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　　　　　☆★　第十三話　決意　☆★

あの出来事があってからというもののイジメは毎日、休みなくずっと続いた
前よりもエスカレートするイジメ
イジメをしない者はもうこのクラスにはいない

誰もが敵　アタシはゴミ・奴隷

誰も信じられない。信じようとしたくない
玲菜に裏切られて、みんなに邪魔者扱いされて

他のクラスの人からもイジメられて

先生は見てみぬふり。篠原に逆らえないから

両親には言っていない。というか、あれから帰ってきていない
べつによかったけど。成績だけに囚われなくていい

　「おい、ゴミ！掃除一人でしとけよ！」

　「えーっと、教室と階段と図書室とPC室と」

　「ぇ、全部・・・？」

全部やれるわけがないよ。
教室は広いし、階段長いし、図書室も広いし、PC室は時間がかかる

　「あったりまえ！キレイにしとけよ」



　「やっと掃除終わった」

仕方なく、言われた全てを終わらせた
もう六時じゃない・・・・・・。あれから二時間たったの・・・？

もうさすがに先生以外はいない。部活も全部終わっちゃった

アタシはバスケ部に入ったけど、先輩からもイジメをうけるからできない

もう嫌。できることなら死にたい————


この時間になると屋上のカギは閉まっているから、あいてる時にでも
死ににいこっかな・・・・・・。

うん。そうしよう。アタシを必要とする人はもういないんだから・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく