二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ミラキュラス(ノワバグ)※捏造
- 日時: 2023/01/25 07:49
- 名前: ガチ恋オタ君 (ID: ykAwvZHP)
「ねえ、ティッキー…。」
「どうしたの?元気ないね。マリネッ卜…。」
マリネッ卜は悩んでいた。それは…
「私はアドリアンが好きなはずでしょ?でも最近、シャノワールにもドキドキするの。これってどういうことかな?亅
「マリネッ卜…」
「私、前まではアドリアンと普通に話せなかったのに今は話せるの。これってアドリアンはもう好きじゃないってことなのかな?私はどうしたらいいんだろう…。」
「マリネッ卜。私はマリネッ卜の思った通りに動けばいいと思うよ。大丈夫、きっとうまくいく。今までも、そうやってうまくいったでしょ?マリネッ卜ならできるよ!」
「ティッキー…。…うん、ありがとう。もうー度自分の気持ちを考えてみるね。」
「うん。もっと色んな人に相談してもいいと思うよ。」
「うん、やってみるね。おやすみティッキー。」
「おやすみマリネッ卜。」
>>>
「…レ…ィ……マイレディ?」
「うわあ!シャノワール!?」
「どうしたの?君がボーッとするなんて珍しいね。もしかして、僕のこと考えてた?」
「えっ!?いやまさかそんなぁ!あっもうこんな時間!私帰らないと!じゃあねシャノワール!バグアウト!」
「ちょっマイレディ!?まだパ卜ロール中…。行っちゃった。…ま、いっか!忙しそうだったし!」
レディバグの顔が耳まで真っ赤だったのに、シャノワールは気付かなかった。
>>>
その日の夜、マリネッ卜はべランダに出ていた。
「うあああああ~!!」
「大丈夫?マリネッ卜。」
「どうしようティッキー!パトロール中だったのに、私最低だよ。」
「大丈夫、シャノワールだって分かってくれるよ!」
「でもこれで分かったよ。私はシャノワールが好きなんだよ。認める。」
「良かったね、マリネッ卜!告白するの?」
「こ、こここ告白!?いきなり!?無理!絶対無理!!」
「どうして?絶対OKしてもらえるよ!」
「そういうことじゃないんだよティッキー…。」
「?どういうこと?」
「彼が好きなのはレディバグで私じゃない。本当の私はマリネット・デュパン=チェン。普通のドジな女の子だよ。」
「マリネット…。」
「今日はもう寝ようか。おいでティッキー。」
「うんマリネッ卜。」
その会話を聞いていた黒猫がー人、顔を赤くさせてたのは誰も知らない。
>>>
次の日の学校
「マリネッ卜。」
「アドリアン、どうしたの?」
「少し話したいことがあるから、放課後時間あればちょっといい?」
アドリアンは妙に緊張していた。
「ええ、大丈夫よ。じゃあまた放課後ね、アドリアン。」
「うん、またねマリネッ卜。」
>>>
放課後の校舎裏
「どうしたの?アドリアン。」
「うん。単刀直入に言うね…ーーー君が好きだよ。マリネッ卜。僕と付き合ってください。」
「…え?」
「返事はもらえない?」
「…ごめんなさい。私、他に好きな人がいて…。」
「それってこんな人?」
「え?」
「プラッグ!クロウ・アウト!」
「…嘘…シャノワール?」
「そうだよ、マイレディ?」
「っ!?」
「僕と付き合ってもらえますか?マイレディ。」
「は、いっ!はい!」
「良かった…大好きだよ、マリネット。」
「私も大好きだよ、アドリアン。」
そうしてスーパーヒーロー最強カップルが誕生したのでした。