二次創作小説(紙ほか)
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- イナズマイレブンG(127話続編)
- 日時: 2022/02/07 22:20
- 名前: no name (ID: 492uL0E4)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13149
主要キャラクター(現時点)
〜雷門中〜
・円堂守(C)
・豪炎寺修也
・鬼道有人
・風丸一郎太
・壁山塀吾郎
・宇都宮虎丸
・染岡竜吾
・闇野カゲト(シャドウ)
・栗松鉄平
・影野仁
・半田真一
・松野空助(マックス)
・宍戸佐吉
・少林寺歩
〜マグナ〜
・アル・デスト(C)
・ルキ
〜その他〜
・円堂温子(母)
・???
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プロローグ
これは雷門中卒業式三ヶ月前の話
今は冬休み。あと三ヶ月もすれば中学校生活も幕を閉じる
今年のフットボールフロンティアはキャプテン栗松や虎丸を筆頭に、
漫遊寺中の小暮、陽花戸中の立向居などと対戦し、勝利。
そして、雷門中は2年連続フットボールフロンティアを制覇した。
これからフットボールフロンティアインターナショナルが始まろうとしていた。
その間とある男がある計画を練っていた
???「完成した!我々の求めていた究極の戦士!」
???「これを使って……フッ、フフッ、フハハハ、フハハハハハハハハ」
とある男は笑っていた、未来をあざ笑っていた
これはとある事件が起こるわずか一週間前の話
純粋にサッカーを楽しんでいた彼らがまたあんな目にあうとは………
- 波乱の朝 ( No.1 )
- 日時: 2022/02/07 21:09
- 名前: no name (ID: 492uL0E4)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13149
――冬休みの朝。小鳥の囀りが聞こえる
円堂「ん……もう、朝なのか……」
円堂守は起床した。今日は栗松たちとサッカーの練習をするためにいつもより早起きだ。
円堂や豪炎寺といった雷門中の2年生はフットボールフロンティア開催前に部活を引退している。
母「守〜起きたの?朝ごはん出来てるわよ〜」
円堂「うん、母ちゃんもう起きてるよ」
円堂は階段で居間に向かった。
円堂「おはよう〜母ちゃん」
母「おはよう、ご飯出来てるから食べちゃいなさい」
円堂はテレビをつけた。ニュースを見るつもりだ。
ニュースを見ながら円堂は黙々とご飯を食べていた
円堂「早く、栗松たちと練習したいぜ」
母「しっかり噛んで食べなさいよ」
円堂「わかってるって」
――そんなときだった
アナウンサー「速報です。東京都にある帝国学園が『マグナ』と名乗ったチームが朝練中の
サッカー部に宣戦布告をました。帝国学園が試合をすることに合意したため試合をし
たのですが、圧倒的な強さを誇り、39-0 という恐ろしい結果で帝国学園が敗北。
さらに、敗北したことを理由に学校を破壊、帝国イレブンは軽傷で住んだものの、
帝国学園生徒は学校に通えない環境ができてしまい、
主に3年生が迷惑しているとのことです。
マグナと名乗ったチームは帝国学園に対して
『サッカーを使って我々の権力を見せつける』と言っており、
日本サッカー協会はこれからいろんな学校で同じことが起こる可能性が高いと全国の
学校に発言しています」
円堂「―――」
母「守?」
円堂「許せない……サッカーは権力を示すものじゃないんだ!」
円堂は怒っていた。またエイリア学園みたいなことをしていることに。
円堂「ごめん……母ちゃん、俺、ちょっと学校行ってくる」
円堂は信じていた。豪炎寺や鬼道、皆もこのことが許せないはずだと、だから雷門に行った。
- 3 襲撃 ( No.2 )
- 日時: 2022/02/07 21:08
