二次創作小説(紙ほか)
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ポケモン新無印 特別編第2弾
- 日時: 2020/12/19 21:44
- 名前: 炎のストライカー (ID: mahJIOAd)
こんばんわ、炎のストライカーです。
前回書いた作品から1週間になりますが、今回はつい最近に放送された回の続きとして書かさせていただきますのでよろしくお願いします。正直、つい最近に放送された回は登場した人物の数が少なかったり、優勝したきっかけを作ってくれたヨクバリスが出ていなかったなどと不満に思っている方も少なくはないと思いますが、脚本家の方も頑張っていたので出来ればその補完できなかった部分を私が書いていく形で皆さんを満足させていただければ幸いです。後日談の方も用意させてもらいますのでそちらの方もよろしくお願いします。
さて、また前置きが長くなってしまいましたが始めさせていただきます。
―あらすじ―
クチバシティで行われたポケモン大食い大会に参加し、見事優勝したゴウ。優勝賞品であるイッシュ地方のグルメツアーのチケットを手に入れたサトシとゴウは早速翌日にイッシュ地方へと向かった。そして、イッシュ地方に降り立ち、高層ビルなどが立ち並ぶ大都会であるヒウンシティに到着したサトシたちはそれぞれルカリオとエースバーンを出し、2人と3匹によるグルメツアー巡りを始めた。しかし、そんなサトシたちをよそに先回りしていたコジロウたちロケット団の姿があった―。
―ヒウンシティ―
サトシ「またまた来ましたイッシュ地方!!」
ゴウ「ここが大都会であるヒウンシティか・・・・・」
サトシ「あ、そっか! ゴウはヒウンシティに来るのは初めてだよな?」
ゴウ「うん、想像していたよりも凄い迫力・・・・!!」
サトシ「ゴウ、チケットは持っているか?」
ゴウ「ああ、ここにあるよ!」ゴソゴソ
ゴウ「じゃーん!!」スッ
サトシ「おお!」
ゴウ「ポケモン大食い大会の優勝賞品であるグルメツアーチケット!!」
ゴウ「これがあればどのお店でも無料で食べ放題できるんだ!」
ゴウ「でも・・・・・本当はヨクバリスも連れてきたかったんだよね」
サトシ「あ、そっか・・・・・・・」
サトシ「ヨクバリス・・・・ゴウのために無理してたもんな」
ピカチュウ「ピーカ・・・・・」
ゴウ「うん、ヨクバリスが頑張ってくれたおかげでこうして俺たちはチケットを持ってここにいる」
ゴウ「でも・・・・・・」
サトシ「なら、ヨクバリスのためにも思う存分に楽しもうぜ!」
ゴウ「え?」
サトシ「俺たちがこうしてグルメツアー巡りが出来てるのもヨクバリスのおかげだ」
サトシ「でも、そのヨクバリスが頑張って手に入れたチケットを使わないとゴウのためだけじゃなくてヨクバリスのためにもならないんだぞ!」
ゴウ「サトシ・・・・・」
サトシ「ヨクバリスが来れないのは俺だってつらいよ・・・・・・でも、そのヨクバリスの頑張りを無駄にしないためにも俺たちができることは思う存分に楽しむことだ!!」
サトシ「だから、ヨクバリスの分まで思う存分に楽しもうぜ、ゴウ!!」グッ
ピカチュウ「ピカチュウ!!」
ゴウ「・・・・・・・」
ゴウ「そうだな・・・・ヨクバリスの分まで思う存分に楽しもう!! そして、ヨクバリスや他の皆のためにもお土産をたくさん買って行こう!!」グッ!
サトシ「ああ、そうしよう!!」
ピカチュウ「ピカピカ!!」
サトシ「よーし、それじゃあ・・・・・・」スッ
サトシ「出てこい、ルカリオ!!」
ポ―ン!
ルカリオ「ヴァウ!」
ゴウ「お前も出てこい、エースバーン!!」スッ
ポ―ン!
エースバーン「バーン!!」
サトシ「皆お腹の準備は出来てるか?」
サトシ「それじゃあ、グルメツアー巡りに向けて!」
サトシ・ゴウ「レッツゴー!!」
ピカチュウ「お―――う!」
エースバーン「よし、行くぞルカリオ!」バン! バン!
ルカリオ「い、痛い!!」
ルカリオ「・・・・・・・」
―ヒウンシティ 広場―
ムサシ「あーあ・・・・・あんまり客が来ないわね」
コジロウ「仕方ないさ・・・・まさかここまで人が少ないとは思わなかったんだから」
ソーナンス「ソーナンス!」
ムサシ「はぁ・・・・それより、ジャリボーイたちはどこにいるんだろうね?」
コジロウ「ここに来ているのは間違いないんだけどな・・・・・」
コジロウ「この間の大食い大会の優勝賞品がイッシュ地方グルメツアーのチケットだったから大都会であるここならあいつらも飛び付いているだろうし・・・・」
ニャース「フッフッフ」
ムサシ・コジロウ「!!」
ニャース「そんなに心配しニャくても大丈夫だニャ」
コジロウ「どういうことだ、ニャース?」
ニャース「今度こそ、ピカチュウを手に入れるためにとっておきのものを用意したのニャ」
ムサシ・コジロウ「とっておきのもの??」
ニャース「そうニャ、そのとっておきのものとは・・・・・・」スッ
ニャース「これなのニャ!!」バッ
ムサシ・コジロウ「!!」
ピカチュウ「・・・・・・」
ムサシ「え、それって・・・・・ピカチュウ!?」
コジロウ「ピカチュウがとっておきのものなのか!?」
ニャース「まぁまぁ・・・・最後まで説明を聞くのニャ」
ニャース「確かに、ニャーが用意したのはピカチュウなのニャ」
ニャース「しかし、ただのピカチュウじゃないのニャ」
ムサシ「ただのピカチュウじゃない?」
ニャース「何を隠そうこのピカチュウは・・・・・!!」ポン!
ピカチュウ「・・・・・・」ヴォオオン
スタ スタ
ムサシ・コジロウ「!! 動いた!!??」
ニャース「姿だけじゃニャく、重さも動きも本物とそっくりに再現してあるのニャ!」
ムサシ「え、本物と!?」
ムサシ「・・・・・・」スッ
ムサシ「! ホントだ、重さも同じだわ!!」
コジロウ「凄いじゃないか、ニャース!!」
ヒカチュウ「ヒカチュウ!」
ムサシ・コジロウ「!! 鳴いた!!」
ニャース「・・・・・・」
ヒカチュウ「ヒカヒカ!!」
ムサシ「あれ? このピカチュウ鳴き方おかしくない?」
コジロウ「え?」
ヒカチュウ「ヒカチュウ!」
コジロウ「! あれ、こいつヒカチュウって言っているぞ・・・・・」
ヒカチュウ「ヒカチュウ!」
コジロウ「ほら、完全に言ってるぞヒカチュウって!!」
ムサシ「ちょっと、どういうことよニャース!?」
ニャース「実は・・・・・姿とかまでは再現できたんニャけど、肝心な鳴き声だけは上手く再現できなかったのニャ」
ムサシ「えっ?」
コジロウ「だからヒカチュウなのか・・・・」
ニャース「面目ニャい・・・・・・・」
ムサシ「ま、まぁ・・・・・声はともかく、後の方は完璧よ!」
コジロウ「ああ、これなら今度こそピカチュウをゲットできるぞ!」
コジロウ「偉いぞ、ニャース!!」
ソーナンス「ソーナンス!」
ニャース「あ、ありがとうなのニャ・・・・・!」
サトシ「あ、ここだここだ!」
サトシ「すみませーん!!」
ムサシ「はーい!」
ムサシ「! げっ・・・・・!!」
サトシ「え?」
ムサシ「(ジャ、ジャリボーイ!!)」
コジロウたち「!!」
ゴウ「?」
サトシ「あの・・・・・どうかしましたか?」
ムサシ「あ、いえいえ何でもありません!!」
ムサシ「いらっしゃいませー、ご注文は?」
サトシ「ヒウンアイスを下さい!」
ゴウ「2つお願いします!」
ムサシ「はいはい!」
ゴウ「あ、エースバーンもいるか?」
エースバーン「バーン!」
ゴウ「すいません、3つでお願いします!」
ムサシ「はいはい、ヒウンアイスを3つですね!」
ゴウ「あと、これをお願いします!」スッ
ムサシ「グルメツアーのチケットですね!」
ムサシ「・・・・・・・」
ムサシ「はい、大丈夫です!」スッ
ゴウ「ありがとうございます!」
―数分後―
ムサシ「はい、お待たせしました!」スッ
サトシ「わー!」
ゴウ「これがヒウンアイスかー!」
ゴウ「はい、エースバーン!」スッ
エースバーン「バーン!」スッ
ムサシ「あ、それと・・・・特別にもう一つサービスしときましたよ!」スッ
サトシ「え、良いんですか!?」
サトシ「ありがとうございます!」スッ
ゴウ「俺とエースバーンはいいよ」
サトシ「じゃあ、俺が食べるな!」
ルカリオ「・・・・・・・」
サトシ「あ、ルカリオも食べるよな?」
ルカリオ「! ヴァウ!」
スタ スタ
サトシ「あれ、いらないのか?」
エースバーン「もぐもぐ」
エースバーン「おーい、ルカリオ!」
タタタタ
エースバーン「食べてみろよ、おいしいぞ!」
ルカリオ「・・・・・・いらない」
エースバーン「遠慮するなよ!」スッ
ルカリオ「!」ベチャ
エースバーン「あ・・・・・」
エースバーン「わ、悪い・・・・・」
ルカリオ「・・・・・・・ふん!」
スタ スタ
エースバーン「何であんなに怒っているんだ?」
ピカチュウ「ルカリオ・・・・・・」
―続く―
- Re: ポケモン新無印 特別編第2弾 ( No.1 )
- 日時: 2020/12/17 00:37
- 名前: 炎のストライカー (ID: mahJIOAd)
こんばんわ、炎のストライカーです。
更新が遅れてすみません、続きを書きますのでよろしくお願いします。
―ヒウンシティ 広場―
サトシ「うわ――! うっまそう――!!」
ゴウ「凄いボリュームだ!」
サトシ「じゃあ、いっただっきまーす!!」
サトシ「あむっ!」
サトシ「・・・・・・うめえ――――!!」
ピカチュウ「ピカ――・・・・・」
ピカチュウ「ピ―カ!」
サトシ「あ、わかったわかった! ちょっと待ってろピカチュウ!」
エースバーン「もぐもぐ」
エースバーン「・・・・・」ゴクン
エースバーン「はぁ・・・・うまかった―!」
エースバーン「ん?」
ルカリオ「・・・・・・・」
エースバーン「・・・・・・・」
スタ スタ
エースバーン「ほら、ルカリオ!」スッ
ルカリオ「!」
エースバーン「このヒウンアイスは中々美味いぞ! 食べてみろよ!」
ルカリオ「さっきも言ったが・・・・・俺はいらない」
エースバーン「どうしていらないんだよ?」
ルカリオ「・・・・・・」
エースバーン「こんなにおいしいのを食べないなんてもったいないぞ!」
エースバーン「少しだけでも良いから食べてみろよ!」スッ
ルカリオ「・・・・・・」ブチッ
ルカリオ「しつこい!!」スッ
バン!
エースバーン「!」
ベチャ!
ルカリオ「・・・・・・・」
エースバーン「な、何すんだよ! せっかく、サトシがお前のために買ってくれたのに!!」
ルカリオ「お前がしつこくするから悪いんだ」
エースバーン「何だと! 俺はルカリオのために・・・・・!!」
ルカリオ「それがお節介だと言っているんだ!!」
エースバーン「・・・・・・」
ルカリオ「・・・・・・・」
エースバーン「そうかよ・・・・じゃあ、勝手にしろ!!」
ルカリオ「ああ、そうさせてもらう!」
エースバーン、ルカリオ「・・・・・・ふん!!」
スタ スタ
サトシ「美味いな、ヒウンアイス!」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
ゴウ「おい、サトシ手がベタベタじゃないか・・・・」
サトシ「え? あ、本当だ!」
ゴウ「近くに水道があるから洗って来いよ」
サトシ「ああ、わかった! ちょっと行ってくるから!」
サトシ「これを頼む」スッ
ゴウ「・・・・・・」スッ
タタタタ
ゴウ「はぁ・・・・・・」
ガサガサ
ニャース「しめしめ、ジャリボーイが離れたニャ」
コジロウ「今のうちにこのほぼほぼピカチュウを本物のピカチュウとすり替えれば・・・・」
ムサシ「ピカチュウはあたしたちの物になるわけね」
ソーナンス「ソーナンス・・・・・・」
コジロウ「それじゃあ、早速・・・・・」スッ
ヒカチュウ「・・・・・・・」
ピカチュウ「もぐもぐ」
コジロウ「よし、あとは本物のピカチュウを・・・・・・」スッ
ゴウ「あ――――!!」
コジロウたち「!!!!」
ムサシ「ま、まさか!?」
コジロウ「バレたのか!?」
ニャース「早くも作戦が失敗かニャ!?」
ソーナンス「ソーナンス!?」
ゴウ「ヒウンアイスがどんどん溶けてきてる! サトシの奴、何してるんだ!?」
タタタタ
ピカチュウ「ピカ?」
コジロウたち「・・・・・・・」
ニャース「た、助かったのニャ・・・・」
ムサシ「危なかったわね・・・・・・」
コジロウ「てっきり、バレたのかと思ったぜ・・・・・」
ソーナンス「ソーナンス・・・・・」
コジロウ「でも、これでジャリボーイが二人とも離れたぜ!」
ムサシ「今がピカチュウを手に入れるチャンスよ!」
ヒカチュウ「・・・・・・・」
ピカチュウ「あれ?」
ピカチュウ「君は誰?」
ヒカチュウ「ヒカチュウ!」
ピカチュウ「君もピカチュウなんだ!」
ピカチュウ「一緒に遊ぼう!!」
ザッ
タタタタ
ヒカチュウ「ヒカチュウ!」
コジロウ「お、動いたぞ!」
ムサシ「ニャース、やっちゃって!」
ニャース「こんな時のために用意しておいたこのビヨビヨーンで・・・・!!」ガチャ
ピカチュウ「あはははは!」
ヒカチュウ「ヒカヒカ!」
ムサシ「あれ、どっちがピカチュウ?」
コジロウ「姿まで似ているからわからないぞ」
ニャース「鳴き声ニャ・・・・・鳴き声を聞くのニャ!」
コジロウたち「・・・・・・・・」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
ヒカチュウ「ヒカチュウ!」
コジロウ「! あれか!?」
ムサシ「たぶん、あれがピカチュウよ!」
ニャース「食らうのニャ!」ガチャ
ブォオオオン!
バン!
ピカチュウ「!」
ムサシ「今よ!」
タタタタ
ダ――――!!!
ピカチュウ「あれ?」
ピカチュウ「行っちゃった・・・・・・・・」
エースバーン「・・・・・・・・」
エースバーン「ルカリオ・・・・・」
ダ――――!!!
