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*18*スカウト

オーディションの結果が一気に来た。
不合格、不採用、不合格…
なんだそれ、アタシの方があんなのより何倍も可愛いじゃないか。
イライラするよ。
アタシは街にかけだして、ＬＩＺＡに入った。

「あ…今日は面接の日では…」
「いいえ??客として来たんです、問題でも??」
「あ、いえ…」

何だか敵視されてんのか??嫌な奴らだ。

「あら群青サン。先日はご友人が亡くなられたらしいじゃない。ブログ見てるよ〜だいぶ辻褄の合わない文ばかりの」

室淵だ。
イライラする。コイツ、絶対殺す。

「大丈夫。これは僕の懐にしまっておきますよ」

こいつ…
Julia殺したら次はコイツだ…
アタシは室淵を睨んで、LIZAの美容室とカフェでお茶をしたら外へ出た。
街をブラブラしていた。すると・・・

「えっとぉちょっといいですか??」

ソイツはうさんくさそうな男。
なんだこいつ。

「何か御用??」
「あなた、群青エリサちゃんですよね!!??」
「はい」
「やっぱり!!ブログ見てますよぉ!!」

ファン??
よくわからないが、興味を持った。

「実は○○プロの山崎っていいます」

○○プロってJuliaと同じ…!!

「じゅ、Juliaさんの事務所のかたですか!?」
「あ、はい。Juliaのファンなんですね」

変な誤解を…まぁいいや。

「それで芸能事務所のかたが何を…」
「君、ウチで芸能界しない??スター性がある」

…マヂ!?