二次創作小説(紙ほか)
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- 拝啓、完璧なあなたへ~ボス(彼女)と戦士(彼氏)の頭脳戦?~
- 日時: 2026/01/23 05:30
- 名前: マツタケの香料 (ID: eEFm9oln)
1月19日 今日は全然ダメな日だった。彼女とは少しも話せず、なんかすっきりとしない日。多分こんな日をあれからずっと過ごしているような気がする。
さかのぼること98日前。この日に僕らは付き合った。といっても、中学生なのだから当然大人が考える恋愛とは全くといっていいほど違う形なのだが。そのことはまたいつか話すとしよう。なんだかんだで付き合って早三か月、ただデートは一度もしたことがなく、一緒に帰ったこともないし、ましてや12月が始まってからは会話すらあまりしない状態に。これは付き合ってるって言えるのだろうかと思いながら毎日を過ごしている。
登場人物
僕(主人公)
彼氏側。学年一位を二度とっている。現在は学級委員を務めている。
卓球部と理学部を兼部中。これから先でもっと設定が明らかになる。
彼女
名前を出す時が来るかもしれないが、今は名前を出さないでおく。
一度学年三位をとったことがある。美術関係に優れており、クラスでもトップレベル。
女子の中心のような存在。弓道部に入部中。
タコ(卓球部 1-2)
タコは本名ではない。(当たり前)前までは弓道部だったが、訳があって卓球部に入部。
みんな彼いじられるような存在。
サル
うちのクラスのもう一人のカップルの彼氏側。もちろんあだ名。1月17日ごろに付き合い始めた新米。
ノーベリウム
もう一つのカップルの彼女側。英語が得意で数学が苦手。吹部に入部中。
さくの
もう一人の学級委員。彼女側と仲が良く、いつも一緒にいる。射撃部に属しており、前からかかわりはあったもののとある出来事によって、かかわりはほぼゼロに。
チョコパフェプリンセス
男子卓球部の一人。あだ名はいろいろあるが、これが一番有名である。弓道部に好きな人がいる。その人とてゃいろいろあったが…。これも長くなるので、暇な時に書きます。
今後、話に出てくるときに随時説明をしていくのでよろしくお願いします。
朝
早速、学級委員の仕事をしなければならない。朝から先生に連絡を聞きに行き、それを朝の会で報告。別に簡単な作業だ。それに、学級委員は自分から立候補してなったから、文句は言うことができない。その理由は話すことができないが、まあまあ楽しくやっている。朝の職員室はコーヒーのにおいで包まれている。先生たちも眠いながら仕事を頑張っているのだろう。三学期から始めたこの仕事ももう慣れたものだ。
最近は彼女と話していないためなんとか話そうとしているが、話すことがなさすぎてもっと話せなくなるという悪循環に入っている。クラスにもう一つのカップルができたことを理由にダブルデートにでも誘ってみるか。と思っても久しぶりに話す内容がダブルデートはきつすぎる。そんなで午前中のチャンスはなくなり、午前中最後の授業へ。4時間目は体育だった。うちの学校には競歩大会というものがあり、それの練習がある。今日はチーム分けをして、そのチームで学校中を走るものだった。チームの中にサルもいたため、恋愛家の話ができるかと思ったが、走っている途中にそんなにずっと話すこともできず、結局ただ走るだけに(それが本来の目的だと思う)。
昼
特に何もなし。と思われたが、六時間目に地獄が待っていた。六時間目はALTの先生たちが授業をしてくれる特別な授業。ほかの教室に移るため、席順ももちろん変わる。ALTの先生は優しいので自由に席を決めていいということになっている。そして僕は頻尿のため、その教室(以後、英語教室と呼ぶ)に行くのはクラスで最後となる。(まあ、頻尿というのをばらしたくないので、学級委員として遅れている人がいないかを見守っているということにしている。)だから、座れる席は1席、友達と一緒に行った時にはその友達の分も合わせて2,3席しか空いておらず、しかもそのその席は大体決まっている。その席とは、あいつの前の席と、その列の前から二番目。これがつらくて、座ったとしてもあいつの隣にはさくのが座っており、話すことができず。これが一時間続くと思うと地獄である。それで終わればよいのだが自分の隣には女子が座っており、ペアワークの時には…。月曜の六時間目は地獄。それだけ言っておくと十分だろう。
放課後
月曜は冬休み前は理学部、最近は卓球部に言っていたのだが今日は理学部に。実は、理学部にある新しいほうのパソコン(といっても最新式とは程遠い)が壊れているのが先週の金曜に壊れており、なぜかそれを直すように先輩から言われていたのである。一度分解しようとして、ねじを外すもそれから先が分からずに元に戻す。そんなことをしていたらいつの間にか治っており、そのパソコンで遊んでいるうちにいつの間にかスクールバスがついている時間に。(言い忘れていたが、僕は中高一貫校に通っており、スクールバスによって登下校しているのである)自宅の周辺を通るバスに乗り、今日は塾がないためいつもより早く帰れるな、なんて思いながらバスの中で寝てしまった。
「おい、お前起きないでいいのか」そんな声で僕は先輩に起こされた。
起こされた場所は、僕が下りる予定の場所より、二つ先のバス停だった。同級生の卓球部の人が起こすのを止めさせたらしい。だからそこから家まで暗い中一人で歩かなければならない。
風が顔に当たり、孤独が感じられる。前にも感じたことがあるようなこの何とも言えない悲しさ。ただ、なぜかこの日は自信をどうにかして増やそうとしていた。
自分は今まで頑張ってきた。ほかの人も頑張って入るだろうが、自分が入学するときに抱いていたイメージとは真逆といっていいほどの事態が起きている。だから、無理しないでいい。自分を出せばいいんだ、本当の自分を…とうとう出さなければいけないのではないか。
