二次創作小説(紙ほか)
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- ひみつの嵐ちゃん房総半島大満喫ツアー
- 日時: 2022/08/07 06:46
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
はじめに。
先に言っておきますが、これは(統失)統合失調症の治療の一環としてやっています。
目の前に現実が有ったとしても、私の目には、違うシーンが映りこんでくるのです。
それがこの嵐です。
実を言うと、何故嵐を書こうかと思ったのかというと、当時、従姉妹が嵐好きで、よくこっちのパソコンで、勝手にライブ映像を見に来たりして、よく見せられました。
特に妹の方は、ドラマを覚えさせようとしたり、して、そんな事もあいまって、この嵐の話が生まれました。
進み方は以前と同じですが、所々改変されています。
もし、それでも読んでくれる人は、先へ先へ進んでください
後、この現実の話の中にアニメキャラが混じる事が有るのですが、それが、今私を苦しめている病気の一環です。
どうかこれを直す為の力になって下さい。お願いします。
>>1 >>2 >>3 >>4
- Re: ひみつの嵐ちゃん房総半島大満喫ツアー ( No.1 )
- 日時: 2022/08/06 19:57
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
では、先に混乱するといけないので、混ざるアニメキャラクタ―達を紹介していきます。
まずはテニスの王子様です。
1 六角中
葵剣太郎(あおいけんたろう) (ルパンそっくりな顔をしている)
1年部長(ちなみに部長はオジイから君と言われて部長になった。
テニスはかなり出来るようだが、まだまだと頑張り中。
若干子供っぽさも残る彼だが根は真面目。
関東大会の時、越前リョーマと
1日で決着がつかなかった程のパワーを持つ。
全国大会では惜しくも比嘉中に敗れてしまった。
オジイ
六角中テニス部の顧問かなりの高齢だが、何歳かはいまだに不明。
ちなみに皆が使っているのは全てオジイのお手製
海の事を良く知っており、皆をまとめている
佐伯小虎次郎(さえきこじろう)
六角中の3年。前髪だけがなぜか白いが結構男前。
気が利く優しい性格の人だが、事テニスとなると、かなりの威力を出す。
ちなみに青学の菊丸とはライバル同士らしいが、詳細は不明。
黒羽春風(くろばねはるかぜ)
六角中3年黒髪が逆立った人で、皆からはバネさんと呼ばれており、よくダビデのボケにツッコミまくっている為、お笑いコンビと間違われる事もしばしば
天音ヒカル(あまねひかる)
六角中2年で、茶髪のもじゃもじゃ頭だが、本気の時になると、髪の毛を 結ぶ。ダジャレが趣味のようだが、そのたんびにバネさんに突っ込まれて いる呼び名はダビデで、彼の持ってるラケットはかなり長い。
樹希彦(いつきまれひこ)六角中3年で、鼻息がいつも汽車の様にポーっとなる事がある。
みんなからはいっちゃんと呼ばれている。
2青学編
(テニスの王子様主人公)越前リョーマ(えちぜんリョーマ)
一年にしてスーパールーキーなのだが、彼曰く、「まだまだだね」らしい。
嵐やテニス関係以外にはあまり興味を示さない今回の登場で、ようやく嵐を知った。
桃城武(ももしろたけし)
2年生にして、大食い。これまで次々と色んな技を磨いて来た。今回の遠征試合では、ジャックナイフやダンクスマッシュを披露し、周りからはモモちゃん先輩と呼ばれている。
海堂薫(かいどうかおる)
同じく2年 いつもバンダナを巻いており、トレーニングに明け暮れている。その為、かなりの技を編み出して来た。桃城と仲が悪いのだが、お互いをライバル意識の様に思っていたらしく、よくケンカもするが、息がぴったりで、全国大会では、マスクをかぶって試合に臨み、相手の裏を完全にかき、見事勝利を収めた。ちなみに動物は好きらしいのが、なかなか懐かれずにいると思いきや、越前家のカルピンにはよくなつかれている。怖そうな顔をしているが、根はまじめ。
河村隆(かわむらたかし)
3年生の寿司屋の息子で、高校から寿司屋の修行をするらしい。普段温厚な彼なのだが、ラケットを握った途端バーニングモードになってしまう。(外すと戻る)
大石秀一郎(おおいししゅういちろう)
青学テニス部3年で、菊丸とコンビを組んでるダブルスプレイヤー。副部長をしており、かなり苦労している。ちなみ外部受験を希望しており、将来は、医者になりたいらしい。卵君というあだ名もあるそうだ。ちなみに焼き肉に関してはかなりうるさく、焼き肉奉行になってしまう事も……
菊丸英二(きくまるえいじ)
青学テニス部3年……のはずだが、どう見ても中身はお子様……お菓子大好きっ子のサーブ&ボレーヤーで、大石のコンビは抜群なのだが、最近は1人で4人まで分身が可能になったため、大石自体も困惑中。赤い両端にはねた髪の毛が特徴。
不二周助(ふじしゅうすけ)
青学3年で、茶髪で温厚な人だが、テニスだと一点して、かなりの技の持ち主でカウンターパンチャー「僕に勝つにはまだ早いよ」が口癖。ちなみに手塚の事をずっとライバル視していた様子。天才と呼ばれるのはあまり好きではないらしい。
乾貞治(いぬいさだはる)
データテニスを得意としており、一度はレギュラーから退くが、その時は参謀役として活躍、で、自分の作った特製ドリンクを罰ゲームと称して飲ませようする。不二にはあまり効力がないかと思われていたが……
ちなみに海堂のトレーニングメニューを考えたのも彼であり、越前にはチビなのを気にしているからか、牛乳の本数や、3食メニューを考えた事もあった 関東大会で無事レギュラーになり、長身を生かしたショットを打てるようになった
手塚国光(てづかくにみつ)
テニス部部長、関東大会で腕を痛めた為、ドイツにある病院に入院していた。
全国大会で、無我の境地から新たな技を発動させ比嘉中をフルボッコ。ちなみに彼はアイドル関係には無反応。純和風の家……でもないのだが、なぜか固い性格。
3氷帝編
跡部景吾(あとべけいご)
氷帝学園テニス部部長。200人ものメンバーを一気にひきいている。
ちなみにレギュラー落ちした者は勝ってでもレギュラーとして使って貰えなくなるのだが、宍戸がレギュラー落ちから這い上がろうとした彼を後押しし、無事レギュラーに復帰させた。かなりのお坊ちゃまので目立ちたがり屋ど派手な性格
忍足侑士(おしたりゆうし)
中学3年生。藍色の髪をして、丸眼鏡を掛けているが、本人が目が悪いという訳ではないテニスの経験はかなり高い。跡部が一番信頼している人間とも言える。ちなみに大阪では何度か転校を繰り返して来たが、岳人と友達になり、今ではすっかり仲良しになった。
樺地宗弘(かばじむねひろ)
氷帝学園2年生にして、跡部の付き人の様なそぶりを見せる。本人はあまり話を得意ではないようだが、跡部の命令で動く事が多く、どうやらイギリスから追いかけて来たらしい。ちなみに彼のプレイは純粋な為、見た物をそのままコピー出来るのだが、自分の体系を考えずやってしまって負けてしまう事も…
鳳長太郎(おおとりちょうたろう)
氷帝学園2年で、灰色の髪をした、根が優しく温厚で、音楽が得意。父親が弁護士の為か、結構なお金持ちらしくイギリスの家庭料理が好きで、シシャモは本物が好きらしい。かなり背が高い為、それを生かしたビックサーブを武器としており、ダブルスプレイヤーの宍戸を信頼している。
向日岳人(むかひがくと)
氷帝学園3年赤く丸い髪をした小さな選手。だが、かなりの大食いらしい。
その場の雰囲気で行動してしまう為、それがあだになる時も多く、それが原因で関東大会で敗退する要因になってしまった。
持久力がないのをずっと気にしてる。サーブ&ボレーヤーで、特に跳躍力もかなりの物で7~8mは軽々だ。
宍戸亮(ししどりょう)
氷帝学園3年で、常に帽子をかぶっている。都大会で敗退してしまい、一度はレギュラー落ちするが、断髪して、レギュラーに復帰。今では鳳とコンビを組み、氷帝ゴールデンペアと呼ばれている。ちなみに彼は庶民らしく、ずっと気にしている。
中1の時に岳人と一緒に跡部に戦いを挑むがあっと言う間に負けてしまった。
芥川慈郎(あくたがわじろう)
氷帝学園3年。いっつも寝ており、起きてる時が珍しい位だと言われているが、いざテニスの試合となると、人が変わった様に、テニスを楽しむ。サーブ&ボレーヤーだが、持久力がないらしい。
日吉若(ひよしわかし)
氷帝学園2年で、次期部長候補。彼がテニス部に入るきっかけとなったのは忍足VS跡部の試合を偶然見ていた為。そして、この時から、跡部は自分が倒すと誓っていたが、結局叶う事はなかった。古武術の道場が実家の為か、演武テニスを得意としているのだが、リョーマに敗退して以来ずっと気にしている。
- Re: ひみつの嵐ちゃん房総半島大満喫ツアー ( No.2 )
- 日時: 2022/08/06 20:00
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
その日、アイドルである彼らは1人北京オリンピックで取材中の仲間を残し、房総半島を旅する事になった。
今日1日は彼等にとっては有意義な物になると思っていた。
まずは、新鮮な魚介類が、朝取れたばかりで、あれこれ試食しながら、
お土産が買えるという店に立ち寄ると、今がまさに旬の一品の牡蠣をリーダーが一気に食べた。
「美味しい」
そして、その言葉を聞いたみなが次々と牡蠣をほおばる
「美味しい。凄いクリーミーな味がする」
そして、ここでもメンバーの事を忘れない皆は、牡蠣の保存を聞いて、お土産として買い、次にみつけたのは、ハマグリサイズの大あさりで、焼いて醤油をかけて食る。
「おいしい!濃厚!」と、メンバーの1人が言うと、相葉が、
「お父さんこれ何日ぐらい持つ?」
と聞くと、お店の人は、
「冷蔵庫で3日」
「3日!?」
と、彼は驚くが松潤は、
「いいじゃん俺等で食べちゃえば」
と言うと、簡単に試食できるコーナーを見つけた引率者は、今が旬のサバの開きを発見すると、お店の人が、皆に箸を配り、早速サバをパクパクと食べた後、メンバーへのおみやげをしこたま買い込んだ。
そこへ、
「あれ?……もしかして、嵐さんですか!?」
と、ルパン三世の様な頭をした、六角中1年部長の葵剣太郎が部員を連れてやって来た。
これを見た二宮は、ひそひそと話しだす。
「何この人? 呼んだ?」
「いや、呼んでないっていうか知らないし」
そんな様子を見ていたのか、この六角中テニス部員の監督を務めるオジイが意図を察した。
「これこれ皆、落ち着きなさい。困っておる様じゃ。今日はお忍びかの?」
「ま、まあそんなとこですね」
と松潤が答え
「夏休みなのよ俺等」
と、相葉が言うと、オジイは納得したように頷いた。
「ほう。夏休みとな」
「はい」
「なら、夏にぴったりの場所がある。お前さん達、腹は減っておらぬか?」
と聞くと引率者が、聞くと、
「あ、美味しい所知ってるんですか?」
「まあ、俺達、この辺りが地元ですから」
と、白い髪に青色の瞳が目立つ男前な佐伯虎次郎が進み出た。
「じゃあオジイ、この人達も一緒にどう?」
「うんうん。バーベキューは、大勢いると、とっても楽しい」
「だってさ」
「じゃ行こう行こう」
と、佐伯に先導され、裏手にあるバーベキュー店にやって来た。
この店は、ズラリと並んだ新鮮な魚介類を、好きなだけ取って焼くだけの超簡単なお店だった。
「うわすごいねいっぱいあんじゃん」
「ここは、自分で食べる物を自分で好きなだけ取って食べられるんです」
と佐伯が説明し、相葉も納得した。
「へえ、そうなんだ」
「たまにここに来たりするのね。雨が降ってバーベキューが出来ない時に」
樹が言うと、
「え?練習とかどこでされてるんですか?」
松潤が聞くと、佐伯が、
「俺達は浜辺でテニスやってるんです。だから、海にもそれなりに知ってるし、遠泳したりしてますからね」
「へ~」
そして、皆がそれぞれ席につこうとする時、ハプニングが発生した。
六角中は椅子は十分足りているが、嵐側は足りない。
そこで、ADに聞いてみると、
「すいません。寝て無くて、ここしか空いてなくてある分だけで…」
「ちょっと菊ちゃんなんかこう、ないの? 何かで席を決めるの」
「椅子取りゲームがありますが」
「ああ椅子取りゲームええなあ」
という事で、バーベキュー争奪椅子取りゲームがスタート。
曲が流れだし、それによって、皆はイスの周りをぐるぐる回ると、突然音楽が止まり、
皆は急いで椅子に座るが、二宮があぶれてしまった。
そして、皆はバーベキューに夢中になる。
六角中もそれぞれ取って来た物を食べ、嵐側も食べまくる。
とそこへ、
「カラカラ」
と何かが近づいて来るような音がして、皆がそっちを見ると、よくドラマの高級レストランで、料理が運ばれてくるカートが二宮の前で停止し、彼が恐る恐る蓋を開けると、そこには美味しそうな魚類をふんだんに使ったイタリア風の料理が有った。
「うわすげ!」
「え~! ニノ何それ?」
と相葉が言い、
「めちゃめちゃ贅沢だよねこれってさ~」
と、松潤が言う
「あ、あの、それよりそのカート……どこから来たんでしょうか?」
と、葵が言って、皆は初めて、カートの存在に気付いた
「あ……」
皆が来た方向を見ても何もなく、誰が出したのかもわからない物だった。
「てか、これ、食っていいの?」
二ノ宮は若干迷いはしたが、フォークで刺して食べてみると、魚のぷりぷりの触感に更に甘みのあるタレがかかっていて、それはまさに絶品だった。
「うわうめ~! 超うまい! この刺身とタレのコントラスがスゲーよこれ」
と、そこで引率者が
「さて、皆さんには、バーベキューを味わっていた所で、この魚介類を取れる場所に行ってもらおうと思います」
「え?全員で?」
と相葉が言うと、
「もちろん」
と言い、剣太郎もびっくりしながら、
「え!? もしかして僕達も良いんですか?」
と聞いてみると
「もちろん」
「あの外れた彼も?」
「当然です」
そして嵐チームに六角中の皆がバスに乗り込むと、漁港へやって来た。
「はーい。では、早速すだて漁に挑戦していくわけですけれども、皆さん準備はいいですか~?」
「おー!」
「そして、今回すだて漁まで案内してくださるのが、すだて漁に詳しYさんと見崎のCさんにお越しいただきましたよろしくお願いします」
「と、全員で頭を下げる」
ふいに相葉が、素人でも取れますか?と聞くとYは、
「どうでしょうねこれですね~と腕を叩いた」
「こっちか~」
と皆も腕を叩く。
そして、皆はYとCの船に乗り込みそれぞれ出港した。
―――――――
沖へ出る事10分ですだてが見えて来た。
結構近い位置にあった為、2人はそれぞれのすだての前で船を止めた。
そして、
どれ位深いんだろう? という話になった時、葵がまず飛び込むと膝までしか水が来なかった。
「大丈夫みたいですよ~」
と声がかかり、皆は船を下り、すだての中を見る。
「うわ~これかなりいそうですよ~」
と葵はやや興奮気味だ。
そして、それぞれ分かれ、すだての中へ入っていく。
まず、松潤と黒羽がイカを見つけた。
「超かわい……ててて! 噛まれた」
黒羽がもう一度捕まえると、そのまま食べられる事が分かり、黒羽が躊躇していると、
「俺いこうか?」
「え? 大丈夫ですか?」
と、黒羽が言うより先に松潤は一気にイカを食べた。
突然の事に黒羽が、
「うわいった……大丈夫ですか?」
と、黒羽が効くと、彼は片手で南無阿弥陀仏の様に礼をすると、
「超うま。ぷりっぷり」
「こんなんアリか? 見つけてその場でパクってなんだよこのシステム」
そして、佐伯、相葉チームの方ではすごい大物が見つかった。
なんとそれはススキで、佐伯と相葉は、なんとか追い込もうとするが、なかなか追い込めない。そしてふたりが呼吸を合わせて、1人待機していた引率者のバケツの中にスズキを入れる。
本人はかなりこわがりで、
「いや~! ちょっと~! あんたらよくやったな~」
「イエーイ!」
佐伯と相葉はすっかり意気投合して喜び、ハイタッチした。
一方大野天音チームは高級魚の鯛をゲットしていた。
そして、しばらくすると、採った魚を早速捌いて食べる事にした。
まずイシガレイの刺身だ。それも透明で、味もかなり良い物だった。
松潤は
「うん。アッサリしてるけど、味はしっかりしてる」
そして、引率者も醤油ちょっとつけて食べると
「ホンマ。おいしい」
一方の六角中の皆も、食べていた。
まず葵が試食すると、
「うわ~すごい!。これ、なかなか食べれないよこんなの」
彼の言葉に、六角の皆が集まる。
「お~味はアッサリだけど弾力があってすごい美味しい」
「ジャアわしも」
と、オジイも食べる。
「う~ん。まさに海の恵みじゃ」
そして、続いては高級魚の鯛を刺身にして食べた。
みんなが満足すると、船に帰ってからも、魚の料理が続く。スッカリはまった六角中と嵐の面々だが、ここでお別れする事になった。
養老渓谷に向かう為、バスに乗って行ってしまったのだった。
車内では、引率者が皆に、
「皆さんどうですか?」
と、言うと、も1人の引率者が、
「なんかみんな完全にリラックスしてますけど、まだまだありますよ~」
「俺等十分満足してるよこれでも」
「次はイオンで皆を癒します。あのさっき言ってた養老渓谷はですね。かなりイオンが強いので、十分癒されると思いますよ」
と言い、バスはひた走った。
そして、バスを降りると、喉かな田舎の風景が涼しい風を運び、みんなを癒す
「いや~涼しいね~」
「あ~これ翔ちゃんにも見せたかったな~」
と相葉が言うと、ここで1人仕事をしている櫻井翔に、電話をかける事にした。
しばらくコール音がなり、プチっという音と共に、相葉が
「ニーハオ」と言ってみると、向こう側から声が聞こえた。
「あーニーハオニーハオ」
「あ、翔ちゃんだ。今ねえ、あのね。俺等夏休みやってんの、千葉でね。それで、翔ちゃんにもおみやげたくさん買ってあるから」
「マジで?」
「マジでマジで。例えばねスズキ一匹買ったしね」
と、聞いた翔は困った。
「いやいやいやそれ買ってもらってどうすればいいの? 俺」
「だからいっぱい買ってあるからね」
という相葉に翔は、
「じゃあ、俺もなんか買って行くよ、切手とかどうかな?」
「あ、それでいいんじゃん」
「それで良いって」
皆の意見を相葉が伝えた。
「あ、そうなんだ」
「じゃあ、お仕事頑張ってね~」
「おう!」
と電話が終わり、彼らはパン屋さんに入っていった。
ここはかなり有名な店で地元民だけでなく県外からも人を寄せ付ける人気の名店だった。
「どうする? お土産にする?」
「買う」
と、皆がパンを選んでいた所へ、
「うわ~嵐だニャ~!」
と、嬉しそうな顔をして突撃してきたのは、青春学園3年の菊丸英二だった。
「こ、こら英二、迷惑だから騒ぐなッて」
と、大石が菊丸を止める。
「びっくりした~」
相葉がちょっと引き気味になると、
「ああ、すいません。彼、芸能人好きだから」
「ああそんなんだ。えと、ジャージ姿って事は、テニス部なの?」
相葉が聞くと、手塚が続く。
「はい。青春学園3年、部長の手塚国光です」
その言葉に驚きながらも、大野が握手した」
「えっと、こっちへは試合か何かで?」
「はい。別の中学との遠征試合に。皆、いつまで騒いでいる。挨拶くらいしろ」
すると、皆がそれに気づき、1人ずつ挨拶をした。
まず、帽子をかぶった小っちゃいリョーマが挨拶をする。
「ウィーッス。青学1年、越前リョーマ」
と彼に続き、黒髪の男子が言う。
「俺は2年の桃城武」
次に緑のバンダナをした男子が、
「2年の海堂薫だ」
挨拶し、続いて、四角いメガネをかけた、長身の男が挨拶をする
「3年の乾貞治です」
おっとりして、目を閉じていそうな男子が挨拶をする。
「同じく不二周助です」
彼に続いて、どことなく、本当に中3? と疑いたくなるような赤い男子が挨拶をする。
「同じく3年の、菊丸英二だよん♪」
そして、卵をさかさまにしたような顔の男子が挨拶をする。
「副部長の大石秀一郎です」
最後に、
「寿司屋をやってる河村隆です」
と、面々が言うと、少しおばさん風な女性が言う
「お前達。私を忘れてもらっちゃ困るね~。監督の竜崎です」
「ああ、どうもご丁寧に」
と嵐メンバーが頭を下げると、さっそく本題に入った。
「今日ここへ寄ったのは、ここのもう1つの看板メニューである。ピザ作りに挑戦する為だ」
「え?ピザ作れるの?」
「ああ。そこに窯があるだろ?それでピザを焼くんだよ」
「あ、そうだ。ねえねえ、皆も体験してみない? ピザ作り」
という、竜崎の言葉に、
「え? 良いの?」
「別に人数制限ないし、アイドルグループが来たとなれば、ここの評判も良くなるだろう」
と言うと、相葉が、
「あ、宣伝兼ねてって事ね。いいじゃんいいじゃん」
というわけで、嵐ちゃん一行と青学のみんなでピザづくりに挑戦してみる事にした。
生地にソースを塗り、その上から野菜を乗せたりチーズを乗せたり、野菜を切ったりしながら、それを乗せていく。
そして、ついに出来上がったピザを窯に入れてグツグツと焼き。
乾が青学のピザを切って、それぞれ持って来たのだが、嵐側ではハプニングがあった。
なんと3枚と2枚になってしまったのだ
そして、またも椅子取りゲームをする事になり、大野が負けたので、皆は好き放題にピザを切って食べる。
「うわめっちゃうまい」
松潤がそう言うと、青学側も
「わ、美味しい」
「う~んばっちりだよ」
そして、菊丸は切ったピザを1枚ずつ嵐ちゃんの所に持ってきた。
「よかったらどうぞ」
「あ、ありがとう」
相葉が食べてみると、見事にトマトの触感がマッチして、とってもおいしかった。
「うわうめえ超うまい」
そして、もう片方は、肉と野菜のコントラストのピザで、松潤がほおばる。
「お~超うまい」
「ありがとう」
菊丸がお礼を言うと、大野の方を見ると、こちらをチラ見している。
「あげた方がいいかな」
と、菊丸が大石に耳打ちすると。
「仕方はないよルール何だし」
「そっか……」
と、すっかり皆が堪能したところで、養老の滝でスイカを食べた。
「わ~美味しいニャ~♪」
と菊丸が子供っぽく言うと、桃城が
「こういうのも、悪くないっスね」
と言い、手塚が、
「ああ、心が落ち着く」
と、言いながら、スイカを食べ、
「景色もいいし、最高だよな~」
と、河村も喜びながら食べる。
ところが……
「フシュ~」
という海堂に、相葉がちょっと引く。
それに気づいた不二は、
「すいません彼の口癖なんで、気にしないでください」
「あ、そうなんだ」
「最近は、練習ばかりであまりのんびりした事がなかったからな。こういう事ができれば、士気が上がる」
「さすが部長。渋い事言いますね」
ここで嵐が爆笑し、次なる目的地に青学も付いて来る事になった。
―――――――
一行が着いたのは、ある動物王国だった
そこでは飼育されている動物にエサをあげる事ができる、癒しスポットとなっていた。
「わ~見てみて大石、カピバラがいるよ」
2人が近づくと、カピバラも興味を持って近づいてきた。
他のメンバーもそれぞれ動物にエサをやっていき、この動物王国の人気スターでもある、3頭の象がいた。
それぞれに名前が付けられており、その動物王国の園長が、その象ともっと親しくならないかと声をかけ、リーダー大野が近づくと、鼻に座り、象はそのまま持ちあげた。
「うわ、すっげー! 次オレオレ」
「やれやれ」
と、大石が呆れながらも、菊丸の方を見ると、彼をなんなく持ち上げて見せた。
「やっほ~!イエーイ! 不二,撮れた?」
「ああ、綺麗に撮れてるよ」
「じゃあ、次は手塚が行ってみよ~!」
と菊丸がはしゃぐと、手塚は困った顔をし、ため息をつきながら、象の鼻に乗り、持ちあげられた。
「はい。手塚もしっかり撮れてるよ」
その言葉に、手塚は思わず笑みを浮かべた。
「じゃあ、次あたしね」
と、引率者が行ったのだが、
「キャ――――!!」
とすごい声を出し、象から降りた。
「怖い~~~~」
そして、次に相葉が行くと、
彼は途中で飛び降りた。
「うわ!~~舐めた」
「アハハそりゃ驚くよね」
と菊丸が言うと、象がパオパオと鳴きながら、誰かを差している。
「ほえ? どうしたんだろう?」
「行動から察するに、越前を呼んでいる様にも見えるが」
「俺っスか?」
嵐の皆がそちらを見ると、確かに象達の鼻は越前に向いている。
「呼んでるよ越前君」
と相葉が言い、
「これ、名誉な事だからね」
と二宮が言い、
不二がカメラを向ける。
「……しょうがないな~」
と彼は象の鼻に乗ると、象はすいッと越前を持ちあげた。
「すげえな越前」
と桃城がいい、不二も絶好のシャッターチャンスを逃さなかった。
「良い絵が撮れたよ。後でプリントあげるね」
そして、越前が象から降りて来ると、園長が、
「じゃあ、皆でコミュニケーションをとった所で、この象でサッカーをやってもらおうかな」
「サッカーか~」
「良いじゃん良いじゃん」
象が蹴るサッカーはかなり大きく、皆は不安になった。
でも、二宮は負けられない。前にジャニーズのサッカーでMVPを取った事がある。そのプライドに賭けても負けられないと思い彼は構えた。
「行きまーす」
と、象が大きなサッカーボールを蹴った瞬間彼は逃げた。
「何だよそれ」
「口だけのMVP?」
と仲間から言われるが、これはある意味しかたない。ボールが迫って来るにつれて大きくなる為、受け止められなかったのだ。
「いやさ、受け止めようとしたんだけど事故った事ないけど、事故を起こす時みたいにグーンって来る」
そして、引率者の2人はボールが来ると、柱に捕まったりして、結局返す事が出来なかった。
嵐チーム全員が敗れた所で、青学チームが参戦する事になった。
まずは空き缶に割りばしがあり、それに書かれたアタリの人が受け止めるという事になっていた。
そして、なんとそれに菊丸が当たった。
「うわ俺だって」
「頑張ってくださいよ~せんぱ~い」
「油断せずに行こう」
「もう、皆他人ごとだと思って」
と、彼はゴールキーパの絵が描かれている場所に移動した。
「いいですか?」
「はい!」
「ではいきま~す」
象がサッカーボールを蹴ると、菊丸はそれに突撃し、見事ボールを跳ね返した。
「お~すげ~」
「やった~」
「ま、菊丸先輩なら」
「あれぐらいはやると思ったけどね」
「ケッ!」
海堂だけが、何かつまらないというような顔をしていた。
そして、青学チームは全員合格していた。
「さて、次は、ダンスをしてもらおうかな?」
「あ、ダンスなら俺等得意分野だよ」
と相葉が言い、皆も頷く。
青学の皆は少し離れた所で生の嵐のダンスを見た。
それは言葉には出来ず、みんな黙ってしまった。
不二はカメラを撮り、乾もデータを取る。
そして、ダンスが終わると、皆は拍手喝采で終了した。
「すげえ!初めて生で見るとカッコいいじゃん」
菊丸がそう言うと、
「いや俺等もさ、突然だからちょっと緊張しちゃったよ」
と答えた。
そして、この後、彼らは夕食を取る為に、この房総半島では超高級のブランド牛を食べられるという店にやって来た。
「うわ~なんか高そうだにゃ~」
菊丸が不安げに言うと、乾が、
「この店では、最高のA5ランクのかずさわ牛を一頭飼いする事で普段では高い肉を安く食べる事ができるそうだ」
すると、竜崎が不気味に笑い出す
「フフフフフ」
「な、なに?」
「お前達。私が何の根拠も無しに、ここへ来たと思ったのかい?」
「え?俺達について来たからでしょ?」
「まあ、それも本当に偶然と言えば、偶然じゃ。だがの」
と、彼女がポケットを探ると、何かのチケットらしき物を取り出した。
なんとそれは、この店の物で、高級ブランド牛ザブトン、トモサンカク、ミスジと書かれたチケットだった。
「ばあさんこれって……」
「そ。これを偶然商店街のガラガラの特賞になっとってね。私の孫の桜乃が、偶然当ててきおったんじゃ。で、そんなおりに練習試合の話が入って、こうして、お前さん達にごちそうしてやろうかと思ったわけじゃ」
「当てたんすか? あのクジ。俺もだいぶやったけどあたんなかったんスよ?」
「ま、何はともあれ、中に入ろうじゃないか。おたくらもここで食べるんじゃろ?」
「はいそうです」
と、引率者に先導され、皆が店に入ると、そこには思いもよらぬ珍客がいた。
「じゃあ行こう~……あれ? あそこにいるのって……氷帝!? なんでいんの!?」
なんとそこには氷帝学園テニス部がいて、彼等も焼肉の真っ最中だった。
この時、青学テニス部がヤバ!っという顔で大石修一郎を見た。
彼は肉の事となると、とにかくうるさくなってしまうという癖があり、周りからは、焼肉奉行とまで言われていた。
怪しいオーラを察知した皆は急いで大石を止める。
だが、彼はついにその本性を現した。
「肉汁命! この世の焼肉は全て、俺が制圧する~!」
