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「それにしても瑠奈・・・特に彩美・・・まだこの公園に居たのね・・・?」

お母さんは申し訳なさそうに言った。


「

　　　　　　　　・・・ッそうだよ!!

　　　　　　13年前、あんたにこの公園の土管に放り投げられててさ。

　　　　何とか5年間生き延びて、そしたらあんたら見つけたよ。


　　計算的に瑠奈は5才。

　　　　　　そんくらいの子供連れて歩いてんの、あたし見ちゃったんだよ—.....

クッ・・・・アッ・・・アァァァッ何で....?」


彩美さんは泣き崩れた。



私とそっくり同じだ。




「何で....?私も彩美さんも捨てるの...?」




私は母親に聞いた。




「お父さんが、ギャンブルばっかりして・・・。


　　莫大な借金を抱えたのよ。

　彩美の時は、初めてお父さんが借金を抱えて...



家族が多ければ生活費もかかるでしょ....?

それで"つい"。」








は?...　　　　"つい"?


「あっもうこんな時間。」


母親は手首にある腕時計を見て言った。


「お母さんもう帰らなきゃ!!じゃあね!!体に気をつけて。」






・・・・は??

そう言って母親はどこかに消えてしまった。




*☆*つづく*☆*
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