二次創作小説(紙ほか)
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- ぼくらの四日間寝泊まり〜前日譚〜
- 日時: 2022/10/09 19:21
- 名前: 大黒先尾 (ID: rKVc2nvw)
「僕らの七日間戦争」。
ぼくらはそれを読んでから考えが変わった。
元々勉強し、普通の高校に行き、普通の大学か専門学校に行き、その後何かの仕事に就いて働き、その後老いて、死んでいくとずっと思っていた。この本を読む前は—
「よし、最終確認だ」
僕は気を引き締めた。
「いよいよかー」
小山が言った。
「今いるのはリーダー・秀くん、天下のてんちー、ガキ大将・釣先、天才的頭脳の河合、運動神経バツグン・斎藤くん、サッカープロ級の斗真(とうま)くん、自称ミスコンNo.1・みつりさん、本物ミスコンNo.1・一華さん、一華さんの妹、かつ独特だけど頼りになるアイディアメーカー・一花さん、6人兄弟の小山、そしてこのぼく、秀くんの弟子・再々(さいさい)の10人、いるかな?かな?」
「長すぎ、もっと短く言って」
秀は言った。再々は
「分かりました、師匠!」
と言って口のチャックをしめた。
「次。どこの秘密基地へ行くか覚えているか?」
みんな「うん」と答えた。
「城南区の油山やろ?」釣先が言った。
「そう。後、何泊何日?」「・・・」みんな黙っている。秀は言っていなかった。
「3泊4日で良いんじゃない?」河合が意見を言った。みんな、さんせー!と言ったので、3泊4日にした。
「よし、じゃあ明日の16時半に集合だ!みんな遅れるな!」みんな引き締まり、解散!と言うと走って帰っていった。
明後日からその4日後まではみんな休む。なぜなら担任の森内先生は人気だけど、その間学校に来ないというからだ。
親からも先生は人気だから親も分かってくれる。「先生の家に泊まる」とメモ用紙をはって家を出ればOKだ。
先生にも事情は通しているので大丈夫。
家に帰り、「ぼくらの天使ゲーム」を途中まで読んだ。「一日一善、か。」つい独り言を言った。
その後、チャーハンとチキン南蛮を食べ、少しテレビを見て歯磨きをし、10時に寝た。