社会問題小説・評論板

Re: アタシ-ネット=0【ネット中毒者】 ( No.33 )
日時: 2009/05/05 17:48
名前: ☆゜。√想空 ◆1i48NEoKCE (ID: x1YwoWnh)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=11393

*10*復讐の舞台

「ただいま…」
「りゅ、龍!?どうしたの!?」

帰ってきた龍の身体は、傷だらけのボロボロだった。
異常事態が起きているのは確かだ。
強い龍がこんなになるって…

「黒玉組の連中に袋だたきにあってよ。途中で護衛がきたから助かったけどやばかったな」
「よかった、無事で…」

私はそっと龍を抱きしめた。
嘘の愛でも愛してくれる龍。
捨てるにはもったいない龍。

「黒玉組ってどんな奴らなの??」
「まぁタチは俺等と同じかな。キャバ嬢数人雇ってて、俺等ほどは売れていない裏デリもな」
「キャバ嬢…」

妙に異常反応する単語。
あいつか??いや、そんなことは…

「キャバ嬢数人雇ってるって、そいつらの写真とかある??」
「まぁとりあえず。こいつらだよ」

数枚の写真を見せられる。
一人は黒髪のデブ女。
もう一人は金髪の豚野郎。
そしてもう一人は…美少女顔の、ブログ女王・アゲはだ。
やっぱり居やがった。

「ねーぇ、この女のキャバクラってどこぉ??」
「ん??ああ、SWEETだったっけな。歌舞伎町の」
「ふぅーん。じゃぁあたしそこで働く。この女気に入らない」
「は??ちょ、無理しなくていいんだぞ、お前は」
「無理なんかしてないよ。暇つぶしよ、用は」

まぁ、あの女が潰したいだけだけど。
あたしは家を出てSWEETの面接に行った。
いきなりだったから最初は拒否されたけど、少し色っぽくしゃべってみたらすぐ入れてくれた。
力がありそうだから、という理由で真っ先にSWEETのキャバ嬢になった。
アゲはの本名は、竜崎馨。(りゅうざきかおる)
ここではNo.1だと。
明日から出勤だって、早いよね。
まぁ気にせずあたしは家に帰り、携帯を開いた。

【ブース♪ブってんじゃねぇよ(^ω^)アゲは】
【ブログ女王は永遠に私なんだからとっとと諦めて閉鎖したら??アゲは】
【肝素wたいして可愛くもないのに写メ載せてんじゃねぇぞヤリマソ野郎!!アゲは】

ったく、こいつは本当に脳無し野郎だ。
脳味噌精液でできてんだろ。
軽い頭で荒らしなんてバカなことすんじゃねぇよ。

【アゲはちゃん、優しい子だと思ってたのに荒らすなんて酷いです(ノ_;)LロVE】
【LロVEさんと同意。前までは荒らしかばってあげえてたけど、アゲは自身が荒らしならな…愁】

こんなコメントがアゲはのブログについていた。
あはは、信者達もだんだんこいつのタチの悪さに気がついたか?? 
アゲはのブログのコメント欄は、これほどかという位に荒らしが急増していた。
いままでの信者達が「見損なった」等のコメントも。

【アゲは本性バレざまぁwこりゃそのうちブログ女王はエリサで決まりぢゃん♪JECHI】
【JECHI、あんたいままで味方だったぢゃん!!見捨てるのかよ、不細工ババァ!!アゲは】

おお、JECHIとやら。
いいこと言うじゃないか。主婦さんよぉ。
アゲはもさ、匿名で荒らせばばれないのに、何でわざわざアゲはで荒らすんだろ。
馬路わけわかんね。
コメント欄の荒らしは今後も急増するだろうと思い、あたしはアゲはのスレッドに移動した。
スレッドは記事みたいなもん。○ちゃん○るの。
ここにはアゲはのスレもあった。
当初は信者多かったけど、今や荒らしの場。

【そのうち消えるだろうな】
【マターリ熱弁してたオレが恥ずかしくなってしまったよw】
【爆wあいつにシャンデリアなんか貢ぐんじゃなかったw】
【↑あれお前だったんかww俺はハリーのバックだよ】
【歌舞伎町の恥さらし】
【↑同意】

ぎゃははははwww
いつもはあたしが荒らしてたのに、ほっといても荒らされてるよw
ここ、支援スレなのになwアンチになってやがるw
ざまぁwでもな、アゲは。これで終わったと思うなよ!!
あたしは何でか知らないけど火がついちまったんだ!!
生きて逃れられると思うなよ!!