エースバーン「ん?」
ヒカチュウ「・・・・・」
エースバーン「!」
タタタタ
ルカリオ「・・・・・・」
エースバーン「待て―――!!」
ルカリオ「! 何だ!?」
タタタタ
ムサシ「やった、ピカチュウゲットよ!」
コジロウ「上手くいったな!」
ニャース「作戦成功ニャ!」
ソーナンス「ソーナンス!」
タタタタ
エースバーン「待て―――!!」
コジロウたち「!!!」
ムサシ「ちょ、何か追っかけてきたわよ!?」
コジロウ「何だあれ!?」
タタタタ
ルカリオ「エースバーン!」
エースバーン「ルカリオ!」
ルカリオ「どうしたんだ!?」
エースバーン「ピカチュウがあいつらに攫われたんだ!!」
ルカリオ「何!? あいつらは・・・・・ロケット団!!」
ルカリオ「なぜ、あいつらがここに・・・・・」
ルカリオ「とにかく、ピカチュウを助けるぞ!」
エースバーン「ああ!」
コジロウ「! もう一匹増えたぞ!!」
ムサシ「何なのよあいつら!」
ニャース「いずれにしてもこのままじゃ追いつかれるのニャ!」
ニャース「これでも食らうのニャ!」ガチャ
ブォオオオン!
エースバーン、ルカリオ「!!」
バン!
ジャ―――!!
サトシ「ふぅ・・・・・」
ゴウ「中々戻って来ないから心配したんだぞ」スッ
サトシ「ははは、悪い悪い!」スッ
サトシ「もぐもぐ」
サトシ「それで・・・・・今度は何を食べる?」
ゴウ「そうだな―・・・・・・」
ゴウ「あれ?」
ゴウ「エースバーンとルカリオは?」
サトシ「そういえば・・・・・いないな―・・・・・・」
サトシ「どこに行ったんだろう?」
ダ――――!!!
タタタタ
エースバーン、ルカリオ「・・・・・・」
エースバーン「何で・・・・・」
ルカリオ「何で・・・・・」
エースバーン、ルカリオ「何でこうなった――――!!」
ルカリオ「おい、離れて歩けよ!」
エースバーン「そっちこそ、離れて歩けよな!」
ムサシ「ちょっと、まだ追っかけてくるわよ・・・・・」
コジロウ「何やってるんだニャース・・・・・」
ニャース「ありゃりゃ・・・・どうやら今ので弾切れなのニャ」
エースバーン「(この状態のままじゃ・・・・)」
ルカリオ「(思うように動けない・・・・・)」
エースバーン、ルカリオ「!!」
ビヨ――――ン!
エースバーン「進まない!?」
ルカリオ「いや、俺たちが引っ張られてる!!」
エースバーン、ルカリオ「ぐぬぬぬぬ!!」
ド―――――ン!
エースバーン、ルカリオ「うわあああああ!!」
グルン
ビヨ―――ン!
エースバーン、ルカリオ「うわあああああ!!」
ムサシ「あれ?」
コジロウ「あいつら追ってこないぞ!」
ニャース「助かったのニャ・・・・・」
エースバーン、ルカリオ「うわあああああ!!」
ゴォオオオオオ!
コジロウたち「!!!」
ルカリオ「それっ!」スッ
ヒカチュウ「・・・・・・」
コジロウ「あっ!」
ルカリオ「ピカチュウは返してもらうぞ!」
ニャース「ピカチュウが取られたのニャ!」
ムサシ「せっかく手に入れたのに!!」
エースバーン「やったな!」
ルカリオ「ああ!」
グルン
エースバーン、ルカリオ「!!」
ビヨ―――ン!!
エースバーン、ルカリオ「うわあああああ!!」
ゴォオオオオオ!
コジロウ「あいつら、また飛んでいったぞ!」
ムサシ「追いかけるわよ!」
ゴウ「ヒウンアイスに続く、イッシュ地方名物のミルホッグパン!!」
サトシ「美味そう!!」
ピカチュウ「ピカ―!」
サトシ、ゴウ「いっただっきまーす!!」
サトシ「あむ!」
サトシ「もぐもぐ」
サトシ「美味い!」
ゴウ「ああ、美味いな!」
ゴウ「でも、ルカリオとエースバーンはどこに行ったんだろうな?」
サトシ「心配しなくても大丈夫だよ、お腹が空いたら戻ってくるよ!」
ゴウ「・・・・・・それもそうだな!」
サトシ「これの次は何を食べる?」
ゴウ「そうだな―・・・・・」
ピカチュウ「もぐもぐ」
エースバーン、ルカリオ「うわあああああ!!」
ピカチュウ「ん?」
ピカチュウ「・・・・・・・・」
ピカチュウ「気のせい・・・・かな?」
続く―
- Re: ポケモン新無印 特別編第2弾 ( No.2 )
- 日時: 2020/12/14 06:24
- 名前: 炎のストライカー (ID: mahJIOAd)
こんばんわ、炎のストライカーです。
続きを書きますのでよろしくお願いします。
―ヒウンシティ―
ゴォオオオオオ!
エースバーン、ルカリオ「うわあああああ!!」
グルン!
ビヨ―――ン!
エースバーン「め、目が・・・・・・」
ルカリオ「回る・・・・・」
ゴォオオオオオ!
コジロウ「あいつらどこに行ったんだ?」
ニャース「まだそんなに遠くには行っていないはずニャ」
ムサシ「何としてでも必ず見つけるのよ!」
コジロウ「! おい、あれ!!」
ムサシ、ニャース「!!」
エースバーン、ルカリオ「うわあああああ!!」
ゴォオオオオオ!
