二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ボカロの世界で。Part1
- 日時: 2024/07/29 21:29
- 名前: POP⁂ (ID: .7qV.whT)
この物語は、ボカロ曲のキャラクターの物語。
1 3人が、出会うとき。
この話の主人公枠は、カーニバルハッピー、ザムザ、ヴァンパイア です
ハル:はーあ、今日も暇ー
???:じゃあ遊ぼうよー
ハル:うん! って、誰!?
アイ:あたしはアイだよ~
ハル:あ、よ、よろしく、、、
アイ:で、あたしはあの子が気になってるの あんたより全然元気なさそう
ハルが目をやると、そこには銀髪?っぽい少女がいた。
ハル:確かに元気なさそう
アイ:ねね、そこの人ーだいじょーぶ?
ハル:アイさん!
???:、、、ほっといてよ、、、
アイ:あんた、名前は?
???:、、、、、、、、、はあ
その子は、心底どうでもよさそうな顔をした。
サム:サム。私はサム。
アイ:サムかあ いい名前してんじゃん
サム:そう?
ハル:おーい 二人とも、、、
サム:あんたたちは誰なの
アイ:あたしはアイ
ハル:僕はハルー
サム:あんたたちのほうが、よっぽどいい名前。
アイ:そんなこというなよー
ハル:サムって名前も素敵だと思うよ
サム:まあ、そんなことはどうでもいいわ こうなったら、二人とも手伝って
アイ:は?何をー?
サム:私が飼っている蝶を探してほしいの
ハル:えっ
アイ:見つかるわけないじゃん、、、
すると、アイのことをサムが睨んだ。
アイ:わかったわかった!で、どういう蝶なの?
サム:銀色の羽
アイ:、、、他
サム:それだけ
ハル:情報量が少ないなー
アイ:見つかるかな??
サム:大丈夫。きっと、ね
すると、三人の前を蝶が横切った。
サム:あれ、、、
アイ:今のやつ!?
ハル:急いで追うぞー!
アイ:待って待って!
ハル:ストップー!
サム:日本語、通じるわけないでしょう
アイ:わかってるわよ!そんくらい!あたしもそんなに馬鹿じゃないんだから!
すると、サムの蝶は、木にとまった。
アイ:よし、こっそりこっそり、、、
ハル:静かに、、、
サム:待って 後は私に任せて
そういって、サムは木に手を伸ばした。
その時!
???:あ!珍しい蝶!
そして、手で蝶を包んで、どこかに走り去っていくピンク髪の少女。
一瞬全員フリーズしたが、直ぐに、、、
アイ:絶対捕まえるわよ!
ハル:行くぞ!
サム:許さない。
こうして、三人は蝶(謎の少女)を追いかけていった。
続く
- Re: ボカロの世界で。Part1 ( No.1 )
- 日時: 2024/07/30 11:50
- 名前: POP⁂ (ID: .7qV.whT)
2 少女の過去 前編
ハル:だ、誰!?あの人!突然、、、
アイ:あたしたちが捕まえるはずだったのに!
サム:あいつは馬鹿よ。あの蝶を持っている限りは、、、
そのあとも、サムは正確に少女を追いかけていった。
サム:すぐそこにいるわね 観念しなさい ライ
ライ:、、、くっそー やっぱりばれちゃったかあー
ライ、と呼ばれた少女はニコッと笑った。
ライ:はい、サム。これ返す。
サム:、、、ありがと
ライ:で?そこのお連れ様二人は誰?
アイ:アイだよっ!
ハル:ハルでーす
ライ:サム、、、友達出来てよかったじゃない
サム:と、友達じゃないし
ハル:二人ってどういう関係なの?
ライ:私とサムは孤児院で知り合ったの
アイ:そうなの、、、?
サム:まあもともと私は捨て子だったらしくて
ライ:私は親からの暴行で家を出た
アイ:そうだったんだ、、、
ハル:なんかごめん、、、
ライ:いいよいいよ!
サム:あれからは蝶だけが生きる意味だった、、、
アイ:へぇ!
ハル:蝶ってキレイだよね
ライ:でもサムの蝶はほんとにきれい
サム:銀色の蝶 私のたった一人の家族
ライ:じゃあ私はたった一人の友達
アイ:たった二人よ!
ハル:たった三人!
すると、サムが少し笑った。
ライ:もう自立くらいできるから孤児院を出たのよねー
サム:そう
ライ:今度うちに遊びにおいでー
サム:散らかってるから行かないほうが身のためよ
ハル:整理苦手なんですか?
ライ:ま、まーね
アイ:じゃあ今度うちおいで
ハル:えーいくいくー
ライ:さんせー
ズキッ
サム:ううっ
アイ:サム!?
ズキッズキッ
サム:頭痛い、、、
ズキズキズキ
こんなの、産まなきゃよかった。
ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
捨てたって誰もわからない
教育なんてめんどくさい
失敗した。
こんなののためにわざわざ痛い思いして、、、
サム:きゃあああああああああああああああああああああああああああああああ
ハル:サムさん!?
ライ:どうしたの!
アイ:サム!!
サム:やめて、、、捨てないで、、、お願い、、、
サムはそう言い、走り出した。
アイ:ちょっと待って!
しかし、直ぐに見失う。
ライ:サム、、、
続く
Page:1 2