二次創作小説(紙ほか)
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- 曲パロ作ろうぜ!
- 日時: 2025/03/08 16:00
- 名前: ミツバ (ID: IWueDQqG)
みなさん、曲パロは好きですか?
好きですよね?
なので書きましょう。
この作品は、私がノベルケイクというサイトで投稿したものです。
消える前に投稿します。
死んでも彼は私のもの。
あの女は貴方のことを大切に思ってないの。
大好きだよ。
はる。
「おはよ、起きた?」
「うん、いつもありがと。大好き」
「きゅ、急にどうしたの?」
「いつものことじゃん。レイ、大好き。」
「うん!」
私ははるのことが大好き。
ずっと私のことを気にかけてくれる。
ずうっといっしょにいたい。
「どうしたの、レイ?」
「なんでもないよ。朝ご飯なににする?」
「目玉焼きとトーストがいい。」
「わかった!」
「そうだ。今日、出張があるんだった!もう出るね。」
「う、うん。」
最近、急な出張が多くなった。
何か、あったのかな。
そんな、彼に限ってあるはずないか。
とりあえず、スーパーにでも行くか。
「卵と、牛乳と、パンと、あと...」
何気なく、外を見ていた。
ここらは治安があまりいいとはいえない。
夜の街が一本先の道に広がっている。
そこに、そこに!
私の、私の大切な彼氏。はるがしらない女性ひとと肩を組んでいたんだ。
「なんで...?」
思わず声が漏れた。
でも、そんなことにかまっていられない。
「はる、はるっ!」
なんで、なんでっ?
私のことが好きだって!
私を一番愛してるって!
言っていたのに。どうして?
そうだ。あそこから出てきたって、彼が浮気したとは限らない。
そうだよ。家族とか。そういう人だよ。
彼が浮気をするなんて。
そうだ。私がおかしいんだよ。
こんなことしないで早く帰らなくちゃ。
?おかしいな。鍵が空いてる。
締め忘れたっけ?
「おかえり、レイ。」
はる?なんで。
「ただいま。出張はどうしたの?」
「予定が違ってさ。明日だったから、妹に会いに行ってきてた。」
「そ、そう。じゃあ昼ご飯いる?」
絶対に嘘を吐いている。
なんで、なんで?
だって、あの時はるはあの女の人と...?
「ううん。上司と食べてきた。」
「そう。わかった。ちょっと用事があるから行くね?」
「うん。」
ガチャ。
怪しい。でも、今はまだわからない。
あとで、あとで聞こう。
いまはいい。そうだよ。
ご飯何にしよ。
ガチャ。
「ただいま。」
「おかえり、レイ。話があるんだけど、いいかな?」
な、なに?何も言わないで?
「いいよ。なぁに?」
「あのさ、俺...レイと別れたい。」
うあっ
っ...
なんで、なんでなんで?なんでなの?どういうつもり?
はるは私のことが好きだって!
私がはるの1番だって!
愛してるよって!
言っていたのに。どうして、どうして?
こんなことおかしいよね?
誰かが貴方に吐かせたバグだよね?
そうだよ。貴方が悪いの。
そんなことするなら私は、貴方を離さない。
「駄目だよ..」
「っえ?なんて?」
「ダメって言ってるの!」
「な、なんでっ?」
「私にははるしかいないの!
私に優しくしてくれたのもはるだけ!
両親から助けてくれたのもはる!
私を絶望から救ってくれたのもはる!
全部、全部はるだけなんだよ!?」
[右寄せ「っ、ぁ。」]
「それでもわかってくれないなら、いいよ。
貴方の一生の後悔として添い遂げるよ。
私の大切なものははるだけ。
そんなはるを今失ったんだから、私には何もないの。」
「あっ、ごめっ」
「いいよ、はる。大丈夫。何を言っても許さない。
貴方だけ私の目を盗んでシアワセになろうとしないで?
私とはるは一生離れないんだよ?
私と過ごしたシアワセだった日々を、ううん。
仮初の日々を全部トラウマに、
私の色に染めてあげる。
貴方と一緒に住んで、髪を乾かしてくれた日があったよね?
あの日から私は壊れたんだよ?
だからさ、はる。私だけを見て?
他の女と寝ている時も、健やかな時も病める時も。
私のことを覚えていてね?
ほら。こっちを見て?」
「ううっ」
苦しげな顔もかっこいい。
憎らしいほどに愛してる。
でも、私の気持ちをわかってくれない貴方が悪いの。
だから、こっちを向いて?
「包丁っ!」
冷たさが心地いい。彼に覚えてもらえるように。上手に朽ち果てる。
グサッ。
綺麗で紅い血が流れる。
「はる。私たち、お揃いの悪夢の中で」
ーずうっといっしょ!