社会問題小説・評論板

Re: * 10才の人殺し * ( No.110 )
日時: 2008/11/12 19:30
名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: g.taR5LA)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.php?mode=view&no=11963

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ジリリリリ...ジリリリリリ...

目覚ましが鳴る。

寝起きのあたしは、制服を着て、支度をし、学校にお姉ちゃんと行く。

「流歌ぁぁああ!!!」

流歌「恵理香ちゃん!!?」

恵理香「おはよっ^^!!」

お姉ちゃんが不思議そうな目で見ている。

流歌「お姉ちゃんッ!!この子、新しい友達の海老須田丹恵理香ちゃんだよ!!」

桃香「あーそうなんだ。仲良くしてやってね。」
恵理香「ハイっ!」

教室に着く。

担任「朝自習のプリントだー。終わった奴から持って来い。」

私はプリントをやる。
むむむ...けっこう難しい。

ガタッ...

席から立つ音が聞こえた。
もう終わったの!?と見ると...

あの東山光君だった。

担任「おおっ!!東山100点!!」

しかも100点!?凄いなぁ...

朝自習が終わって、休み時間になると...

東山「宮園(流歌)さん...ちょっといい??...」

流歌「東山君...何?」

私は廊下に呼び出された。


流歌「何?話って...」

東山「3年前!!」

流歌「え?」

東山「ある家族の父親が刃物で自殺したんだ——...」

ドキッ... 私のこと—?

東山「親父から聞いた話なんだけど...そのある家族って...宮園さん。君だろ?」

流歌「ッ...もうやめて!!」

私はその場から逃げ出した。

東山「宮園さんっ...!?」

いやだった。逃げたかった。傷跡を掘り起こされるみたいで....

ただただ逃げたかったの—...



       *☆*つづく*☆*
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