二次創作小説(紙ほか)

第参話「チョコレート」(4) ( No.99 )
日時: 2021/06/21 13:33
名前: むう (ID: Wb6EMeB7)

 
 ああ、チョコレート作る話書くんだったら絶対作者は料理得意だよね!と思っているそこの君!
 何を隠そう私は、「お湯の沸かし方が去年まで分かんなかった」新中3だぞ!
 ………なのでこの回はめっちゃ本を読み漁りました。

 【チョコレートづくり開始】

 1、チョコを刻む

 寧々「睦彦くん、チョコはもうちょっと刻んだ方がいいよ? もう原型がなくなるぐらい」
 善逸「おまえなぁ…幅がでかすぎんだよ。短冊かよ」
 睦彦「これでも結構頑張ってる方なんだぞ!」
 光「じゃあこう思えばいいぜ。『このチョコレートは花子』」

 睦彦「このチョコレートは花子…。あ、何かすっごい刻んでやりたくなったな」
 光「だろ? 日々の鬱憤をこのチョコに!」
 睦彦「うおおおおおおおっ(タタタタタタ←チョコを刻みまくる)」

 寧々「………一応言っておくけど、それ好きな人にあげる用のチョコだからね?」

 2、チョコを湯せんにかける

 善逸「えーっと、鍋に水を入れて沸騰させる…。そこに、チョコを入れたボウルを入れて…」
 睦彦「マジで!? 何でボウルも入れんの?? このレシピ書いた奴いかれてやがるっ」
 善逸「いかれてねえよ! そうやって溶かすの!」

 寧々「今、お湯は53℃だから、そのお湯が45℃になるまでチョコを溶かしてね」
 睦彦「だからなんでそんなことする必要があるんだよ!?」

 善逸「えーっと、この過程をテンパリングと言い、くちどけをよくするため、だそうだ」
 寧々「食べるときにゴロゴロしてたら嫌でしょ?」
 睦彦「まぁ、そっか…。」

 光「レシピに文句言ったらキリがないからさっさと進めようぜ」
 寧々「そうだね」

 3、冷水につけて冷やす

 善逸「おいまだか、まだ41℃だな・・・」
 睦彦「おいお前まさか数字よめないとか。43℃だろうが」
 寧々「45℃ね。目盛りを読むときは目線と平行に…もうっ」

 善逸「(ジーッ)俺は知ってたもん、うん」
 睦彦「馬鹿言え。41℃って言ってただろうが」
 光「二人がいがみ合ってる間に45℃だぜ、早くボウル上げろっ」

 睦彦「うおわっ(慌ててボウルを上げる)」

 4、30℃になったら冷水から外し、ヘラで混ぜ27℃まで下げる

 睦彦「ハッ。出やがったぜまた温度上げ下げかよ、ふざけんな」
 光「どこぞのモンスターが現れたみたいにレシピに悪口言うな、ホラ、ちゃんと温度はかれ!」
 善逸「おい睦彦どこ見てんだよ、これ一度でも温度間違えたら台無しだってよ」

 睦彦「マジかっ!!! もう30℃だよな?」
 寧々「うん、早く冷水から上げて、このゴムベラで混ぜてね」
 睦彦「最近の調理器具はこんなふうになってんだな…。すげぇ」
 光「お父さんのセリフかな?」

 5、再び湯せんにかけ、30℃に上がったら湯せんから外す

 睦彦「何でまた出やがるんだよ!」
 善逸「おい睦彦いい加減にしろ。こんなことで怒り狂ってたら仁乃ちゃん悲しむぞ」
 睦彦「それは嫌だっ!!!(大声)」

 光「聞きましたか先輩。睦彦の愛はガチっすね」
 寧々「だねぇ。青春って最高!」

 睦彦「……・…テメェら……」
 善逸「は、早くボウル上げろ! 30℃だぞ早くッ」
 睦彦「だああああっ!!(←謎の叫び声)」


 6、溶かしたチョコを型に入れて冷凍庫で冷ます

 睦彦「よし、この鳥の型にそうっと……(ツーッ)よし!」
 善逸「型に入るともうそれだけでチョコって感じ! あとは冷ます…レイトーコで」
 四人「…………大正時代に冷凍庫はない……」

 寧々「ど、どうしよう光くんっ」
 光「え? えーと、えーと」

 有為「バタンッ ボクにお任せください(杖片手にセット完了)」
 四人「有為ちゃん!!??」

 有為「ボクの転移術で、寧々さんの学園からレイトーコをこっちに召喚します」
 四人「すげええええええ!!!」

 有為「では行きますよ、えいっ!」

 ガラガラッ ドンッッ

          ・・・・・・
 寧々「本当に冷凍庫降ってきたぁ」
 光「ギャ———ッ 皆避けろ、冷凍庫に押しつぶされるぞっ」
 睦・善「うわっ(逃げ回る)」


〈1時間後〉

 7、固まったチョコレートにチョコペンで文字を書く

 寧々「じゃあ、チョコも固まったし…。善逸くん、チョコペンの用意OK?」
 善逸「あ、何かペン型のケースに入ったやつ? 言われた通り湯せんでとかしたよ」
 光「じゃあ睦彦、何色がいい? 好きな色でチョコに文字でも」

