二次創作小説(紙ほか)
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- フロイドに監禁された話2
- 日時: 2020/09/17 15:30
- 名前: みるくてぃーともも (ID: OXQEO.ex)
「…あ」
私はふと、体を動かそうと試みる。
「え…?動かない…?」
私はさあっと青くなると、天井を見つめる。
「此処は何処?」
私は見知らぬ場所にいた。
体は動かないが、
目は開けている感覚があり、周りはうっすらと見える気がした。
きょろきょろと感覚が周りを見る。
フロイドが居ない。
監禁されてたはずなのに。
なにこれ…病院?
私は身の回りを見回すと、病院と言う事を確信した。
ガラガラガラ…
ドアが開く。そこには、
「…ジェイド?」
感覚でしかわからないが、これはジェイドだ。
体が動かなくても、感覚は確かだ。
ジェイドは無表情のまま。
暫く沈黙が流れるが、ゆっくりと足跡が近づく音が聞こえた。
ジェイドは私が寝てるベッドの横に座る。
「…?」
なんだか息が近い様な気がした。
感覚は目を開けると、ジェイドは
私にキスをしてきた。
それと同時に、この病室の外から声が聞こえる。
どこか荒々しい声が病院内に響く。
それと同時に、壊れている機械音が響く。
ピピピ…ザーザー
「きゃーーーっ!」
と言う悲鳴も。
ベチョッと言う音も聞こえる。
病室のドアにその''音が付く''。
赤い液体…血だった。
感覚でしか見えないが、確かに血そのものだった。
キスが終わると、悲鳴も続き続きに止む。
「?」
私は少し不気味に思ったが、ジェイドが喋りだす。
「あなたは今から''僕の物''です。」
そういうと、ドアから出て行った。
その直後、ゴンっと痛々しい音が響く。
私はそれに反応する様に、体が震える。
ドアに素手が見えた。
ただ、白い手袋に腕を掴まれ、手は動かせない様。
声が漏れていて、喋り声が聞こえるようになった。
「フロイド、話をしましょう。」
「な〜に〜ジェイド〜」
「僕に監督生さんをください」
そう言うと、フロイドが怒ったような気がした。
「え?なんで〜」
痛々しい音はまだ続く。
「監督生さんをあんなにまでにしたのはあなたでしょう?」
痛々しい音は、喋るとなる。
「そうだけどさぁ〜小エビちゃん、金魚ちゃんとかと喋るんだよ?」
ジェイドはドアを開けた。
私はもちろん体勢を変えられない。
でも、ジェイドは何かを思い付いたかのようにこちらによる。
痛々しい音は止まない。
ついに私は血を吐き出してしまった。
「ゲホッゲホッ…うぅ…」
私はベッドから滑り落ちると、床に倒れた。
でも、体は動く気がした。
目を開けたが、無事にどうにか開いた。
口も開くし、目も開くなら…と思いながら、立とうとする。
ベットを使ってどうにか立とうと試みる。
「よい…しょっ」
どうにか立てた。
私はリーチ兄弟が喧嘩をしている間に病室を出ようとしたが…
- Re: フロイドに監禁された話3 ( No.1 )
- 日時: 2020/09/28 22:32
- 名前: みるくてぃーともも (ID: OXQEO.ex)
グイッ
「!?」
私は手を掴まれ、ふと手を見る。
黒い手袋。ジェイドだった。
「なんのつもりですか...」
私は精一杯声を出したが、今にも消えそうな声しか出なかった。
「...」
静まった病室に、
パァンッ!
と音がなる。
「...?」
私は自分の手を見る。
赤くなっている。
ヒリヒリするが咄嗟に我慢し、ジェイド先輩に手を持たれ、病室の床を引き摺られる。
「話を聞いてください。監督せ...いや、"カイ"」
?
私はハテナマークを浮かべたが、話はすぐに始まる。考えるのはやめ、話に耳を傾ける。
「貴方はある日、監禁部屋で寝ていました。フロイドが帰ってきた時、貴方はこう言いました。『リドル寮長おはようございます』って」
「フロイドは癪に障り、貴方を椅子で叩きました。」
私はざっと今の流れを考えてみると、私はかなり寝込んでいたのが分かる。
「...」
私は疑問が浮かぶ。
ジェイドには監禁の事を隠しているのに何故知っているのか。
「あ」
私はあることに気づく。
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