二次創作小説(紙ほか)

(第1章 謎の女と対戦。アヤとの出会い) ( No.2 )
日時: 2022/07/22 13:39
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

 アレルヤは別の階段から降りていた。

超兵の足は流石で、周りの人達からも見えないスピードで移動していた。

だが、その時、アレルヤの心臓が
「ドックン! ドックン! ドックン!」
と、何かに突き上げられる様な痛みを感じた。
「ウ……ウア……アウ……む、胸が……さ、裂ける……う……」
と、彼が苦しんでいると、突然自分の奥底にいた、ハレルヤが言った。
(変われ!)
「え? ハレ……アウ……」
(さっさとしろ! 本気で殺されるぞ)
と、ハレルヤになると、本当に治った。
(フッ俺は大丈夫みて~だな)
と、ステージに向かおうとした時、誰かいるのに気づいた。
(……ん? 女? 発火してねえのか?)
彼はそっと気付かれぬ様に、ステージに近づくと、銃を構えた。
流石はハレルヤで銃を所持していたのだ。
(さて、どうでるかだ)
「ハ、ハレルヤ……」
(今はそこに居ろ)
「ハレルヤ気を付けて、あのドレスの人から、何かを感じるんだ」
(同じだな。俺もだ)

そして、その女性と、オペラ歌手との戦いが始まった。
(ヘッそういう事なら、俺も混ぜろよ)
「え!?」
と、アレルヤがビックリしていると、女優が言うと
「ん? ほ~そういうわけか。貴様は体や脳を改造されている。そのせいで発火しなかったのか」
(さあな~ ワリィな女。こいつは俺の獲物だ。あいにく、ウチの奴をさんざっぱら苦しめた女でな。俺がやんねえと気がすまねんだ!)
「な、何勝手な事を言っているの!?」
(来るぜ)
「え? キャ!」
「次はお前だ!」
(へ、こんなもん。超兵なら楽勝だぜ)
と、彼は完全に彼女の動きを読み切って、思いっきり蹴り飛ばした。
「うあ! あう! く!……貴様! 何者だ!!」
(テメエに言う名前なんぞ、ないんでね~。おいそこの嬢ちゃん。警官なんだよな? とっととコイツを捕えたらどうだ?)

と、言われた彼女。アヤ・ブレアはポカンとしていた。

まさかあれほどまでの力を出せるとは思わなかったのだ。
「あ、はい……ってなんであなたが仕切ってんのよ? というか、今日は非番で、デートだったから、これしかないわよ!?」
(ケッ! 使えねえ奴!)
「何ですって!?」
「ちょ、ちょっとハレルヤ失礼だってば」
と、アレルヤは言うが、ハレルヤは
(ま、確かにこんな所に手錠なんか持ってこれなね~よな~)
と言った次の瞬間、オペラ歌手が、後ろから、アレルヤめがけて光線を撃つが、銃を後ろに向けて撃った。

そして、光線も軽々とかわし、アヤも慌てて避けた。
「凄い。あんな位置から撃たれたのに……」
と、思っていると、オペラ歌手は言った。

「今宵はミトコンドリアの解放される日だ。今回はこの程度で許してやろう。フフフフフ」
と、まるで、浮遊するみたいに消えてしまった。
「あ、ちょっとま……」
と、アヤが言おうとした時、彼女目に、何かが映った。

それは、病院の手術室みたいな所で、左のベッドに金髪に青い手術着を着て寝ている少女がいた。
「な。何これ? あれは、誰? 私は……」
(おい……おい起きる……おい!)
「え? あ、ご、ごめんなさい」
(たく、事件中にボケっとしてんじゃねえ!)
「ゴメン。あいつは?」
(あっちだ)
2人が走っていくと、そこには穴が開いていた。
「この下ね」
(だな。よし、行こうぜ)
と、行った時、既に応援が到着した。
「応援が来たみたい。弾丸を補充しましょう。それに、あなたのは、変わった銃だから、私達のを貸すわ」
(それしかなさそうだな)
「あ、そう言えば、あなたの名前、まだ聞いてないわ」
(レディファースト)
「ムッ! アヤ・ブレア。アヤで良いわ。あなたは?」
(俺様はハレルヤだ。ハレルヤで良いぜ)

とりあえず、銃を補充したら、あいつを追いましょう。
(へいへい)

と、2人が外に出ると、完全に真夜中になり、しかも突入しようとした景観は黒焦げになった。
(ケッ! やれやれ等に見られたら、何言われるかわからねえなこりゃ)
と、ハレルヤが困っていると、アヤが、
「はい。オートマティックだけど、使えるわよね?」
(上等だぜ)
「さ、行きましょう」
(へ~いへい……って、何しきってんだコラ!)
「あら? 私は刑事であなたは協力者なんでしょ?」
(……)
これには流石のハレルヤも黙るしかなく、
アヤの後に続いた。

これから始まる事を知らずに……