二次創作小説(紙ほか)

inかもめ学園(3) ( No.231 )
日時: 2020/06/15 16:14
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 皆さん、おわかりいただけただろうか。
 霊感が全くない葵ちゃん目線だとどうなるか…(笑)


 −−−−−−−−−−

 〈葵ちゃん視点〉

 ※花子くんやつかさくんたちは葵ちゃんには見えてません。
  実際に話してはいますが、セリフは書いてないので想像してください。


 葵「あれ、旧校舎の女子トイレ電気ついてる…」



 【トイレ前】


 葵「? 人がいるみたい。!?(陰にサッと隠れて)」

 〜中から話声がする〜

 光「そのことは後で追々話しますんで、一旦帰ってくれませんかね」
 土籠「いいや、こればかりは負けれない。事情聴取願おうか」
 花子「土籠センセ、ちょっと熱くなりすぎじゃなーい?」


 葵「じょ、女子トイレに男の子が…。あ、あと土籠先生も…!」
 寧々「ただいまぁー」
 葵「(寧々ちゃん!? ダ、ダメよ中にはその、男の子がいるのよ?)」


 寧々「ただいまー。ってあれ、何で先生が?」
 葵「(やっぱりね。ね、寧々ちゃんそんな場所にいちゃダメだよ〜)」
 もっけ「人間イル」「イルナ」「やむ無しやむなし」


 寧々「あ、あはは、ただの盲腸ですよ。はい。うん。え、ヤシロの大根足って言った?」
 葵「(大根足?)」
 寧々「もうひどい花子くん! 大正時代に連れてってあげないからね!」
 葵「(大正時代? 花子くん? 花子くんって、あの七不思議七番の?)」


 葵「寧々ちゃん誰と喋ってるの? こ、怖いよ〜」


 光「と、とりあえず今忙しいんで。先生早く帰ってくださいっ」
 土籠「あーはいはい。詳しい話はまた後でってことな。分かりましたよ七番様」
 葵「(七番様!?)」


 〜土籠先生と入れ替わりに放送室メンバーが入ってきて〜


 夏彦「よっ☆みんな、久しぶりー♪」
 桜「お邪魔するわね」
 葵「(このトイレ性癖者だらけじゃない〜〜!! 寧々ちゃぁぁぁん!)」


 光「あ、お前! 俺は、まだお前のこと許してねえからな!」
 

 光「お、おい、真顔で近づくのやめろっ、お前怖いんだよっ」
 寧々「は、花子くん、包丁はやめて!」

 葵「(包丁が、浮いて動いてるっ!?)」

 桜「まあまあ、いがみ合うのは後にしましょう。それで、宵宮さんは?」
 有為(僕の準備は大丈夫です。さあ、みなさん文様の中に入って)
 花子隊一同「(文様の丸の中に入る)」


 有為(さて、では大正時代に召喚しま—)
 葵「寧々ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!(我慢できなくなった)」
 寧々「あ、葵っ? な、何でここに」

 花子「? 八尋の親友じゃん。どうしたの?」
 光「あ、赤根先輩」


 葵「ね、寧々ちゃん。頭大丈夫!?」
 寧々「え?(グサッ)」


 桜「………ww ww(地味にツボった)」
 夏彦「わ、悪い、ちょっとタンマ…ww(同じくツボった)」
 つかさ「ねーねー。早く行こーよー」


 寧々「酷い葵…。私、自分が頭悪いの気にしてるのに…」
 葵「ご、ごめんね、違うのよ、だってここ女子トイレなのに男の子がね、ほらっ」


 光「あ、……」
 夏彦「………ってことで宵宮さん、記憶消去おねがーい」
 葵「記憶消去!?」


 有為(了解しました。祓魔術・拾の神…記憶消…うわあああっ)
 花子「どうしたの宵宮っ。きゃっ」


  グラグラぐらぐら
  ひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅん


  

  ピチュンッ






  皆の姿が、もうトイレの中にはなかった。
  有為が、また術発動ミスって、記憶消去術と間違えて召喚術を起動しちゃったからです。
  アーメン。

  外伝第2話へ続く! お楽しみに!