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●○第１８話○●

〜陽菜視点〜

—————？

ここはどこ……？

私、何してたんだろ———あっ！！

私は目を覚ました。

「ここは———？」

「あ、陽菜！　目覚ました？」

「え……」

驚いた。だって、目の前にいたのが













　　　——————紗枝だったから………

「な、何で紗枝がここにいるの？」

「え〜？　だってここ私の家の前だもん」

え————————————————————？

「じゃ、じゃあわたしをここに連れてきたのは……」

「勿論私です！」

「えーーーーーーー！！？」

「静かに！！　それより中に入って？」

……すごく怪しい。でも、外はすごく寒いし……。

「うん、いいの？」

「ぜんっぜん！」

「じゃ、じゃあ、お邪魔しまぁす！」

この時、逃げていれば……辛い思いをしなくてもよかったかもしれない。

後でどうなるかなんて考えもしなかった。





「あら、紗枝おかえりなさい。今日は友達も連れて来たの？　まぁ、いいわ。部屋で「そうじゃないの」

紗枝が遮った。

「え？　じゃあ……どうしたの？」

「あのね……話があるの」

「へぇ、じゃあ、あちらの部屋で聞きましょうか」

私には話の内容が全然分からなかった。







「で、話って何かしら？」

ここは、リビング。

私も連れてこられた。

すると、紗枝はいきなり泣き出した。

「ど、どうしたのぉ？　紗枝」

私は、分けも分からず紗枝を慰める。

「あ、あのね……うぅ、私……陽菜に



　　　　　　いじめられたの……」
















「え？　何言って「ほ、本当なの！？　紗枝」

「うん……だってこれ……」

と言って、紗枝は自分の腕を見せる。

「え—————————？」

その腕には、たくさんの傷がついていた————