二次創作小説(紙ほか)

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HQ かきくトリオの話
日時: 2024/04/10 23:19
名前: アイス (ID: 0usRh8S8)

この、北側第一こと、かきくトリオ大好きすぎて、何個か小説かいてあったので載せてます!昔のやつなのでキャラをつかめていなかったり、人によってはキャラ崩壊ととれる場面もあります。
誤字、脱字が多くありますが、読めないくらいの誤字などを見つけたら教えてくださると幸いです!今回の語り手は国見ちゃんです!
なるべく前の国見ちゃんや、北側第一のはなしとは違うように書いてるつもりなのですが、おなじことかいてある可能性もあるのでご注意下さい!そして、原作の言葉とちょっと違う言葉もあるのでそこも注意です!それでも良いかたは前置きが長くなりましたがどうそ!









「スパイカーの道を切り開く、それがセッターだ。」

俺たちは、テレビで烏野の試合を観ていた。なんだかんだいってみんな、烏野の方に肩入れはしているらしい。
途中、日向が打てないときがあった。
俺達、、俺、国見英と、金田一は、思った。
あぁ、もうだめだなって、
だって、てんを決められない、100%じゃないスパイカー、自分のトスをいかせないスパイカーには、これっきり興味がないと思ったからだ。
でも、そんなこと考えられるのは、俺達が北川第一のときの、王様こと、影山を観ていたからだと思う。

その試合、日向が100%じゃなくなった試合、どうなるかと思った。そのまま、日向を使わずに試合を進めるか、それとも無理な状態で使い続けるのか。
でも、俺達の考えはあってすらいなかった。影山は、いった。[スパイカーの道を切り開くそれがセッターだ。]そう言いながら、日向にトスをあげた。
影山にとっては、自分のトスに答えてくれるのはとてもうれしいこと。それは過去があるから、、
日向は自分にトスが上がるのが何よりもうれしい。それは中学時代、環境に恵まれなかったから。
そのふたりがまじわることて、新たなことが生まれた。
俺たちは影山のその台詞を聞いて改めてさいど、また確信した。ああ、やっぱりこいつは変わったんだ、と。
その台詞は、俺達が、俺達とチームメイトのとき、一番投げ掛けてほしかった言葉なのかもしれない。
だって、セッターが自分に会わせてくれるから。
普通は、当たり前だけど、中学のときの俺らの場合は、全く当たり前じゃなかった。
影山のトスに答えられるよう、打ちにくい、ついていけないトスをうって、全然それでうっても気持ちよくもない、そんな気持ちのなか打ち続けた中学時代は、影山は、覚えているのだろうか。俺はハッキリとおぼえている。回りもみずに、ただ、上だけを見て、歩いていたこと。
、仲間なんて、思ってなくて、信用すらもしてなくて興味もなくて、〈俺が勝つ。>〈俺がコートに残って全国へいく〉って、俺が俺がって、まるで自分だけが、勝てるためだけに作られたチームだとでも思っているようで、周りが影山のことを嫌っていたことを覚えているのだろうか。


隣の金田一に目を向ける。
あぁ、やっぱり。
スッゴい切ない顔してる。その顔には後悔もみえる。
ほら、王様。
王様のせいで、回りはこんなに苦しんだ。お前が、王様を脱退して、普通の正当な王様になったって、及川さんが言ってたけど、そんなことはない。俺のなかでは、いつまで、ずっと王様のままだ。
回りを傷つけて、そのくせ自分は、その過去を降りきって。ただ、そう見えてるだけかもしれないけど、どっちにしたっめ、俺の中の王様は変わらない。

でも、だからこそ、あのときいってほしかった。
その一言が、あるだけで、俺らは、オマエのトスを無視しなかったのかもしれない。正当な関係になれたのかもしれない。
きっと、お前を王様にしたのは俺達だ。
前から気づいてる。
だけど、その関係まで持ち込んだのは王様だ。
だから、あのとき俺じゃなくてもいいから、せめてもで、金田一に、その言葉を、言ってくれていたら。
そして願わくばその言葉通りに実現してくれていたならば。それに、、、俺が、、もっと、、影山と向きえていたなら、いや違う向き合おうとしていれば、だな、、、。
そしたら、あそこで笑いあっていたのは俺達だったのかも知らない、、。

たられば、言わないってよく言われるけど、そんなの無理だ。
そうなる可能性があったのに、それを諦めたか、そこまで努力しなかった、自分に、後悔するのは、当たり前だ。
でも、どんなに過去を悔やんだって、過去に戻ることはできないし、ゲームみたいに書き直すことをできない。
だから、俺達は、影山にかって、いや違うな、からすのにかって、
お前もうまくやってるみたいだけどこっちはこっちてやってるし強いからって証明さしてみたい。

だから、俺達のなかでは、影山はずっと王様だし、追い付きたい人間だ。
そして一番、あぁしてればよかったって言う思いを作り出した張本人だ。
これからも、俺達のなかでの王様は、成長し続けるのだろう。あの頃のことがすべて無駄だったとは言わせない。そのために俺らは、あの頃のことを一生忘れず、影山に負けたくないから、対等な関係になれるように、あの頃以上に、もうあんな後悔はしないように、できることはすべてやっていく。それが、俺にとっての、もう後悔しない、最善の選択だから。


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