさせようとするんだろう?キュゥべぇの言葉を借りるとしたら、訳が分からないよ。ってやつだ。
「あ・・・貴方達、カトルナイツが何者達のお集まりの組織なのかは、ぞ・・・存じ上げませんが、いろはちゃんとういちゃんのことを忘れろって言われ、はい。そうですか。分かりました。忘れます。って、私達が言うと思いますか?」
かえでちゃん・・・。
「フッ。思わんな。故に、力ずくで忘れてもらう!」
出た。悪役が言いそうなセリフ。力ずく。
「はぁ・・・。力ずく、力ずくって言ってますが、はっきりと聞きますが、貴方は、ゴリラですか?」
フッ・・・!ご・・・ゴリラって・・・。
「はぁ!?」
あ・・・。
「だーれがゴリラじゃ!?誰が!?」
ネーヴ・・・キャラが崩壊し始めた・・・。
「いや、貴方です。」
ちょ・・・待って・・・かえでちゃん・・・流石に、笑いをこらえるの、難しい・・・。
「はぁ!?」
ネーヴも止めて・・・。腹筋が崩壊しちゃう・・・。
「く・・・。ふふ・・・。二人で、ゴリラ漫才出来るかも・・・ふふふ・・・。」
しまった・・・声に出ちゃった・・・。
「い・ろ・は・ど・のー!?誰がゴリラですか!?誰が!?」
だ・・・だから・・・。そ・・・。それ・・・止めて・・・。
「いや、貴方が。」
か・・・かえでちゃん・・・。つ・・・。追撃しないであげて・・・。
「はぁ!?」
ちょ・・・ね・・・ネーヴもネーヴで、空気がはち切れちゃう程のガチトーンの『はぁ!?』は止めて・・・。本当に腹筋が崩壊しちゃう・・・。
「1つ、聞きますが、貴方、前世はゴリラでしたか?」
ぶふ・・・!ちょ・・・かえでちゃん・・・な・・・何で・・・ネーヴの前世が・・・ゴリラ・・・?
「はぁ!?」
ちょ・・・ネーヴ・・・だから・・・それ・・・止めて・・・。腹筋が崩壊しちゃうから・・・。
「ひょっとして、貴方の二つ名って、ゴリラのネーヴですか?」
ブッフォ・・・!ご・・・ゴリラのネーヴって・・・。
「だから、だーれがゴリラじゃ!?誰が!?」
ブッフォ!だ・・・だから・・・ネーヴ・・・。
「ゴリラのネーヴ・・・。」
ヤバイ・・・。声が出ちゃった・・・
「い・ろ・は・ど・のー!?俺は、ゴリラのネーヴではありません!鋼のネーヴです!」
だよね。
「え?鋼ゴリラのネーヴ?」
ブッフォァー!は・・・鋼ゴリラのネーヴって・・・。
「いろは殿、先程から、笑いをこらえているのが、バレバレです。」
あ・・・バレちゃってた・・・。
「ご・・・ごめん・・・。」
私は、ネーヴに謝った。
「ファイトですよね。鋼ゴリラのネーヴさん。」
かえでちゃん・・・。
「ふふ・・・。」
笑いが出ちゃった・・・。
「ゴリラは要らん!あぁ。いろは殿。貴女のプリズンを。」
やっとだ・・・。
「ふふ・・・。う・・・うん・・・ふふふ・・・。」
ヤバイ・・・鋼ゴリラのネーヴがツボにはまった・・・。私は、笑いながらも、魔法少女衣装に変身した。
「ら・・・ふふふ・・・ライト・アロー・プリズン・・・!」
私は、笑いながらも、私自身のプリズンを展開した。
「スティール・ウォール・プリズン!」
こうして、私とネーヴのプリズンが合体した。
「「ライト・スティール・アロー・ウォール・プリズン!」」
次回 かえでVSネーヴ
次回も熱く、ヴァンガード活動!
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