キラン
コジロウ「あいつらあんな遠くに!?」
ムサシ「追いかけるわよ!」
エースバーン、ルカリオ「うわあああああ!!」
ゴォオオオオオ!
エースバーン「! あっ!」
ルカリオ「ま、まずい!!」
エースバーン、ルカリオ「ぶつかる――――!!」
ドン!
エースバーン「・・・・・・・」
エースバーン「い、いてててて・・・・・」
ルカリオ「ぐ・・・・・・・」
エースバーン「大丈夫か、ルカリオ?」
ルカリオ「大丈夫に見えるか?」
ルカリオ「これのせいでひどい目に遭っているんだぞ」スッ
エースバーン「・・・・・・・」
コジロウ「見つけたぞ!」
エースバーン「!」
ルカリオ「しまった!」
ムサシ「もう逃げられないわよ!」
ニャース「大人しくピカチュウを渡すのニャ!」
エースバーン「何を!」
ルカリオ「誰が渡すものか!!」
エースバーン「こっちに逃げるぞ!」
スタ スタ
ルカリオ「いや、こっちだ!」
スタ スタ
ビヨ―――ン!
エースバーン「ぐぐぐ・・・・・・・」ガシ!
ルカリオ「ぐぐぐ・・・・・・・」ガシ!
ビヨ―――ン!
ビュン!
エースバーン、ルカリオ「うわっ!!」
ドン!
エースバーン「いてててて・・・・・・・」
ルカリオ「何しているんだ!」
エースバーン「何だと、そっちこそ何やっているんだよ!」
ルカリオ「大体こうなったのもお前のせいだぞ!」
エースバーン「何! 俺のせいだって言うのかよ!?」
ルカリオ「他に誰がいるんだよ!」
エースバーン「な、何だと―・・・・・!!」ブチッ
ルカリオ「何だよ、やるか――――!?」ブチッ
エースバーン「上等だ―――!!」
ムサシ「ちょ、何言ってるんのあいつら?」
ニャース「ま、まぁ・・・・・あいつらに構わずピカチュウを取り戻すのニャ」
エースバーン「ルカリオの・・・・・」グッ
ルカリオ「!」
ブンブン!
エースバーン「バカヤロ―――!!」
ブン!
ルカリオ「なっ・・・・!!」
ビヨ―――ン!
ゴォオオオオオ!
ムサシ「えっ?」
コジロウ「こっちに来るぞ!!」
ニャース「逃げるのニャ――――!!」
ソーナンス「ソーナンス!」
ドン!!
エースバーン、ルカリオ「うわあああああ!!」
コジロウたち「うわあああああ!!!!」
ゴォオオオオオ!
ゴウ「ミルホッグパンに続く、イッシュ地方名物のイワパレスケーキ!」
サトシ「美味そう!」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
サトシ、ゴウ「いっただっきまーす!!」
サトシ「あむ!」
サトシ「もぐもぐ」
サトシ「うめ―――!!」
ゴウ「イワパレスの進化前でもあるイシズマイケーキもあるみたいだぞ!」
サトシ「へぇ―・・・・・次は何を食べようか?」
ゴウ「そうだな―・・・・・」
―ヒウンシティ 工事現場―
エースバーン「はぁ・・・・はぁ・・・・・」
ルカリオ「はぁ・・・・・はぁ・・・・・」
コジロウたち「はぁ・・・・・はぁ・・・・・」
ムサシ「つい・・・・・に追い詰めたわよ」
コジロウ「その状態じゃ・・・・どこにも逃げられないぞ」
ニャース「大人しく・・・・ピカチュウを渡すのニャ」
エースバーン「ぐ・・・・・」
ルカリオ「・・・・・・」
スタ スタ
エースバーン「!」
ヒカチュウ「・・・・・・」
ルカリオ「すまないが、ここで待っていてくれ」
スタ スタ
ムサシ「力ずくでも奪い返すわよ!」
コジロウたち「ガチャ カモ―ン!!!」
ス―――
ペリッパー「ぺッぺッパッパ――――!!」
ゴォオオオオオ!
ドン!
ムサシ「小判!」
コジロウ「セット!」
ニャース「ニャ―!」ガチャ
ギギギ
ガラン!
ムサシ「さーて!」スッ
コジロウ「何が出てくるかな!」スッ
ポン!
ムサシ「からてポケモン ダゲキ!」
ダゲキ「ゲキ!」
ポン!
コジロウ「じゅうどうポケモン ナゲキ!」
ナゲキ「ゲキ!」
エースバーン「2体か・・・・・!」
ルカリオ「(両方ともかくとうタイプか・・・・・エースバーンはともかく、俺とは相性が悪いな・・・・)」
スタ スタ
ムサシ「ダゲキ ローキック!」
ダゲキ「ダッゲキ!!」
ザッ
エースバーン「!」
ザッ
ルカリオ「!」
ドン!
ルカリオ「ぐあ!」
エースバーン「ルカリオ!」
コジロウ「ナゲキ ともえなげ!」
ナゲキ「ナッゲキ!!」
スタ スタ
エースバーン「!」ガシ!