- 名前: no name (ID: 492uL0E4)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13149
円堂はいち早く雷門中に向かった。当然このことが許せなかったからだ。
帝国学園は雷門中からそう遠くはないため、次の標的が雷門中の可能性だって普通にあるのだ。
円堂はそのことを危惧していた。またエイリア学園みたいに学校をどんどん壊されるのか、またサッカーを破壊の道具にされるのか、考えただけで怒った。そして辛かった。
そんなことを考えていたら雷門中に着いた。
円堂「よ……良かった……」
雷門中にはまだ『マグナ』というチームは来ていなかった。
そして雷門中はいつもどおり朝練に励んでいた。
円堂「おーい、みんな〜!」
虎丸「円堂さん!」
壁山「どうしたんすか?こんな朝早く学校に来てるなんて」
円堂「実はな……」
円堂は今日のニュースの内容を全員に説明した。
宍戸「えぇ!?学校を壊された!?」
栗松「それ、本当でやんすか!?」
円堂「本当だ。帝国はそこまで遠くにない。だから次は雷門中にやってくるかもしれないんだ」
鬼道「そのとおりだ」
全員「!?」
円堂「鬼道!」
鬼道「俺は朝、佐久間たちに用があって帝国に行って来たんだが、
俺が来る頃にはもうすでに試合は終わっていた。学校も破壊されていた。
何があったのかあいつらに聞いたんだ」
円堂「――そしたらなんて?」
鬼道「あいつらが朝部活をしていたとき、急にどこかからボールが飛んできたらしい。
そのボールを蹴った犯人は『マグナ』のキャプテン”アル・デスト”と名乗り
試合の要望をされたらしい」
円堂「アル…デスト…」
少林「試合…キャプテンが言ってた試合のこと……」
鬼道「凄まじい強さだったらしい。前半の間に39点を取り、帝国はボロボロだった。
これ以上試合を続けることができず、審判から試合続行不可とみなされ試合は終了。
そしたら学校を破壊された。彼らは最後の言葉に次は雷門中に襲撃すると発言したそうだ」
虎丸「――てことはもう雷門中に来るんじゃないんですか?」
鬼道「おそらくな。だから俺は急いで雷門に戻ってきた」
風丸「鬼道だけじゃないさ、俺たちも戦うぜ」
円堂「風丸!?それに染岡!半田!マックス!影野!シャドウ!豪炎寺まで!」
染岡「あのニュース見てたら、お前たちがいるだろうと思って来たぜ」
円堂「みんな来てくれたのか…さあ!みんなで雷門を守ろうぜ!」
???「できるものならやってみなよ」
後ろから声がした
全員「!?」
校門の前に赤髪の少年、その後ろに同じユニフォームを着た10人が立っていた
アル「俺たちは『マグナ』お前たちと勝負をしにきた」
鬼道「貴様!アル・デストか!」
アル「初対面でその口ぶり、どうやら俺たちのことを知っているのだろう。
まあいいさ。さあ早く勝負をしよう、俺たちを散々待たせてるんだからさ」
円堂「待たせた?」
アル「俺たちは帝国を去ってからずっと来るのを待っていたんだ。雷門中と最強を決めるためにな」
鬼道「……」
豪炎寺「鬼道?」
鬼道「最強?最強を決めるのに、帝国学園を襲ったというのか!」
アル「それが俺たちの役目だからだ。」
鬼道「なんだと!」
円堂「鬼道、落ち着け」
アル「君たちに選択肢はない。早く試合を始めよう」
円堂「俺たちが……負けたら?」
アル「敗者に存在意義などない。俺たちは最強を示すために学校を破壊する」
豪炎寺「どうやら試合をするしかないな」
円堂「そうだな。サッカーは破壊の道具でもなければ強さを示すものでもない
俺たちがお前たちを絶対に倒す!」
アル「フッ」
試合が始まる
- 紅のチーム ( No.3 )
- 日時: 2022/02/07 22:19
- 名前: no name (ID: 492uL0E4)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13149
