二次創作小説(紙ほか)
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- HQ国見英の嫌いなもの
- 日時: 2024/06/16 22:33
- 名前: アイス (ID: 0usRh8S8)
今回は国見ちゃん目線の話です!!
誤字脱字、文字抜けなどがあると思いますが、優しいめでご鑑賞ください!!人によってはキャラ崩壊ともとれるシーンがあるので注意です!
それでも良い方はどうぞ!!
俺は金田一の笑顔が好きだ。まるで太陽みたいと回りが暗くても明るくするようなそんな笑顔が大好きだ
「かっ影山は元気か」
模擬ユースが終わり選抜されたメンバーと押し掛けて入ってきた鳥野10番こと日向翔陽は、メアド交換のために白鳥沢学園の前で集まっていた。
金田一はどうも影山のことがきになっているらしく、日向に影山のことを聞いていた。
はぁ、またこいつは。
何回あいつのことをきにすればきがすむんだ。
北一時代俺たちは王様と同じチームだった。
中1のころはよかった。
今考えるとそれは多分及川さんという影山に近く影山より上を歩いていた人がいたからだ。その頃は別に俺たち三人はなかがいいわけでも悪いわけでもなかったが、及川さんに気に入られていたのかまたもやこちらが一方的に絡んでいたのかで、三人一緒にいることが多かった。
金田一の笑顔はその頃から眩しかった。初めて金田一とあったときは、変な髪型してるなー、うるさそうだなー、とか、なんか優しそうってことしか思ってなかった。
部活で、パス練など、金田一とは実力が近かかったのでそれとなく一緒にいることが多くなった。
そして一緒にいることでわかった。あぁこいつは心のそこから真で優しい人間なんだなって。それと同時に不器用なんだなって思った。
おれは、小さい頃からつかれそう、めんどくさそうって思うことは何となくわかって勝手に、無理だわとか、やだなって決めてやめていた。
小2くらいまでは普通にしゃべるくらいの友達、、ってうかクラスメイトがいたけど小3、小4と学年が上がっていく度に俺の回りからは人がいなくなっていった。
多分小1くらいのとただ無邪気に話していたけれど成長する度に自分に有利な道を選ぶようになるから、めんどくさい人間とか変わりたくないから、まぁそんなことを言う俺ももともとそうなんだけどね。
最初は仲良くしてくれていた人も、気づけば回りからはいなくなっていた。
多分、めんどくさい、関わりづらい、そんなことをみんな思っていたからだろう。そんなこんながあったから俺は本当に友達、と呼べる人間がいなかった。
だけど、見てくれは良かったらしく俺の回りには望んでもいない女子がいつも群がっていた。
お陰でもっと他のやつらから嫌われたりさんざんだった。別に一人が嫌な訳じゃない。相手に会わせて息苦しいよりは全然ましだと思う。だけど、いつか、心のそこから笑い会える友達が、ほしいって思ってた。
中学に上がって金田一と会った。こいつは、先輩が言ってたから、だと思うけどいろいろ面倒を見てくれた。いいやつだな、それくらいしか思ってなかった。
けど、部活に関係ないときまで一緒にいようとするから、「俺となんかいないで他の友達のとこいってきなよ。お前友達多いだろ」って、いったら「なにいってんだよ、俺は今国見といたいから一緒にいるんだけど。」って言ってきた。
俺は始めだけだろそんなことを心のなかで呟きながら無言でその場を去った。
けど違った。いつもなら、自分勝手でめんどくさいやつとして認識されているくらいの頃にもあいつはいてくれた。
朝お越しに来てくれたり、なにか忘れたときとか貸してくれたり。
いろいろした。あるとき俺は気になって不意にいった。「何でこんなめんどくさいやつと一緒にいるんだよ」と。
金田一は、「そんなの一緒にいてたのしいからにきまってるだろ!っていうか国見がわがままなことぐらい見てればわかるしー。てか、自覚あったのかよ」と笑いながら、返してきた。
俺はその瞬間なにか昔からほしかったものが急に目の前に現れてまぶしくて直視できなくて、そんな感じがした。
「そーかよ。変わってんな」おれは、喜んでいることがばれないようにそっといった。
中2になった。及川さんや岩泉さんたちはいない部活が始まっていた。
それくらいのこからだった。影山が、王様が、チームの意味をなくし始めたのは。
