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玲奈と詩織の過去02

頭に血がのぼったケド…必死に堪えた…

そ　の　時　は　・　・　・　。








「で名前は何て言うの?」

始めて聞いた。

「雄だよ-☆」

雄?????ハァ…もう限界…

耐えらんない!!!!!!!

バーンッ…

あたしはそばにあったスコップで玲奈の頭を殴ってしまった。

「ギャあああアァァァァァァァァ!!!!!!!!」

だが玲奈は軽症。

「詩織っ…??」

「雄って何??玲奈は森田先輩と付き合ってるくせに!!応援してくれるって言ったじゃん…」

「違うよ!!!あたしは告られたの!!!」

「断ればよかったじゃん!!」

あたしはばか…断るわけないよね〜

あんなに格好よくて優しいのに…

「詩織…やめてよ!!あたし智司と別れるからっ!!」

「何その呼び方…智司?」

あたしはあたしじゃなくなっていた…

ボコッ…

思いっきり玲奈の御腹を蹴ってしまった。

「ウッ…ゲホッゲホッ…」

あたしは玲奈をおもちゃにしてた…

タタタタッ…

あたしは小走りで家に帰った。



〜次の日〜

玲奈は松葉杖。

顔には絆創膏。

手には包帯。

ボロボロだ…

先生は何で何も言わないんだろう…

あたしに微々ってんのかな…

休み時間になると…

松葉杖を隠した…

「あれっ??」

あらかじめ皆には玲奈のみかたをした奴は殺す…

といって脅しといた。

皆こんなんにひっかかるんだ〜

いじめって楽しい♪

だんだんあたしは調子にのってきた。

「ねぇ葵-っ松葉杖知らない??」

「1人で探しとけば」

フフッ…面白い…

「葵??ちょっと…」

松葉杖がないと歩けない…

可哀想だけど…面白いんだな〜♪

あたしは自分がおもちゃにされるなんて思ってもなく…

玲奈をいじめ続けた…