社会問題小説・評論板

Re: ●○雨ときどき曇り○● ( No.12 )
日時: 2008/11/26 21:10
名前: 真紅 ◆TiP5As2jNc (ID: hWSVGTFy)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=10475

●○第2話○●

あっという間に放課後になった。(ぇ

「羽月〜! いっしょに帰ろ〜!」

「あ……ゴメン……今日はちょっと……」

今日の羽月は、なんかおかしい……

「? ……分かった。じゃあね〜!」

何か用事があるんだよ。……きっと

「羽月〜〜!! まだぁ〜〜〜????」

「あっ、は〜い!!! 今行く〜〜」

あれ? また呼び出し??

…まあいいや。



——————私には関係ない………


そう思っていた……



次の日


ピーンポーン×2

…誰だろう?

いままで学校行くとき迎えに来た人なんかいまかったのに……

ガチャッ!

「はーい……?」

「あ、おっはよ〜! 杏里♪」

そこに立っていたのは…














———————紗枝…だった——

「な、なっ何しに来たの!?」

「ん? 一緒に学校行くため!!」

あやしい…………

「えっでも……」

「あ〜ら、そう…羽月ちゃんがどうなってもいいのね……」

「えっ!?」

思わず声に出してしまった。

でも、羽月が!? どうして……

まさか! 昨日の呼び出し……!!!!

「で、どうするの?」

紗枝の目が怖い……

でも、羽月のためなら……

「行きます……」

「フフ…じゃあ、行きましょうか」



「あれ〜? 何で紗枝と杏里が一緒に登校してるの!?」

途中でこんなことを聞かれた。

けど、私の耳には入ってこなかった。

羽月が心配……


それだけで精一杯だった…………