はじめの頃はみんなついていっていた。
けどどんなにやっても無理だから。そんなことで一ヶ月もたつと無理に王様にあわせようとするのをやめていた。俺はと言うと、
そのみんながやめる前からもう、諦めていた。
どーせ無理なんだ。そんな根拠もない言葉を並べて逃げていた。
それから一人、二人と、王様に合わせようと必死でもがくものは、減っていった。何ヵ月かたつともう、ほとんどは諦めていた。
すむ世界がちがうだとか、天才はやっぱ違うわとか、みんな自分を逃がすための口実を誰にいっているのかもわからずにいっていた。
俺が全く言えることじゃない、一番最初に逃げたのは俺だから。
けど、回りが逃げて、諦めていくなかで一人もがいて抗っているやつがいた。
金田一だ。
金田一は必死にあいつに合わせようと王様の「勝ちに必要なだけのトス」、「決して及川さんのように会わせてくれない無理矢理なトス」を打ち続けた。
金田一は、、、笑う数か減った。
笑うときはあった。けど、なんか無理してる感じがするような笑顔、罪悪感がある笑顔、作り笑い、そんなのが多かった。
それもそのはずだろう。金田一は夜遅くまでのこって練習して、王様に追い付けるように、チームをもとに戻すために、金田一は多分一人さえ王様と向き合えるやつがいたらすこしは変わるとおもったから、だから、諦めないで努力し続けていた、努力して努力して努力して努力して努力して努力して練習して練習して練習して練習して
裏で誰にも見えないようなところで泣いていたのだって知ってる。金田一が努力して前に進むたび.追い付こうとするたび影山も常に何歩か先を進んでいた。
努力すればするほど実感する実力のさ。
どうやったらもとのチームに戻れるから一番あいつが考えてたのだって知ってる。だから、、、、。
俺は金田一から笑顔を奪ったあの王様が大嫌いだ。
、、、、だけど、、、それよりも、、横で金田一が努力してもとに戻そうとしているのたってわかっていたし気づいていたのに、それなのに勝手に、すむ世界がちがう、とか、王様と下僕っていう、少ない二つの区切りだけど、大きなさの名前とかつけて、最初っからは無理だって勝手に境界線ひいて、向き合おうともせず途中からだって変われたはずなのに変わらなかった、変わろうとしなかった、金田一の思いに寄り添うとしなかったそんな自分が大嫌いだ。
今だって、あのときこうしていたら金田一はもっと、もっと、楽だったんじゃないのか。
金田一が一人だけ、影山と向き合っていてそれのお陰でギリギリチームが保っていたけど金田一が諦めた瞬間チームが崩れたようにあのときに俺も金田一側にいたら一人じゃないってわかっていたら、それだけでまたなにか違ったんじゃないのかとか、どうせあの頃に戻ってもやりもしないこと後悔する。
けど、金田一は、それでも俺と一緒にいてくれた。金田一は高校には言ってからあのときのように笑うようになることが増えた。でも逆にとても悲しげな表情をすることをあった。
金田一は、優しすぎる。
王様が吹っ切れて、日向と言う新しい相棒を見つけて、王様も日向も120%を出せる状態にできて、一番羨んだ関係を二年間ずっと追いかけていた関係を一瞬でつかんだ日向に悔しがって、かこの事を自分のせいだったのでは?俺がもう少しても早く動いていたらとかそんなこと、考えているんだろうな。こいつは優しいから。
現にいまだって、ほら、また、あいつのこと日向に聞いてるし。
はぁ、お前は背一杯やったよ、怖いくらいやってたよ、お前がいてくれるだけで、俺は前を向こうかなとかそんなこと思えたよ。
俺はお前を助けてあげられなかったのにお前は俺のこを助けてくれる。しかもきっと無意識。
だから、だからこそこいつには笑っていてほしい。あのときのような太陽のような笑顔を守らなければいけない。俺はめんどくさいやつだから、直接言えないし不器用だからうまく言葉にできない。あの笑顔は俺が絶対に守る。あの大好きな見てるだけでこっちも笑えてくる、下らないことでも笑ってしまう昔俺が羨んだ関係を作らせてくれた金田一の笑顔を守るためにも、今言えること、できることは、このままだと金田一また泣いちゃうだろうから、一応い行って今井いたいことを言おう。
そう、お前はお前だけはあのときのような目一杯やっていたんだよ。だから、前を向こう。金田一。
「お前は精一杯、やったろ」
これからもあの笑顔をたやさないために。