ナゲキ「ナッゲキ!!」
ブン!
エースバーン「うわっ!」
ルカリオ「!」
ドン!
エースバーン「ぐっ・・・・・・・」
ルカリオ「・・・・・・・・」
ムサシ「あーら、随分あっけないのね」
コジロウ「ビヨビヨーンで手も足も出ないな」
ニャース「このままピカチュウを奪い返すのニャ!」
エースバーン「! そうか!」
ルカリオ「!」
ムサシ「ダゲキ かわらわり!」
コジロウ「ナゲキ あてみなげ!」
ダゲキ「ダッゲキ!!」
タタタタ
エースバーン「この方法があったんだ!」グッ!
ルカリオ「! 何をする気だ!?」
エースバーン「こうするのさ!!」
ブンブン!
ルカリオ「なっ・・・・!」
エースバーン「行くぞ、ルカリオ!!」
ルカリオ「ま・・・・・・」
ブン!
ゴォオオオオオ!
ルカリオ「またこれか―――!!」
エースバーン「今だ、ルカリオ!」
ルカリオ「! そうか・・・・そういうことか!!」グッ
ダゲキ「!」
ルカリオ「行くぞ!」
ルカリオ「はっけい!!」
ドン!
ダゲキ「ぐあ!」
ムサシ「えっ!?」
コジロウ「何が起こったんだ!?」
ドサ!
ダゲキ「・・・・・・・・」
ルカリオ「ふぅ・・・・・」
エースバーン「やったな、ルカリオ!」
ルカリオ「ああ、でも・・・・よく思い付いたな?」
エースバーン「えへへ、サトシとゴウならこうするかもなって思ったんだ!」
ルカリオ「・・・・・・」
ルカリオ「ふ、確かにそうするかもな!」
スタ スタ
ナゲキ「余所見をしている暇はないぞ!」
エースバーン「しまった!」
ルカリオ「いや、大丈夫だ!」
エースバーン「え?」
ルカリオ「行くぞ!」グッ!
ブンブン!
エースバーン「!」
ルカリオ「食らえ!」
ブン!
ゴォオオオオオ!
エースバーン「! よし!」スッ
ナゲキ「!」
エースバーン「これでも食らえ!」
エースバーン「ブレイズキック!!」
ドン!
ナゲキ「うわっ!」
ドサ!
コジロウ「なっ・・・・・・」
ニャース「まさか、あいつら・・・・・」
ニャース「ビヨビヨーンを利用したのかニャ!?」
ブチ!
ルカリオ「!」
エースバーン「! うわっ!」
ルカリオ「・・・・・・・」スッ
エースバーン「!」ガシ!
ルカリオ「やったな!」
エースバーン「・・・・・・・ああ!」
ムサシ「このままじゃマズイわね・・・・・」
ムサシ「行きなさい、ダゲキ!」
コジロウ「お前も行くんだ、ナゲキ!」
ダゲキ「ダッゲキ!」
ナゲキ「ナッゲキ!」
タタタタ
ルカリオ「! 来るぞ!」
エースバーン「ああ!」
ルカリオ「はぁ―・・・・・!!」スッ
エースバーン「・・・・・・」スッ
ダゲキ、ナゲキ「うおおおおお!!」
ルカリオ「はどうだん!」
エースバーン「かえんボール!!」
ゴォオオオオオ!!
ダゲキ、ナゲキ「!!」
ド―――ン!!
コジロウたち「やな感じ――――!!」
ビュウ――――ン!
キラン
ルカリオ「ふぅ・・・・・・」
エースバーン「やったな、ルカリオ!」
ルカリオ「ああ!」
エースバーン「さっきは・・・・・ごめんな」
ルカリオ「いや、俺の方こそ・・・・・悪かった」
エースバーン「じゃあ、ゴウたちのところに戻ろうぜ!」
ルカリオ「ああ!」
ルカリオ「! そうだ、ピカチュウは!?」
タタタタ
ルカリオ「なっ・・・・・・」
エースバーン「えっ?」
ルカリオ、エースバーン「ピカチュウが・・・・・・いない!!??」
ビュウ――――ン!
