社会問題小説・評論板
- Re: ___ミサンガ___ ( No.216 )
- 日時: 2009/01/27 16:45
- 名前: 仁美 ◆/tO4b29C0M (ID: qfqCQ4n7)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=10594
ⅩⅨ 〜第2章最終話〜
「ねえ今日春日復帰したし美佳をいじめようよ!!」
「うん!!」
笑顔で頷く
でも内心夢を実現させるために頷いた
「美佳っ!!理科室来いよ☆」
「は・・・はい・・・」
だいぶ美佳は怖がっている
理科室
「早く美佳来ないかなー♪」
「1分遅刻したごとに一発殴るー!!」
「賛成☆」
玲亜と私のほかに曖梨がいる
「早く来ないかなー?」
ガラッ
「遅れて・・・ごめんなさい・・・」
「遅ーい!!」
「罰ゲーム!!!」
「はーい今からこの水・・・かけるね?」
今日は寒い日なので氷水
「い・・・嫌!!」
美佳の反抗
それを無視する玲亜&曖梨
じゃあ私は?
どうするの私?何するの?
今日は理由があってここに来たんじゃない私!!
「「せーーの」」
バシャーーーーーーーーーン!!!
バケツいっぱいに入った氷水を
美佳じゃなく
私が浴びた
「・・・春日!?何してんの!!?」
玲亜が動揺する
でも私の答えは変わらない
「玲亜・・・美佳を解放してあげて」
「は?何言ってんの?小6に戻すよ?」
「春日っ!!」
「美佳?」
「ねえそんなの止めて!!私いじめ我慢するから」
今美佳のやさしさを知った
でも夢のために諦めない
「いいよ?私いじめたらいいじゃない?」
「なっ・・・!!」
「早くどうぞ私をいじめたら?弱いくせに」
これは効いたのか玲亜が私の所へ行き
手を振り上げた
やばい・・・!!殴られる
もう遅いと思い歯を食い縛った
パシッ!!
あ・・・れ・・・?痛くない
それもその筈
曖梨がかばってくれたから
「曖梨!?大丈夫!!?」
曖梨はすぐに立ち上がって
「春日いじめるならあたしをいじめろ」
「・・・は?」
「もうお前の子分は飽きた」
「は?意味不明なんですけどー」
「意味不明はお前だよ玲亜」
「フッ・・・アハハハハハハハハハ!!!!」
「「「!!!!?」」」
「いいわ!3人とも一緒にいじめてあげる死まで追い詰めてあげるわ!!!」
〜第2章終〜