二次創作小説(紙ほか)
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- オリキャラメインの二次です
- 日時: 2024/12/23 00:24
- 名前: 長谷川まひる (ID: 4.2P0hz.)
ヒロアカの二次を書いてみたいな、と思い続けて
はや、数年
ある種の妄想であるのだけど
ちょっとずつ、書いていこうかと思います
きれいな物語より、設定説明を交えた、物語の二、三歩手前のものを書き連ねていこうか、と
なかなか残酷な流血物語になる予定ですが
そういうのって、ここに書いていいのでしたっけ?
誰か、ご存知の方がいれば教えてくださるとありがたいです。
- Re: オリキャラメインの二次です ( No.1 )
- 日時: 2024/12/23 00:32
- 名前: 長谷川まひる (ID: 4.2P0hz.)
アフリカとか、サバンナ気候の発展途上国にて
イレイザーヘッド、ミッドナイト、オールマイトの三人が仕事をしていた。
仕事内容はとある人物らの保護。
「それにしても、校長は何を考えているのかしら?」
まばらに茂る木々の間を縫うように、三人は歩みを続ける。
ミッドナイトは、仕事を任されて以来、ずっと心のなかに渦巻いていた思いを、同僚にぶつける。
もちろん、明確な回答を期待してのことではなく、ある種の愚痴である。
「私は、あの人の考えていることが理解できたことは、今まで一度もありませんよ。」
三人の誰にともなく放られた問いに、イレイザーヘッドはいつものように気だるげに、本心を答える。
- Re: オリキャラメインの二次です ( No.2 )
- 日時: 2024/12/29 16:42
- 名前: 長谷川まひる (ID: nj0cflBm)
「相澤クン、人の悪口は感心しないな。曲がりな りにも高校教師なんだから。」
マッスルフォームのオールマイトは3人の先頭を歩 く。
尻のポケットに入っている「高校教師指南書」が 目に入る。表紙に、デカデカと強調された「これ であなたも名教師!!!」との、何とも無責任な文言 を認め、イレイザーヘッドは目を逸らす。
「クラス担任ですらないあなたに、教師のなんた るかを語ってもらっては困ります。」
「さて、お喋りはそのくらいにして。仕事の話を しましょう。今回の目標は、、」
ミッドナイトの言葉で3人が手元の資料を確認し始 めたときには、既に追っ手に囲まれていた。
- Re: オリキャラメインの二次です ( No.3 )
- 日時: 2024/12/31 23:01
- 名前: 長谷川まひる (ID: u3utN8CQ)
「何あのツンツク金髪。」
道行くオールマイトらを監視する、齢15の少女。全身を黒い戦闘服に包み、顔にはこれまた黒い仮面があてがわれている。
先の言葉は口から出たものではない。テレパスで同行者に伝えられたものである。
「ヒーロー名、オールマイト。個性、超パワー。今回の標的だ。」
ジャパン最強のヒーローらしい、と同じくテレパスで返すのは少女とは対岸に身を隠す青年である。少女と同じく黒い戦闘服を身に纏う青年は、しかし、仮面は白ベースのそれだ。
続けて、ミッドナイトの個性についても説明する。
「あの小汚い男は?」
「データがない。ジャパンではあまり名の通ったヒーローではないらしい。」
「何でもいい!無名ヒーローってこた、要はカスだろ?早いとこ、おっ始めようぜ!」
2人のやり取りに割って入ったのは、異形個性の青年。顔は狼のそれだ。肉体は鍛え上げられ、オールマイトに勝るとも劣らぬ、2m超の体躯である。
「髭男には警戒しつつ。そうだね、ウルフの言う通りだ。早いとこ、始めてしまおう。」
3人の目的はただひとつ、オールマイトの殺害である。
- Re: オリキャラメインの二次です ( No.4 )
- 日時: 2025/01/10 23:24
- 名前: 長谷川まひる (ID: C/YHgPFP)
「作戦は前に相談したものでいい?」
少女はリーダー格の青年に尋ねる。
「ああ。ウルフが囮で、最前線に出る。俺はウルフの補助をしつつ、接近戦に参戦する。アオイは終始後方支援。」
「了解。」
「作戦とか、どうでもよくね?」
ウルフはアオイと青年の会話は意に介さず、茂みからヌッと姿を見せた。
「要は、コイツら全員ぶっ潰せばいーんだろ?」
虚をつかれたオールマイトらは、それでもプロである。すぐに距離を取り、臨戦態勢に入る。
「出たな、ヴィラン名:ウルフ!」
「遊ぼーぜ、オッサン!!!」
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