二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- サイハテ。 ハイキュー!!
- 日時: 2021/01/22 18:36
- 名前: 美雨 (ID: YrQV5zvB)
青葉城西高校 バレーボール部 体育館。
ダンッ ダンッ
「いっぽーん!!」
「ナイッサーー!!」
「っ、岩ちゃん!!」
ズダンッッッ!!
「ナァイスキーー!!」
「岩泉ナイスー!」
「くっそ~!」
「岩ちゃんのスパイク止めるのなんてまだまだだnっって、いッッた~!!! なにすんのさ!!」
「んでわざわざ挑発すんだよ!! あ、金田一。今のはもう少しはやく、な。」
「っっはいッ!!」
及川side
「休憩入ります!!」
岩ちゃんとの一悶着が終わったのを見計らったかのように合図が入る。
ぞろぞろとドリンクを飲みにやってくる大男たち...
「それはおまえもだろ」
「俺の頭の中まで読まないで?!」
岩ちゃんこと、岩泉 一。幼なじみであり、俺の自慢の相棒。
「今更なに言ってんだか」
「はい、マッキー聞こえてる!!」
マッキーこと、花巻 貴大。なんかもう、、、いろいろとムカつく奴!
「休憩の時くらい静かにしろー」
「まっつんとこのマッキーがなんか言ってるの!!」
「へいへい」
マッキーとほぼ同等といっても過言ではない。まっつんこと、松川一静。
そして俺らが所属する青葉城西高校バレーボール部。多くの選手とともに日々部活動に励んでいるわけだが、、、
松「、、、今更だけどさやっぱこの量のドリンクを作らせるってのは無理があるよなぁ、、、」
花「しょうがなくね?マネいねぇし」
青葉城西高校バレー部が今、というか前々から欲しいもの。それは勿論。
及「マネージャー、、、ねぇ、、、、」
マネージャーである。
自分でいうのもなんだが県内では結構な強豪校なので部員数はそれなりにいて困らない。
だが癒やしの存在として欲しいのがマネージャー。
なんだけど。
岩「やめとけやめとけ。まぁた前みたいに仕事しないような奴がわんさかでてくる。」
及「でーすよねー」
俺がいるから、、、応援ばかりするマネージャーっていうのが問題点だ。
岩「、、、、、、、、」
及「ごめんなさい っまぁ、とにかくそこらへんは監督にそーだんね!!はい、練習開始ーー!!」
全員「アァーーイ!!/うぃーす!!」
正直なところ、自分もマネージャーはほしいものだ。前みたいなのは御免だが。
仕事熱心で、的確なアドバイス。そして部員との絆も深める、、、
及「っ、」 バンッッ
岩「、、、、、、、、及川。あんま考えんな。 集中しろ」
及「分かってるよ~」
いいや、ぜんぜんわかってない。まっつんがああ言ったのだって本心だし、その言葉を聞いた俺ら三年は
『ほんとにな。』って声を大にして言いたかった。岩ちゃんだって気にしているはずだ。
花「気にしないのが尤もだよ」
及「マッキーも俺の頭の中を、、、、 あぁ、、まぁ、やっぱ、そうだよね」
花「そーそ。ほら、お前いつまでここに突っ立ってんの?怖い顔してる奴がいるからさっさと行けーー」
なんでマッキーはそんなにけろっとした顔ができんの?一番辛いはず、なのに。
花巻side
あーーー及川の思ってること分かっちゃうってそうとうやばい?ヤバイヨネー。
国「花巻さん、次ですよ」
花「あ、わりぃ」
考えてない日なんか一回もない。戻ってくる日を待ってるに決まってる。あん時約束したから。
だから、今日も俺らはここでこうやってバレーを続ける。
サイハテまで。
サイハテ。 #1 end.