とまで叫びだし、嵐メンバーは、一瞬引いた。
「何あれ?」
リョーマに相葉が聞くと、彼はこう答えた
「ああ、大石先輩。別名焼肉奉行って呼ばれてて、肉の事となると物凄くなるんスよ」
「焼肉奉行って何?」
「えーと、肉汁が命だとか、タレはつけすぎるなとか、とにかくうるさくて」
「うわ、最悪」
二宮が思わす言うと、やっと大石も落ち着いたのか、大人しくなった。
この姿を見た氷帝も、思わず苦笑いした。
それは全国大会決勝を祝うため、焼肉を食べる事にしたのだが、彼等もなぜかそこにいて、学校対抗焼肉大食いバトルが開催され、
最後はメチャクチャになってしまったので、結局みんなが落ちてしまって終わりになってしまったのだ。
「あ~…アハハ」
皆は苦笑いし合うが、アラシちゃん達はこの時の事を全く知らないので、訳が分からずにいたが、とにもかくにも、今回はアラシがいた事で
希少部位の肉を食べられるという事になった。しかもここでの高級ブランドの肉は跡部も食べた事すらないのだ。
そして、嵐、青学、氷帝と並んだ所で、希少部位のお肉が早速出て来た。
「これはどこですか?」
「これはザブトンと言いまして、肩ロースの部分になります」
このザブトンは、わずか3頭から1gしか取れない油の乗った濃厚な味が特徴だ。
「うわ! 何これ美味C~」
芥川慈郎がご飯と一緒にがっつくと、乾も食べる。
「うん。さすが濃厚な味だ。また良いデータを取らせてもらった」
「うわうま!」
「てめえはうるせえんだよ。食べる時位静かにしやがれ」
と、文句を言っていたマムシこと海堂薫だったが、肉を口に入れた途端
「うめ~!」
と言ってしまった。
そして、ハッと我に返ると、桃城がニマニマしながらこちらを見ていた。
これにはさすがのマムシも切れそうになったが自分も同じ事をしてしまった以上何も言えず、真っ赤になって座った。
「あの2人、仲悪いの?」
と、相葉が聞くと、大石が、答える。
「入部当初からね。ずっとあんな感じ。こっちも何回ハラハラさせられた事か」
「あ、そうなんだ」
そして、次に運ばれて来た肉はトモサンカクと言い、モモの付け根のあたりの部位で、2kgしか取れない超貴重なお肉だ
脂がのってる割にあっさりとしたのが特徴だ。
早速食べてみると、溶けそうなほどにおいしく、
「これもおいC~」
「わ! 本当にこれ溶けそうですよ」
と鳳が言うと、
「美味しい」
「うん。悪くない味だ。なあ樺地」
「ウス」
そして、このお店のベスト1が登場したまではいいのだが……
ADが運んで来たので、氷帝以外の皆は嫌な予感がしたが、やはり1枚たりなかった。
すると、跡部は、
「樺地」
「ウス」
と、机の隅に有った物の布を持ち上げると、そこには合計16個の椅子が置かれていた。
「俺様が用意した物だ。ルールは簡単だ。椅子取りゲームをし、あぶれた物が負けという事になる」
「やっぱし……」
と、相葉が言うと、青学の皆が乾から遠ざかる。
「何を期待しているのかな?」
と、乾が言うと、皆は被りを振って、
「してないしてない」
と言う。
そして、始まった椅子取りゲーム……
結果、松潤、越前、岳人があぶれ、離れた席で、皆の様子を見ていると、
「カラカラカラカラ」
と、何か、カートの様な物が近づいてきた。
しかも、その上には蓋をされた、何かが乗っている。
そして、それはまるでプログラミングされたかのように、3人の前で止まった。
「これ開けて良いの?」
と、松潤が聞くと、越前は
「良いんじゃないスか? 俺等の前に止まったし、これ」
と言って、リョーマが蓋を取ると、そこには、
ご飯にミスジには負けるが、それでも超高級な肉がご飯の上にのっており、更にそのにくはタレがかかっており、みそ汁と、コーンサラダが入っていた。
それを見た青学側は、
「おいおいおい、なんで外れたのに、そんなに贅沢なんだよ~。う~……羨ましいぞこら~!!」
「いや、俺に言われても困るんスけど……てかこれ、食って良いの?」
リョーマは疑問に思いながら食べると、タレのかかった肉の味にご飯がマッチして、とても美味しかった。
「あ、肉とご飯がスゴイ合う。味噌汁は……」
、彼は味噌汁を飲んでみると、薄味の油揚げにネギが入っており、これもリョーマの好みだった。
「あ、オイシイ。てか、何でサラダだけ洋食風なんだろう?」
不思議に思いつつ、サラダとコーンの甘みが絶妙で、一気に平らげる事が出来た。
「ふ~なかなかいい味でしたよ」
「いい味じゃねえだろうが! 1人だけ贅沢しやがって~」
桃城の怒りはごもっともだが、料理は自分の前で止まったという事は、彼の分だったという事になる。
「でも、誰がこんな物用意したんだろう?」
と、不二が不思議がっていると、まだ松潤のフタは閉じたままだった。
「アンタのは何?」
「あ、俺の? なんだろ? せーの、ドン!」
彼が蓋を開けると、これまた見事な高級肉をふんだんに使った牛丼に薬味がかかり、卵の黄身が真ん中にあった。
それを見た皆は、
「うわすげ! めっちゃ贅沢じゃん松潤」
愛馬が文句を言っていると、彼はとりあえず、食べてみる事にした。
「いただきます」
と、彼が一口食べると、黄身とご飯にかかったタレの上に焼きたての肉にネギ、キムチが少々入っており、どこかの牛丼屋にでも、来たような感覚だが、肉の違いがあり、松潤はそれを完食した。
「うわ~これ肉が柔らかくて、肉汁がすごくて卵と相性バッチシ! これ牛丼屋行ったら相当高いと思うよこれ」
それを見た相葉は、
「ちょっと! なにそれめっちゃ贅沢じゃん!」
と言うと、桃城と菊丸も、
「おチビ滅茶苦茶贅沢じゃんか~!」
と、文句を言うが、リョーマは満足していた。
「え? だってあれ、俺のだったんでしょ? 感じからして」
「まあ、確かに、越前の前で止まったのは、確かだがどこからその料理が……」
と、乾は調べようとするが、まだ向日岳人のフタが開けられていなかった。
「あ、そう言えば、向日のフタ、まだとってないじゃん」
「岳人、何が入ってんのや?」
「あ、ああ。てか、なんか中でジュージュー言ってんだけど……
と、ふたを開けてみると、こちらもミスジには負けるが、超高級なステーキにオリジナルのクリームダレが乗っていた。
「わ~~~~~お前のもすごく贅沢そ~じゃん」
「か、変わりたい……」
と、侑士は、なんとかその場で踏ん張った。
食べてみたいのだ、あの高級ステーキを。
「じゃ、いただきます」
と、言うと相葉が、
「ねえねえ断面図見せて断面図」
「こうか?」
と、彼がそれを見せると、見事なミディアムレアだった。
「うわ~すげ~」
と、皆から声が飛び、
侑士も、
「こら岳人! そこ変われ~」
今にも暴れ出しそうなのを氷帝の皆で押さえた。
ところが、そんな事等知らず、彼は、その肉を切り、特性ダレに漬けて食べると、マッチしてすごく美味しかった。
「お~すげえよコレ、肉の中に、もう旨味が入って行くって感じで。うん。うまい」
そして、他の皆はミスジを食べる。
相葉が食べると、一番脂が乗っていた。
「これが一番脂乗ってる」
「イコール?」
「イコール一番うまい」
皆も思い思いに食べるが、そのうまさには皆が感動していた。
流石にここまで美味しい肉を食べた事のなかった跡部も、
「流石の肉だなこの俺に、ナンバー1と言わせるとは」
と言ったのを聞いて
「うわ~すげ~!あの跡部が1番って言ったよ」
「一番とは言ってない最高と言ったんだ」
「うん。たしかにこれ、口の中でとろけてまう。ホンマうまい」
「どうだ? かば……聞くまでもねえな」
樺地は肉をご飯に乗せて夢中でほおばっていた。
そして、この美味しい思いを、櫻井君へのお土産に29000円のシモフリサーロインを買った。
ところがこの後、お土産代だけが別払いになったのを知って、ひと悶着をするアラシ達だったが、こんな事もあろうかと、
中島があるゲームをする事になった。
それは、ある肝試しを行い。そこから一番ビビリーな人が払えばいい。
という判断になった。
はたしてその結果は……
続く
- Re: ひみつの嵐ちゃん房総半島大満喫ツアー ( No.3 )
- 日時: 2022/08/06 20:03
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
これは、私の統合失調症によって引き起こしたあるTV番組を書いた物です。
内容が、その病気のせいで、かなり変わって来てしまっています。かなり違っていたら、それは紛れもなく、私の妄想が引き起こした物です ごめんなさい。
「これは、私が妄想で書いた物です。別にアラシが嫌いだとか、そういうのはありません。ですが、今回の度胸試しでは、私が作った設定がいくつか混ざっているので、そこは見逃してください。それではどうぞ」
そこは、20年前に廃病院なった場所だった。
一行が来てみると、霧が少し出ていて、すごく寒く感じた。
「ここはね、廃病院なった場所です」
引率者の言葉に相葉が聞く。
「え?ホントの廃病院?」
「そうです20年前に」
すると二宮と相葉が、
「やめようよそういうのは」
「やめた方が良いって絶対やめた方が良いって」
と言うが、それでも話は続く
しかも盛り上げる為に、あるゲストが呼ばれていた
彼N、Oといい、芸能人きっての怪談話の語り部だ。
「どうも。おばんです」
「どうも。え~2大目J,I。ポストG,SのN,Oでございます。選りすぐりのちょっといい奴を持ってきました」
すると松潤は
「いやイイっすよそんな」
と言い、相葉と二宮も続く。
「なんかねワザワザね」
「来てもらって悪いんですけど」
「ホント悪いんですけど帰ってもらっていいですか?」
と二宮は言うが、N.Oはやる気マンマンだ。
「あんまり、ゴールデンに出る機会がないので、ここはちょっと、命がけでやらせてもらいます」
そして、彼の話は始まった。
皆椅子に座り、彼の話を聞く事になった。
一礼し、彼は話し始める。
「え~まず1本目の話はですね。若手芸人のブロードキャストのO君がですね、教えてくれた話なんですが」
しかし、そのOの事を誰も知らなかった。
「知らない」
「知らんわ」
「誰?」
という皆にN.Oは、
「今ある番組に出ているんで後で確認してください」
と言い、話がスタートした。
「実はですね。霊感が、あるかないかってインスタントで簡単に、確認できる方法があるんです。で、どういう事かと言うと、無意識な状態識例えば、寝る直前など無意識な状態で、自分の生まれた家を思い出してください。それで鍵を開けて、中に入っていって、部屋の全ての窓を開けていってください。開け終えたら全部閉めてください。閉め終わって玄関の鍵をガチャッて閉めるんですが、その途中にですね。生き物動物、人間何でもいいです。途中にですね。何か生き物とすれ違った場合、その人は霊感があるらしいんです。あ~そうらしいねなんて言って、芸人の中で盛り上がってですね、それでコンパの時に、女の子を怖がらせる為に、その話をしたんです。で、その時の女の子と3か月後に会うことになって、仕事場でたまたま偶然会って、「わ~久しぶり」と言ったんですけど、その女の子は落ち込んでるんです。「どうしたの?」って言ったら、「この前の霊感テストやったらちょっとびっくりするような凄い経験しちゃったんだ」って言うんです。
で聞いてみたら、その日帰って早速、やって見たんですって。その無意識な状態で、家を思い浮かべて中に入っていくって言うのを。その子の家は、廊下の長い家だったらしいんですけど、廊下を通ろうとした時に、見た事ない、だけど懐かしいおじさんがファって足元にしがみ付いて来たんだすって。それで、「あって、あって」そこで彼女は我に返って、何だったの今のはってなってたら、電話がかかって来たんですって。出てみたらお母さんでした。遠い親戚の叔父さんが亡くなったらしいんです。実は、その叔父さんとは、面識はほとんどないんですね。小っちゃい頃に面倒見てくれてて、彼女その時からバレエ。踊る方のバレエをやっててシューズとか洋服とか、全部、その叔父さんがくれてたんですね。その叔父さんが突然亡くなって、彼女何か嫌な予感したんですね。で、お母さんに連れられて、その葬式に出てみたら、遺影見てびっくりしたんです。あの、あってって言ってたあの叔父さんさんだったんです。つまり、叔父さんは、予兆と言うか、サインを出しに来たんだなと思ったんです。そして、その時彼女ピンときたんです。あの「あって」って言うのは「踊って」ていう意味なんじゃないかと思ったんです。つまり、小っちゃい頃からトゥーシューズとか洋服とか貰っていたけれど、踊っているのを見た事ないから、そこで多分メッセージを出しに来たんじゃないかなと思ったんです。「あ~そういう事あるんだな」って言って家族としゃべって、また、1人暮らしの家に帰って、そのまま寝ようとしたら、いきなり金縛りなったんです。そして、視界がガラッと変わって、育った家の映像になるです。で、自分でも思わない内に、スーと入って行くんです。スーっと。そしてまた廊下の所で、ファっとあの叔父さんが足にしがみ付いて来て「あって、あって」って言って来るんです。でも、彼女はその時冷静だったんです。さっきの一連の事があって、踊ってって言ってるから、ちゃんと言えば、これ供養になって、叔父さんは天国に行ってくれるんじゃないかと思ったんです。「叔父さんごめんね。さっきから踊ってって言ってくれてるけど、もう叔父さんの前で、踊る事は出来ないんだ。だから、天国で私の事見守って頂戴」って言っても、叔父さんはそんな事聞かず、「あって」「あって」ってどんどん言って来るんです。よ~く聞いてみたらですね、「踊って」って言ってないんです。「代わって」って言ってるんです。つまり、叔父さんは、踊ってじゃなくて「代わって!代わって!俺の代わりにお前が死んで!」って聞いて彼女びっくりして、そこで倒れちゃったらしいんです」
それを聞き終えた皆は寒くなってしまった。
松潤は、
「全然軽くねえし」
と言い、引率者の1人が、
「見て、肌質がボロボロになってきた」
と言いだした。
そして、もう1人の引率者は、
「お話は、まだあるんですか?」
とN.Oに聞くと、皆からブーイングが飛ぶ。
「いやいや」
「もういいっすよ」
「十分」
だがN.Oはしゃべりたりなさそうにしているが、流石に引率者が、
「十二分十三分十四分です」
と言った。
松潤も、
「うわ~これリアルに本当に行きたくなくなってきたな~」
と言い、引率者が、
「さあ、こんなタイミングで何ですがルール説明させていただきます。
その言葉に二宮と相葉が、
「なんのルールだよ?」
「ルールなんてないでしょ?」
今回の度胸試しは、嵐が2人1組で挑戦。
途中用意された恐怖ポイントで一番多く声を出した人が、おみや代を自腹で払うという物だ。
そしてゲームはスタートした。
「トップバッターは、相葉君と二宮君です」
それを聞いた時、
二宮は、
「最悪だ」
と言った。
それに相葉が聞く。
「待てよ最悪ってどういう事だよ?」
引率者が訳を聞いた
「あ、どういう事?」
それに二宮が説明する。
「この人は、あのテンパル癖があるんですよ。やばばば、ここわいこわいって言うのが怖いんですよ」
それに相葉が答える。
「表に出しちゃうんですよ。ジェットコースターでもワーって言いたいタイプなの」
「だから、巻き添えパターンでしょ?」
二宮の言葉に引率者は、
「そうね。気を付けて」
と言われながらも、2人は席を立ち、病院に向かおうとしたが、その途中、相葉がいきなり、
「イテエ」
としゃがみ込んだ。
それを見た皆は笑いながらも、二宮が迎えてに来た。
「ホラこういう事が起きるのよ」
どうやら、石がてこの原理で足に直撃した様だった。
ついに、扉の前に来た
二宮が扉を開けると、中は暗い階段に緑の電球が怪しく光っていた。
そして、相葉が
「お~。やるもんですね~」
と言うと、二宮が
「行こう」
言った瞬間、相葉がすかさず、
「行け」
と言い、二宮が
「なんでお前が隊長になってるんだよ!?」
と言いながら、2人は階段を下りて行く。
二宮がリードしながら、階段を下りて行くのを、外で引率者達が見ていた。
一番下に付くと、相葉が、
「わ、急に寒くねえ?」
だが、二宮は何も感じなかった。
「まったく感じないんだけどどうしよ?」
と、二人はあちこち照らしながら進んでいく。
第一ポイントである人形をクリアしたところで突然
「ドドドド、ドドドド」
と、まるでマシンガンか、ガドリング砲を撃っている音に驚きながらも、携帯を発見した。
「うわちょっと待ってはい、発見!携帯発見!」
と、相葉が取って、二宮が出た。
「もしもし?」
出たのはADだった。
「ADです」
「はいはい」
「突き当りのロッカーの中にカメラがあるので、それを持ってください。ボイラー室があるのでそちらへ進んで下さい」
おそるおそるロッカーに近づく相葉に、二宮が、
「俺開ける?」
と聞くと、相葉は
「大丈夫」
と言いながら、ロッカーの扉を開け、カメラを持った。
「カメラ有った。これ取っていいの?」
「はい」
と二宮が言うと、ADが電話越しに次の指示を出す。
「取ってください。来た道を戻って……」
と彼の話が途中で終わってしまい、二宮は続きを聞こうとしたが、電話が切れてしまった。
そして、彼等はボイラー室に入った。
「すると、相葉が、あ~やべえお腹痛くなってきた」
と体調不良を訴えるも、一応支障はない為、このまま続行することになった。
恐る恐る歩いていると、いきなりドアが
「バン!」っと閉まり、同時に2人は
「うわ!」
と声を出してしまった。
その様子をモニター越しに見ていた引率者は爆笑してしまっていた。
「だから、静かにしてって言ってるでしょ?」
と、二宮に言われ、相葉は口を押えて後に続く。
進んで行くと、電気が付き、不気味な人形と椅子があり、その上に
ここに座って1人ずつ写真を撮れ、と言う黒い板に赤い字で書かれていてかなり不気味だ。
しかも、台がある。
相葉が
「これえぐくね? あ~マジ腹いて~」
と言う。
しばらくすると、二宮が椅子に座った。
「よし」
カメラを構える相葉は、
「アングルどうする?」
と聞くが、二宮は、
「いいよ早く」
と言い、相葉は写真を撮った。
相葉はちゃんと取れてるかどうか心配だったが、
「撮れてるよ大丈夫だよ」
と言われ、相葉が椅子に座って、
二宮がシャッターボタンを押した途端。
「ガタン」
と言う音と共に、いきなり椅子が落ち、
「うわっ~! うわわわ」
と、相葉はその場からとんで逃げて、思わず、二宮も声を出してしまった。
その様子を見ていた引率者は笑い転げた。
そして、空になったロッカーにN.Oが隠れた。
2人がそろ~っと出てきて、次に向かう場所を探していると、いきなりロッカーから
「話しを聞いてくださ~い」
と、N,Oが飛び出して来て、二宮が低い声を出してしまってポイントが付いてしまった。
「どうも2代目JIのN.Oです」
と、彼は挨拶するが、既に二宮は相葉を連れて逃げようとしている。
が、それで逃がす彼ではなく、ロッカーの上にあったザブトンを置き、渋々2人はそこに正座した。
ちなみに引率者の2人も懲りているのか、耳を塞いでいる。
次に彼が語ったのは、
「A君から聞いた話なんですけれども」
その話は、新聞が一瞬で消えてしまう不気味なポストの話で、数日後、配達員しばらく新聞を握って思いっきり引っ張って見ると、
「せーのってばって引っ張ったらそのすりガラスの所にバンっとフランス人形がぶつかって来て。フランス人形がその新聞を持ってきてたんですよ」
と、ここで話は終わった。
「さあ、3階の方へ。どうもありがとうございました」
と、N.Oが座布団を受け取ると、二宮が、
「俺この人と初めて仕事するけど、もう二度と仕事したくないこの人」
「ちょっとそんな事言わないでください。気持ちは準レギュラーですから」
そして、2人は恐る恐る階段を上がっていると、いきなりゾンビが現れ、
2人はここでも声を出してしまった。
しかもこのゾンビはゆっくりと2人の後について来る。
流石に相葉が、
「どこまでついてくんだよ」
と言ったが、いつの間にかいなくなっていた。
そして、やっと2人が3階につくと、そこにはストレッチャーが2台あり、ここに寝ろという指示書きがあった。
「相葉さんこれ」
「マジか?」
「寝るしかないコレ」
と、二人がストレッチャーの上に横になると、まるで引っ張られるようにスーと動き出した。
「え~え~なにこれ」
と相葉が言っていると、部屋の前で停止した。
すると、またADから連絡があった。
「ADです。そこに霊安室があるので、2人一緒に写真を撮って下さい」
「はい。2人で写真撮れって」
と言って、二宮は携帯を切った。
「俺もうやだよ」
と、相葉はスッカリ怖がっているが、ある仕掛けに気づき、相葉は思わず笑ってしまった。
仕掛けに気づいたのだ。
「行こう」
「あのね、ニノちゃん」
「分かったよ。俺開けようか?」
「いや、俺がやるちょっと待って」
と、相葉はズボンで手の汗を拭き、ノブを回して、中に入った。
そこにはカメラが1台用意されており、その前に人形がセットされていた。
二宮が、
「人形ってこれかな?」
と言うが、返事は帰って来なかった。
「セッティングされてるって事はこれ、カメラ置いて来ても良かったんじゃない?」
と言いながら、2人は人形に近づく
「僕がそこに行けばいいんだよね」
「いや2人でって言ってたよ」
「あ、セルフ。あーなるほど」
2人は人形の前に立ち、二宮が
「撮ろう」
と言い相葉が、
「スイッチ持って来た?」
と言うと、二宮が持ってきたとカメラのスイッチを押した、その瞬間。
後ろの壁を突き破って無数の、恐竜の様な手が伸びて来た。
「うわっ~!うわわわ……」
その様子を見ていた二人は、相変わらず、笑いっぱなしだ。
そして、相葉が外に出ようとするが、扉が開かない。
「もう勘弁」
と二宮が言った次の瞬間。
「ぶしゅ~!」
っと白い煙が吹きだし、それが晴れると、髪の毛で前が隠れた女が現れ、2人は逃げようとするが、女は近づいて来て、2人にたかり、それを見はからったかのように、骸骨の群れが2人に襲い掛かって来る。
「本当に本当に本当に本当ごめんっマジごめんって」
「マジ無理だって」
「もうやめて!」
「うわ~!」
2人は叫びながら、なんとか部屋の戸を開けるが、そこにも骸骨がおり、2人は必死になって逃げた。
しかもそのスピードはかなり速く、2人は全力疾走で逃げた。
そして、ようやく出口にたどり着いた。
「お帰り」
「お帰り~」
というみんなに二宮はフラッシュをたいて写真を撮った。
すると引率者は、
「いやいやなんのフラッシュよそれ」
と引率者が言いい、もう1人が、
「どうでした?」
と聞くと、相葉は、
「いや、別に大したことなかったよ?」
と言うが、思いっきり服に、骸骨に掴まれた跡がくっきり残っていた。
「ていうか、あんな骸骨の仕掛けあった?」
ところが引率者は、
「いや全然骸骨の仕掛けじゃなくて、ゾンビの格好をした人が襲って来るっていう設定になってたはずやけど」
「俺等骸骨にメッチャたかられて本当にどうなるかと思ったよ」
と相葉が言い、二宮も
「そうそうこう血の付いた骸骨がさ~こうガブーって来て、本当に大変だったんだよ」
「とりあえず、2組目お願いします」
「よっしゃ! 頑張ろうぜ……手つないで行こうか」
と、怖々ながらも彼等は出発した。
彼等と同じようにカメラをピックアップし、ボイラー室に入った。
そして、扉が勢いよく閉まると、その音で松潤が声を出してしまった。
「あ~もう言っちゃったよ」
と言いながら、彼らは2つ目の恐怖ポイントである椅子に来た。
ここで何か起こらないかと思っていたのだが、椅子が落ちても、大野は、
松潤の
「出た?」
という質問に、
「出ねえ」
と答えた。松潤が
「流石リーダー」
と言った
モニター越しの相葉が、
「ちょっと待てよ、なんだよそれ~!」
と怒る
そして、ボイラ~室から出てくると、
ロッカーからN.Oが出てきて、
「ういいいい。あ~また声出ちゃったよ~」
と、まるでY,Kの様な声を出してしまい、再びOの怪談が始まった。
「これはですね。M.Eさんが教えてくれた話なんですが、
語られた話は、後輩芸人が肝試しをかねてドライブした時の事。
とあるトンネルを走っている時に、車に無数の衝撃が走ったという。
「あの窓ガラスにですねドドドドドドって叩く音がしたんです。その跡と言うのがですね、全て、人の掌の形。
「で、この手の跡の形の量がものすごいので、ガソリンスタンドで落としてもらおう」
という事になったんですね。所が、ガソリンスタンドの店員が、
「あれ?これおかしいなって言うんです。で、
「どうしたんですか?」
って聞いたら
「いやこの掌の後が全部外側じゃなくて内側に付いてる」
て言うんです。ずっと霊は中にいたんです」
そこで怪談は終了し、松潤はすっかり怯えるが、突然大野が、
「何人?」
と言った。
「はい?」
とN.Oが聞くと、
「何人いた?」
「え?人数ですか?」
「バタバタバタって」
「そうですバタバタバタって中に入って来て」
「霊は何人いたか?まあ、たぶん4,5人はいたんじゃないですか?え?これ、僕が悪いんですか?」
流石にさっきまで怯えていた松潤が助け舟を出した
「いや、彼が悪いんです」
「彼が悪いんですよね」
と、言っている様子を見て、皆は大笑いをしていた。
その頃、大野と松潤は3階の霊安室へ
相葉の時と同様に写真を取ると、後ろから手が出てくるのだが、その時、相葉は疑問を持った。
自分たちの時は、鋭い爪を持つ、それこそ恐竜の手の様な形の手が出て来たのに、このペアだけが普通の手なのだ。
「あれ?なんで?俺等の時のってさ~普通こんなじゃなかったよね?」
「思いっきりなんかすごく鋭い爪を持った手だったよ。こんなんじゃなかった。変えた?」
「いや、私らはあんな仕掛けしてないから、あれ?って思ったよ」
という引率者の言葉に、相葉と二宮は、病院を見上げた。
そして、そうこうしているうちに、大野と松潤が帰って来た。
「ごめんちょっと友達連れて来た」
という松潤に、二宮と相葉が文句を言う
「ずるいよ~」
「ほんとだよね~」
「俺等の時知らない人と骸骨にたかられたんだよ」
「超怖かったんだから、あそこの下り俺等」
というが松潤と大野は、
「いや、俺等の時、階段降りる時、足元気をつけて足元気を付けてって」
「緊張感がまるで出ないんだよ」
「後、なんかお盆の帰省ラッシュみたいになってたし」
と言っていると、引率者が、
「さあ、ここで、櫻井翔君のお土産代をかけました。お化け屋敷の絶叫ランキング発表しましょう」
そして、キチンと数えた結果、8ポイントで、二宮がビビり王となってしまった。。
「やったー!」
と相葉が喜ぶと、
どうやら相葉の声が大きすぎる為、耳に残りやすいのだが、イヤホン越しだと、キャッという声が聞こえていたらしい。
という事で、二宮は41105円を払う事になった。
- Re: ひみつの嵐ちゃん房総半島大満喫ツアー ( No.4 )
- 日時: 2022/08/07 07:13
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
後書きと言い訳。
やっと書きたい事が書けてホッとしています。
何しろ、本当に有った昔の番組を使うわけですから、かなりヒヤヒヤしましたが、無事載せられる事が出来て嬉しいです。
コメントとかが来ないのは、ちょっと残念ですが、
それで見てくれる人がいれば嬉しいです。
ちなみに冒頭でも書きましたが、本当に有った番組(かなり前に終わった)を使用しているので、
本当にどうなるか心配でした。
どのタイミングでどんなキャラ出すかとか、色々と考えて入れました。
後、もう1つ言うと、私は嵐ファンではなく、従姉妹にしつこく入れられたせいで、これを書く気になりました。
妹の方は、テレビまで見せに来て、ちょっと言いにくいのですが、あれでした。
特にあいつが中2の時が酷かった。
本当に地獄で郵便局の私のお金残ったのは500円だけ。
姉の方が話も合うし、本当に幸せでしたが、エホバに行ってしまい、本当に悲しいです。
この話しを書いた事で、何か変化が有れば良いのですが……
さて、この話は、これでENDを迎え、治療に戻ります。
一応DC(ディーケア)にも通っており、ノートに小説書いてます。
後、体操や色々なプログラムに参加したりしており、友達も出来たのですが、
その友達がコロナに(T_T)
とりあえず、なんとかこの妄想をコントロールしたいです。
なんとか先生の話を聞いて、ちゃんとしたいです。
出来ればコメントが欲しいのですが、ここ、返信無理なのがちょっと残念ですが、ちゃんとした所で、この話を出したいです。
それでは、さようなら
FIN
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