ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

*12*新・No.1

「エレナちゃぁーん、指名だよ」
「はぁーい♪」

さっきからあっちの席からこっちの席。
行ったり来たりして酒を飲む。
未成年なんだけどね、あはは。

「エレナちゃん、可愛いなぁ。今日店終わりいいかなぁ??」

ほーぉ。こうやってアゲはもオヤジに貢がせたんだな。

「いいですよぉ♪」
「お、よしきた。なんでも好きなもの買ってあげるさ」

ああ、なんだこれ、可愛くしてれば金も物ももらえるって嬉しすぎる。
こんないい仕事、いままでになかったよ。

「おい店員さぁん!!馨ちゃんはもういいからエレナちゃん呼んでくださいよ!!」
「ちょ、鈴下さん…」

うっわ、可哀想!!お得意さんにも愛想尽かしちゃった!!
もうコイツ出番無って、案外簡単ぢゃん、コイツも終わり!!
でもね、これだけじゃ終わらせないよ。
アタシはアンタの骨の髄まで痛めつける。
アンタの最後は見れたもんじゃないんだから。

その晩、アタシは馨の倍以上の客を取って、オヤジとは仕事終わり服貢がせた。
札束もとりあえずパクっておいて、アタシは初めて龍以外の男に股を開いた。