二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 転入生 厨病激発ボーイ 二次創作 オリキャラ注意 自己満
- 日時: 2022/01/28 18:24
- 名前: その辺のオタク (ID: obDW75wI)
聖SIDE
「今日から皆神高校に転入しました。朧月泡沫です。
よろしくお願いします。」
流調に挨拶をした女の子は、あたかも昔からこの学校にいたような、
貼り付けたような笑顔を浮かべていた。
その子は、ふわふわで黒髪の長髪、インナーカラーは赤色、もみあげが青色、結構派手髪だけど、
顔は目がパッチリで暗い青、鼻が高くてぷるぷるの唇。
厨君と同じ現象が起きそうだ…。(厨病激発ボーイ二巻参照)
「朧月は家庭の事情でこの学校に転入してきた。皆、
仲良くするように。」
皆勢い良くいい返事をする。
その中で、目をキラキラさせている少年が一人…。
「きたっ…‼」
「ちょっと野田君⁉」
ガタッと椅子から立ち上がり、お馴染みのセリフを叫んだ野田君。
「俺にはわかる…お前は…ブルーだ‼」
なんてことしてんの‼
こんなにかわいい子を私と同じボッチにする気⁉(厨病激発ボーイ一巻参照)
「…ブルー…?」
ほら‼困っちゃってるじゃん‼
「野田~座れ~」
「はいっっっ‼」
あぁ…もう……かわいそうに…
----------休み時間----------
『朧月さんて、趣味とかあるの?』
「音楽聞いたり、絵を描くことかな。」
『朧月泡沫って凄い名前だねぇ』
「あははっ、よく言われる。」
まさかの質問攻め‼
厨君と同じパターンだ‼
厨くんよりかは全然愛想いいけど…
「す…すごいね…私と大違い…」
「あぁ…昨日やった乙女ゲーと同じだ…」
「はいはい…」
高嶋君は常に二次元脳だなぁ…
などと思っていると、朧月さんと目が合った。
(あ…)
【にこっ】
いっそ不気味なほどの笑顔を向けられ、思わず目を伏せてしまった。
「どうしたの?瑞姫ちゃん。」
「う…ううん。何でもないよ…」
友達の奈々子ちゃんに話かけられても安心することはなかった。
威圧感--
そんな言葉がピッタリな笑顔、確実に裏がある。
(これは…凄い子が転入してきたな…)
-------------
時は経ち、放課後、部室にて、
「B組に転入生きたんだって?」
演技かかった声でそう言ったのは九十九君。
「あぁ‼あいつはブルーだ‼」
野田君が答える。
ブルーじゃないけどね…
「野田の奴、俺と同じときみたいに声かけてたんだぜ?」
「だってあいつはブルーだ‼」
いやいやブルーじゃないから‼
その時、部室のドアが開いた。
「「‼」」
「ブルー‼」
「ここがヒーロー部の部室であってるかな…?」
何で朧月さんがここに…?
そう思っていたのはみんな同じだったようで、
「何のためにここへ来た…」
最初に口を開いたのは中村君。
続いて、朧月さんが衝撃の一言を放つ。
「私をヒーロー部に入れてくれないかな?」