ムサシ「あともう少しだったのに!!」
コジロウ「結局いつものパターンか・・・・・」
ニャース「ピカチュウは今回も・・・・・・」
ソーナンス「ソーナンス!」
コジロウたち「!!!」
ムサシ「え、ソーナンス! いつの間にピカチュウを奪い返していたの!?」
コジロウ「凄いぞ、ソーナンス!」
ニャース「これでニャーたちの苦労も・・・・・」
ヒカチュウ「・・・・・」
ヒカチュウ「ヒカチュウ!」
ムサシ「えっ?」
コジロウ「えっ?」
ニャース「ニャっ?」
ヒカチュウ「ヒカヒカ!」
コジロウたち「ええええええ!!!???」
ソーナンス「ソーナンス!」
続く―
- Re: ポケモン新無印 特別編第2弾 ( No.3 )
- 日時: 2020/12/20 18:27
- 名前: 炎のストライカー (ID: mahJIOAd)
こんばんわ、炎のストライカーです。
後日談も含めて今回が最後の更新になります。
最後までご愛読していただいた読者の皆さんに感謝をしています。
一応いくつかの作品をまた投稿しようと考えていますが仕事の都合上、いつ投稿できるかはわかりません。時間が出来次第すぐにでも投稿できるようにしますので、それまでしばらくお待ちいただければと思います。
―ヒウンシティ―
スタ スタ
ルカリオ「はぁ・・・・・」
エースバーン「元気出せよ、ルカリオ」
ルカリオ「これが出せるように見えるか?」
ルカリオ「ピカチュウがロケット団の手に渡ったと伝えたら・・・・サトシがどう思うか・・・・」
エースバーン「確かに、サトシにとってピカチュウは一番だもんな・・・・・」
ルカリオ「はぁ・・・・・」
エースバーン「まあ、取り敢えず・・・・サトシに謝るしかないな」
ルカリオ「でも、謝ったところで・・・・サトシは・・・・許してくれるだろうか?」
エースバーン「大丈夫、俺も一緒に謝ってやるって!」
ルカリオ「エースバーン・・・・・」
エースバーン「一応、俺にも責任があるからな」
エースバーン「だから、元気出せよルカリオ!」
ルカリオ「・・・・・ああ」
ルカリオ「お前の言う通りだ!」
ルカリオ「行こう、サトシたちの元へ!」
エースバーン「ああ!」
―ヒウンシティ 広場―
スタ スタ
サトシ「あ、帰ってきた!」
ゴウ「2匹とも、どこまで行ってたんだ?」
ルカリオ「・・・・・・」
エースバーン「・・・・・・」コク
ルカリオ「サトシ・・・・・あの・・・・・」
ピカチュウ「あれ?」
ルカリオ、エースバーン「なっ・・・・・!!」
ドサ
サトシ「あれ、どうしたんだ?」
ゴウ「そんなに疲れるほど遠くに行っていたのかな?」
ルカリオ「(ど、どういうことなんだ!?)」
エースバーン「(なんでピカチュウがここにいるんだ!?)」
ルカリオ「(確かに、俺たちのところにはピカチュウがいた!!)」
ルカリオ「(そして、ピカチュウが奴らの手に渡ったはず!!)」
エースバーン「(ピカチュウはずっとサトシたちと一緒に居た!?)」
エースバーン「(じゃあ、俺たちと一緒にいたピカチュウは・・・・?)」
ルカリオ「・・・・・・」
エースバーン「・・・・・・」
ルカリオ、エースバーン「(俺たちと一緒に居たピカチュウは・・・・・・偽物のピカチュウだったのか!!)」
ルカリオ、エースバーン「そ、そんな―・・・・・・」ガ―ン
サトシ「やっぱり、疲れてるみたいだな!」
ゴウ「ほら、これはお土産だよ!」スッ
エースバーン「・・・・・・」スッ
ガサ
エースバーン「!」
エースバーン「・・・・・・」スッ
エースバーン「あむ!」
エースバーン「もぐもぐ」
ルカリオ「・・・・・・・」
エースバーン「もぐもぐ」
ルカリオ「・・・・・・・」スッ
エースバーン「!」
ルカリオ「・・・・・・・」
エースバーン「・・・・・・・」
エースバーン「ほら、ルカリオも食べてみろ! 美味いぞ!!」スッ
ルカリオ「!」ベタ!
エースバーン「あ・・・・・」
エースバーン「ご、ごめん・・・・・・」
ルカリオ「・・・・・・・」ブチ!
ブン
エースバーン「! うわっ!」
ザッ
タタタタ
エースバーン「何すんだよ、ルカリオ!」
ルカリオ「やっぱり、俺はお前が嫌いだ!!」
エースバーン「ごめん、わざとじゃないって!!」
ルカリオ「問答無用!!」
サトシ「ははは、仲が良いな、あいつら!!」
ゴウ「本当だな!」
ピカチュウ「良かったね、ルカリオ、エースバーン!!」
―3日後―
サトシ、ゴウ「ただいま帰りました!!」
コハル「お帰り、サトシ、ゴウ!!」
サトシ「ただいま、コハル!」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
サクラギ「お帰り、二人とも!!」
サクラギ「イッシュ地方の旅はどうだったかね?」
サトシ「はい、楽しかったです!」
サクラギ「そうか、それは良かった!」
ゴウ「所長、お土産の方は届きましたか?」
サクラギ「ああ、届いているよ!」
サクラギ「ポケモンたちの分もね!」
ゴウ「良かった」
サクラギ「早速、会いに行っておいで!」
サトシ、ゴウ「はい!!」
―サクラギパーク―
サトシ「ただいま、皆―!!」
カイリュー「バウ!」
ゲンガー「ゲンガー!」
ガラルの姿のカモネギ「カモ!」
ヘラクロスたち「わ―――!!」
タタタタ!!
