二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

Re:ゼロから始める鬼狩り生活
日時: 2021/09/17 16:57
名前: 風雷丸 (ID: 492uL0E4)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13118

Re:ゼロから始める鬼狩り生活   作成 風雷丸

1章 始まりの銀座編
-------------------------------------------------------------------------------------------
主要人物

国分俊斗   (こくぶ しゅんと)
国分美香   (こくぶ みか)
国分義昭   (こくぶ よしあき)
紅さん    (べにさん)
修道寺玄郷  (しゅうどうじ げんごう)
アキタ    (あきた)
白人     (はくと)

-------------------------------------------------------------------------------------------
プロローグ すべての始まり


2021年8月20日午前10時、国分俊斗は起床する。相模原にある貧相なアパートで暮らしていた

夏休みがもうすぐ終わる頃合いだった。
俊斗の母親、国分美香は仕事のため朝早くから不在。父親の国分義昭は3年前、仕事帰りに突如として行方不明となり、未だに発見されてない。それから俊斗は金を早く稼いでやろうと中卒し仕事を探し奔走するも給料の安い仕事しかない。それでも金を稼ぐために普段からバイトをしているが今は夏休みで休暇をもらっている。久しぶりに自堕落な生活ができて疲れを癒やしているのが今の状況。
家庭内では孤独に過ごすのが当たり前。そんな毎日を過ごし気付けば17歳になっていた。
そして朝、母親は早出しており、お金と紙だけが置かれてた。紙には

「コンビニでご飯買ってね」

と書かれてた。お金は500円玉1つ。朝飯と昼飯、夜飯で500円なん貧乏にも程がある。
普段母親は朝からご飯を作ってから仕事に行っている。だが最近は忙しいようでここ最近ずっとコンビニで安い塩むすびを買っている。
母親はあまり会わない分、昔から愛情を自分に注いでくれてるが父親が行方不明になりどんな心境で自分と接しているのだろうと思っているのが本音。そんなことを思いつつ顔を洗い、軽くテレビをみて着替えて家を出た。

暑いという言葉を連呼しつつもコンビニにたどり着いたのだが、何か幻覚が見えたと思い立ち止まる。するとコンビニの真横に神社があった。周辺地域の地理に詳しくはないのだが、最近はそれなりの頻度でコンビニに立ち寄っていたため、

「隣に神社なんてあったっけ?」

という感想が第一感想だった。気になったため足を運ぶ。
鳥居の奥に大きな石があった。石に手を乗せ、

「おっきいなぁ」

と声が出る。しかし石以外に目立つ部分も無く、そのへんにありそうな神社の構造をしていた。
そして本題の朝飯購入のために鳥居から出てコンビニへ戻ろうとする。
冷房の涼しさが恋しいと思いつつ鳥居が出た。

すると...

そこは夜の賑わった町の風景が見えていたのである。

-------------------------------------------------------------------------------------------

1話 困惑のタイムスリップ


俊斗「え?........は?」
  「どゆこと? さっきまで昼前だったよな?」

いきなりの光景に驚く。
  
俊斗「周囲を見た感じ、漢字が右読みでレンガ造りの家、浴衣に下駄、レトロな路面電車、
   車が走ってない整備が施されてない道路、そして大日本帝国万歳と書かれた看板...」

現場の整理をする。そして一つの結論を出した。

俊斗「タイムスリップ...?なのか...?」

俊斗「異世界...いやでも大日本帝国万歳って明らかに昔の日本だよな?」

実は俊斗の中学校時代の成績は良好で県内の難関校にも受験できたはずなのだ。しかし母親の負担を軽くするために自らその道を断ち切ったのだ。そして考察を始める。

俊斗「大日本帝国万歳...つまり江戸時代以降の戦前といったところか。
   でも人の賑わいの感じから見て戦時中や昭和恐慌の時代ではなさそうだ。
   大正デモクラシーの感じはない。和洋折衷な格好からして明治時代前期でもない...。」

俊斗「わからん!」

今いる時代が西暦何年か全く見当がつかない。
そのとき脳裏にとある答えが浮かんだ。

俊斗「人に尋ねればいいんじゃね?」

周囲を再び見回し、声のかけやすそうな人を探す。
しばらく町を歩き、話しやすそうな商人を見つけた
見た目は30歳程度、結構筋肉質で、顔は優しい顔の人だった。


一方その頃

???「まだ表に姿は出していないな」

???「はいそうですね。でも油断はできません。奴はいつ行動出てもおかしくないです。
    特にあの奇抜な格好をした少年、もの凄い鬼舞辻の匂いがします。
    銀閣さん、もしかしたら奴の可能性があります」

???「奴が...。町が混乱状態にならないように早めに殺したほうがいいかもな。
    もう少し様子を見ることにしよう。
    もし人を殺すような真似したら『鬼殺隊』の名に賭けて奴の首を貰うとしよう」

時刻は深夜1時。そんな会話が屋根裏で行われていた。

-------------------------------------------------------------------------------------------
2話 ココハドコ              近日投稿予定
3話 鬼と死の感覚             近日投稿予定
4話 復活の店前              9月中には投稿予定
5話 最強の鬼狩り             9月中には投稿予定
6話 人間同士の裏切り           10月上旬投稿予定
7話 悪夢の銀座と死に戻り         10月上旬投稿予定