社会問題小説・評論板

Re: アタシ-ネット=0【ネット中毒者】 ( No.146 )
日時: 2009/06/22 20:01
名前: ☆゜。√想空 ◆1i48NEoKCE (ID: zy0H1PXw)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=11393

*32*こわがり!

「Julia、そんなに落ち込むことないわよ、所詮はイタズラなんだから」
「そうだといいけれどぉ…怖い…」

バラエティ番組の撮影日。
ゆうすけと、初めて会った番組撮影。
アタシはあっというまにこの番組の準レギュラー格を取得して、ゆうすけと仲よしっぷりさらけ出してる。
ブーイングするゆうすけのファンも多い。
ま、ね。嫉妬したってここには届きはしないしね。
哀れだなぁvVvV
アタシだけの、居場所だから。

「ゆうすけぇー…今度は何時仕事以外で会えるのぉー…??」
「当分無理っつったじゃねぇかよ。仕事で会えるんだし、我慢しろって。な?」
「我慢我慢…もう2か月だよぉ…??2か月一緒に寝てないんだよ??私寂しいよぉ」
「っしょーがねぇだろッ!?俺にだって都合があんだから」
「ヒッ…ごめんなさいぃ。。。。。」

Julia…もう2か月もゆうすけと寝てないのか。哀れめ。
2か月もプラーベート会ってねぇのか。かわいそ。
寝てはねぇけどアタシ1週間に1回は必ず食事行ってるぞ。
かぁいそ。いいこいいこー。
アタシはJuliaの頭を撫でた。

「今はきっと時期なんだよ。忙しいんだから、応援しなきゃ」
「そうだよね…けど、ただでさえ今怖いのに…ック」

怖がり。夜も眠れて無いらしい。
たかがイタズラで。

「コメント欄閉鎖させたら??そうすりゃ楽っしょ」
「ウン…じゃぁ事務所と相談してみる」

可哀想なヤツ。
アタシはこれ以上Juliaと一緒にはとても居られず、亜樹菜の楽屋へ遊びに行った。
ドアノブを少しひねり、ほんの5センチくらいの隙間まで開けて、中をのぞいてみた。
…??
そこに居たのは、ゆうすけと亜樹菜。

「やっぱ、Juliaが原因だったんだ…ホント、許せねぇんだけど」
「まぁな…隠しててごめん」
「ううん。大丈夫。雄輔にはもう、エリサが居るぢゃん」
「…ありがとな」

何の会話…??
よくわからない。ま、いっか。
盗み聞きは趣味じゃないから、さっさとアタシは廊下を歩いて行った。
行くあてもなく。
すると…ある女子の集団が見えた。
可愛らしい女子が5人くらい。
でも、特別可愛いわけでもない、フツーの。

「キモイばっかで飽きたなぁ…他ない??」
「もうヤリマソとかでいーよ」
「んじゃそうしよ」
「マヂ、荒らし着火してくれてた人らに感謝だわ」

そいつらは携帯をいじってる。
アタシはソイツらに、興味をもった。