ゴウ「ただいま、皆!!」
ゴウ「お土産を買ってきたよ!」
スタ スタ
ヨクバリス「バリス!」
サトシ「あ、ヨクバリス!」
ゴウ「お腹の方は大丈夫か、ヨクバリス?」
ヨクバリス「バリス!」
ゴウ「そうか、良かった!」
サトシ「良かったな、ヨクバリス!」
ゴウ「一緒に行けなくてごめんな、ヨクバリス」
ヨクバリス「バリバリ」
ゴウ「今度は一緒に行こう、約束だヨクバリス!」
ヨクバリス「バリス!」
サトシ「よし、じゃあ、皆にお土産渡そうぜ!!」
ゴウ「ああ!」
ゴウ「順番に渡すから皆並んで!!」
カイリュー「わー! 美味しそう!!」
ピカチュウ「イッシュ地方名物のヒウンアイスだよ!」
ピカチュウ「あれ、カイリューってアイス大丈夫なの?」
カイリュー「もぐもぐ」
ゲンガー「大丈夫みてーだな・・・・」
ゲンガー「それじゃあ、俺様もいただくかな!」スッ
ゲンガー「もぐもぐ」
ゲンガー「美味い!」
ガラルの姿のカモネギ「もぐもぐ」
ガラルの姿のカモネギ「うむ、これは美味い!」
メッソン「もぐもぐ」
エースバーン「どうだ、メッソン?」
メッソン「うん、とっても美味しいよ!」
メッソン「こんな美味しいの初めて食べた!!」
エースバーン「そっか、それは良かった!」
ルカリオ「・・・・・」
ゲンガー「あれ、ルカリオは食べねーのか?」
ピカチュウ「ああ、ルカリオは・・・・」
ルカリオ「・・・・・・・」
エースバーン「ほらよ、ルカリオ!」スッ
ルカリオ「だから、俺はいらない」
エースバーン「そう言うなよ!」
カイリュー「あの2匹、何かあったの?」
ピカチュウ「ま、まぁ・・・・ちょっとね・・・・」
ゲンガー「訳アリか・・・・」
エースバーン「イッシュでも食べなかったんだから・・・・少しぐらい食べてみろよ!」
ルカリオ「しつこいぞ、お前は!!」
ルカリオ「いらないと言ってるものはいらない!」
エースバーン「だから、どうしていらないんだよ!」
エースバーン「以前のお前は甘い物好きだったろ?」
ルカリオ「!」
ルカリオ「・・・・・ふん」
エースバーン「あれ、図星か―!」
ルカリオ「・・・・・・・」ブチ!
ルカリオ「うるさい!」
ザッ
ピカチュウ「! 駄目だよ、ルカリオ!!」
ザッ
カイリュー「・・・・・」
ルカリオ「!」ガシ!
ルカリオ「なっ!」
カイリュー「・・・・・・」
ピカチュウ「カイリュー!」
ルカリオ「は、離せ!!」
カイリュー「・・・・・」ジロ
エースバーン「!」
エースバーン「うわっ!」ガシ!
カイリュー「・・・・・・」
エースバーン「カ、カイリュー!」
エースバーン「離してくれ!!」
カイリュー「2匹とも、喧嘩は駄目だよ」
ルカリオ「うるさい、お前には関係ない!」
カイリュー「・・・・・」グッ
ルカリオ「!」ギュ
ルカリオ「い、いたたたた!!」
カイリュー「関係ないだって?」
ルカリオ「いたたたた!!」
カイリュー「誰が関係ないの?」
ルカリオ「わ、悪かった! 離してくれ!!」
カイリュー「・・・・・・」スッ
ルカリオ「!」
ドサ!
ルカリオ「いたたた・・・・・」
ドサ!
エースバーン「いててて・・・・・」
カイリュー「ルカリオ、僕が君を止めようとしたのは何故だか分かるかい?」
ルカリオ「・・・・・・」
カイリュー「君が僕たちの仲間だからだよ」
カイリュー「そして、エースバーンも僕たちの仲間だよ」
エースバーン「・・・・・・」
カイリュー「だけど、ルカリオ。君はその仲間であるエースバーンに手を上げようとした」
カイリュー「だから、僕が止めに入ったんだよ」
ルカリオ「・・・・・」
カイリュー「君が怒った理由は分かる。けど、仲間に手を挙げるような真似はしちゃいけないよ」
カイリュー「そして、エースバーン」
カイリュー「君もルカリオにしつこくしてはいけないよ」
エースバーン「・・・・・・・」
エースバーン「あ、ああ・・・・・・悪かったよ」
カイリュー「・・・・・・・」
カイリュー「それじゃあ、仲直りの握手をしよう!」
ルカリオ、エースバーン「!!」
ルカリオ「べ、別に握手は・・・・・」ガシ!
ルカリオ「なっ!」グイ!
カイリュー「・・・・・・・」
エースバーン「・・・・・・・」ガシ!
エースバーン「うわっ!」グイ!
カイリュー「はい、握手して!」
ルカリオ「・・・・・・・」
エースバーン「・・・・・・・」
ギュ!
カイリュー「はい、これで仲直り!」
ルカリオ、エースバーン「・・・・・・・」
カイリュー「2匹とも、喧嘩しちゃ駄目だよ!」
ルカリオ、エースバーン「・・・・・・・」
カイリュー「返事は?」
ルカリオ、エースバーン「!!」
ルカリオ、エースバーン「は、はい・・・・・・」
ピカチュウ「凄い、カイリュー・・・・・」
ゲンガー「もう、完全にあいつがリーダーだな・・・・」
ヨクバリス「もぐもぐ」
ヨクバリス「バリス!」
―完―
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