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08，

玲奈の部屋はあたしの家のリビングぐらいの広さ。

玲奈らしくて大人っぽい部屋だった。

「話たい事って何??」

「あたし…覚えてないの。玲奈をいじめた事」

「そう。でもあたしは毎日が辛かった…」

あたしだって今…毎日が凄く辛いよ…

「だから!!詩織に倍でその苦しみを味わって貰いたかった!!

あたしの苦しみを…

わかってほしかった…体で…」

「もしあたしが玲奈をいじめたんだったら…ごめん」

「もう遅い…あたしは本当はあたしだって詩織をいじめたくないッ!!

でも…悔しくて…辛い気持ちは治まらないのッ!!!」

バァンッ…

うっ…いったぁ…

あたしはスコップで殴られた…

「1年前!!あたしはこうやって殴られてからいじめられた…」






—————————ハッ






思い出した…



　　　　　　　　


「あたしだってぇ…あたしだって!!!!!






　　　　　　　


　　　　　　　　　辛かったのぉぉぉぉおおおお!!!!」




玲奈は大泣きしている…


玲奈じゃないみたい…


ごめん…ごめんね玲奈…

悪かったよ…


どうしてあの時怒っちゃったのかなぁ…