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　　　☆★　第十一話　続くイジメ　☆★

ずっと続くイジメ
暴力は今までなかったけど最近になってするようになってきた

ただガマンをして、物を投げられ、机に落書きされたり
もう、どーでもいいように思えてきた

みんなはアタシをどう思ってるのだろう？
ゴミだと思ってるのかな？？

でも不思議なのはイジメをしない奴等がいるということ
玲菜もその一員だったけど今は普通に殴ってくる

多少はしてるけどいっつも後ろにいるのは、
井上圭吾・新條藍牙（シンジョウ　アイガ）。
あと、知らない女子

でも、そのうちしてくるんだろうなって思ってる


　「こっち来るな！」

　「消えろよ、テメェ」

毎日この言葉を聞いてるような気がする

周りは冷たい視線。うつむくアタシ

ボロボロになった机に座る。中にはゴミ

もうパターンになってる

・・・・・・不思議に思ってることを言ってみようかな
黙ったままだとこの中学生活三年間、イジメ続けられるかもしれない
そんなの嫌だよ

　「ねぇ、なんでイジメてくるの？
　　アタシが何かした？したなら言ってよ誤るから。
　　なんで急にイジメてくるの？篠原に弱み握られてるの？」

言ってやった。みんな固まっている
今、篠原はこの場にいない

　「あぁ、そうだよ！テメェがウゼェから」

　「じゃあ、どうウザイの？ただウザイって言ってるだけ？」

　「・・・・・・」

黙った。図星だ。分かりやすすぎるよ、バカ

　「バッカじゃねぇの！？」

え・・・？　　意味が分からない

　「テメェの性格自体がウザイんだよ！」

・・・それを言われちゃあ反論できない
口上手な人もこれじゃあ無理だ

でも、教室がどよめいている。チャンスかもしれない

篠原が聞いていたとも知らずこう思ってた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく