社会問題小説・評論板
- Re: * 10才の人殺し * 第三章突入!! ( No.211 )
- 日時: 2009/02/11 17:32
- 名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: 0.DI8Vns)
第三章 『東山から学んだこと』
第二章
5
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夜——
未成年なのに、お酒を飲んで酔っ払って寝た人がたくさん居た。
私1人、眠れなかった。
すると、突然、肩を叩かれた。
振り返るとそこには、
『シー・・・』
口に指を当てて、静かにしろと合図している東山君が居た。
流香「なっ何!?」←小声
東山「とりあえず布団に入りなよ」
布団に入って横になりながら、東山君は喋り始めた。
東山「ここの人達、怖い?」
返事に少し迷ったが、正直に・・・
流香「・・・うん。」
東山君はため息をついて、こう言った。
東山「皆そういうよ。でも・・・俺たちは"こういうこと"するのが癒しなんだ・・・いや、"こんなこと"しないと、生きていけないんだよ。」
流香「・・・。」
東山「君は何かやらなくてはいけないっていうこと、ない?」
やらなくてはいけないこと・・・?
私は少し考えて・・・ハッとした。
流香「家族を大切にすること・・・?」
そうだった。
私はいつも、"大切"といっておきながら
大切な物を傷つけていた—...
東山「だろ?お父さん殺したことは...他人からは嫌がられるかもしれないけど、君にとっても嫌なんだろ?お父さん殺したときすっきりしたか?君は、自分のこと知らなすぎるんじゃないか?大切な物もわからない状況で・・・君のしたことは、許されることじゃない。」
流香「じゃあ、どうすれば・・・。」
東山「俺が君を自主させなかったのは、君が大切な物をわかってないからだよ。もう分かったなら、いいよ。明日、一緒に自主しにいこう—...」
*つづく*☆*
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