 睦彦「このチョコに書くのか? 狭すぎだろ」
 寧々「ダイジョーブ。ゆっくり書けば」
 睦彦「うーんと、じゃあピンクで…文字は…」

 くるみざわ いつも ありが


 花子「胡桃沢、アイラブユー(窓から部屋の中へ)」
 睦彦「花子、お前、本当に裏切らないな!書くかよそんな恥ずかしいの」
 花子「えー?」

 花子「あ、胡桃沢以外のみんなにチョコのこと伝えといたよ」
 善・光・寧々「おおっ!」
 睦彦「何で伝えるんだよバカ————!!」

 くるみざわ いつも ありがろん


 寧々「ありがろん……ww」
 光「ありがろん…www」
 善逸「お、お前も、本当に、裏切らないと思うよ…っww」

 睦彦「お前のせいで間違えたじゃねえかよっ!」
 花子「睦彦ろんろん、ありがろん♪ 睦彦ろんろん、ありがろん♪」
 睦彦「変なテーマソングを作ろうとすなっ」

 8、また冷やし、固まったら包装紙でラッピングして出来上がり。


 全員「できたっ!!」
 睦彦「……文字の件はあるものの、卵焼きも作れなかった俺がチョコを作れたぜ!」
 善逸「包装紙は紫色かぁ。THE仁乃ちゃんカラーじゃん!(仁乃の羽織は紫色)」
 寧々「じゃあ、あとは渡すだけだねっ」
 光「ファイト!」

 蜜璃「あ、睦彦くーん! 聞いたわよチョコレート渡すんですって?」
 しのぶ「凄いです。可愛く作れてますね」
 義勇「………まさかお前がこんなのつくるなんてな…」
 伊黒「フン。くだらない(俺もチョコを作るべきだろうか)」
 無一郎「美味しそう…。食べたい」
 実弥「食べんなよ時透!!」
 悲鳴嶼「……私は君を認める…南無南無」
 宇髄「これまた派手にやったじゃねえか! 目立ってるぞ!」
 煉獄「炎柱は睦彦少年の恋を全力で応援する!」

 睦彦「……が、頑張ります!」
 寧々「よし、じゃあ渡しに行こっか!」
 光「睦彦、ガンバ」

 花子「じゃあ俺、胡桃沢勧誘してくるー。厨房の前に連れてくるから、あとは頼んだよ刻羽」
 睦彦「……ん。あの、色々、ありがと、な」
 花子「おばかさん。じゃあ行ってきまーす」


 〈庭〉

 仁乃「あれ、みんないない。おかしいな。さっきまで稽古してたのに…」
 人魂「おーい胡桃沢。俺(人魂から花子くんの声が)」

 仁乃「キャッ。これ、花子くんの…。花子くん、何か用?」
 人魂「うんちょっとね。今から厨房の前まで来てくれないかな」
 仁乃「え、うん別に良いけど…」
 人魂「よろしくー」


 〈厨房前〉
 
 仁乃「(廊下を渡って)何なんだろう…厨房の前でいいんだよね?」

 〈厨房)

 花子「(小声)ホラ来たよ胡桃沢。頑張れ」
 炭治郎「睦彦くん。頑張ってな」
 禰豆子「ムームー」
 蜜璃「キャアこれが青春ってやつなのかしら? 甘酸っぱいわね!」

 睦彦「………よしっ(ガラッ)」

 〈厨房前〉

 仁乃「あ、むっくん! どこ行ってたの、心配したんだから…」
 睦彦「…………(俯いて赤面)」
 仁乃「? どうしたの、お腹でも痛いの?」

 睦彦「…………あ、あの、胡桃沢」
 一同「(言ったぁぁぁぁ!!)」

 仁乃「ん? なあに?」
 睦彦「…………これ、やるっ(チョコの入った紙袋を突き出す)チョコ、やる」
 仁乃「……私に?」
 睦彦「(コクリ)」

 仁乃「ありがとうむっくん! すっごくうれしいよ(*^▽^*)(紙袋を受け取って)」

 一同「(睦彦、いけえええええ!!!)」

 睦彦「あ、あの、さ、胡桃沢…」
 仁乃「ん?」
 睦彦「俺……す…」


 一同「(いけえええ!!!」

 仁乃「……」
 睦彦「す、スキップってどう思う?」
 仁乃「え???」

 一同「(ハイ、ダメ男!!!)」

 ※睦彦の恋はまだまだ続く。
 →第6章へ続く!