円堂達はベンチで作戦を立てていた
鬼道「仕方ない。監督がいないが、このメンバーで戦う」
染岡「奴らは帝国に圧勝した、つまり相当の実力があるんだろ?」
鬼道「わからない、だがこれだけは言える。」
風丸「なんだ?」
鬼道「――あいつら帝国イレブンはズタボロにやられた。
佐久間はボールに触ることができなかったと言っていた……」
円堂「ボールに触れてない!?」
染岡「なぁに、勝てばいいんだろ?勝てば?」
鬼道「…そのとおりだな」
円堂「そうだな!勝とうぜ!みんな!」
全員「おう!」
鬼道「ではフォーメーションを発表する」
鬼道「フォワードは豪炎寺、染岡、虎丸、
ミッドフィールダーは俺、シャドウ、松野、
ディフェンダーは壁山、風丸、栗松、影野に四人、
そしてキーパーは円堂、これで行こう」
風丸「それにしても、FFIが終わってから試合をするのは久しぶりだな」
鬼道「久しぶりに雷門中での試合、慣れない部分もあるかもしれない」
豪炎寺「それに、俺たちは今監督が不在だ」
鬼道「そこはみんなで補っていくしかない」
円堂「指示は鬼道、任せたぜ!」
鬼道「ああ。任せろ」
豪炎寺「鬼道?」
豪炎寺が一つ不安を残した状態で試合のフォーメーションに並び、
そしていつもの実況者角馬圭太が唐突に走り込んできた。
角馬「さぁ雷門中対マグナの試合が始まります。実況は私、角馬がお送りします。」
アル「世界一のチームを倒せば、俺たちが最強だと証明できる。わかっているな?」
ルキ「ならば最初から本気で?」
アル「いいや。まずはあいつらの実力を調べよう」
センターサークルでこのような会話が行われていた。
雷門中スタメン マグナスタメン
11 10 09 10
17 08 08 11 09
15 07 06
02 03 04 05 02 03 04 05
01 01
雷門 マグナ
01 円堂守 01 アルク
02 風丸一郎太 02 ビスタ
03 壁山塀吾郎 03 ベルク
04 影野仁 04 ロイ
05 栗松鉄平 05 レブル
08 松野空助 06 ダク
09 宇都宮虎丸 07 スロス
10 豪炎寺修也 08 スブロ
11 染岡竜吾 09 ガイン
15 鬼道有人 10 アル・デスト
17 闇野カゲト 11 ルキ
雷門中はお馴染みの黄色のユニフォーム、マグナは赤と黒のユニフォームだった
円堂「あ、そういえば古株さんいないけど審判は?」
半田「俺がやるよ」
円堂「じゃあよろしくな」
角馬「雷門中対マグナの試合、もうまもなくキックオフです!」
豪炎寺「行くぞ」
染岡「あぁ!」
「ピー」
半田の笛により、試合が始まった
角馬「さあ試合が始まったぞ!」
アル「さあ、どのくらい強いのか見せてもらおうじゃないか」
角馬「おっとどうした?マグナキャプテンアル、歩いてるぞ!これはいったい!?」
染岡「舐めるな!」
角馬「染岡がスライディング!だがアル、これを軽く躱す!」
アル「弱い」
豪炎寺「あいつ、あんなに簡単に躱しやがった!」
ルキ「早く終わらせよう」
アル「そうだな」
アル「はぁ!グランドショット!」
一回地面を右足で蹴り、ボールを蹴る体制になり周りの土をボールに集中、ものすごいパワーが溜まったボールを普通に蹴った。土はまるで台風の形になっていた。
角馬「なんとこの位置からものすごいパワーのシュートだ!」
壁山「止めるっす!ザ・マウンテnうわぁ!」
円堂「止める!イジゲン・ザ・ハンド!」
円堂「何だ!?この威力!今までのシュートとは桁違いだ…う…うわぁ!」
角馬「雷門中一点目を取られた!それにしてもなんて威力だ!」
染岡「嘘だろ…」
鬼道「まさか…これがあいつらの実力なのか?」
アル「雷門中!よく聞け!俺たちはこの試合でお前たちを…再起不能にする!」
円堂「あんなシュートが打てるなんて、面白くなってきたぞ!」
ここから試合が激化する
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