社会問題小説・評論板

Re: *。・ホントウノコト・。*#番外編cp☆ ( No.33 )
日時: 2009/05/23 21:35
名前: 凛雪 ◆.QjHDtkYOg (ID: BfXEK8t.)
プロフ: *。・ホントウノコト・。*アンケ中!!ヨロシク☆

昨日、4話更新できなかった…
とゆうわけで、今日頑張ります!!
…そんなに更新できないけど…

#番外編2 *。・世良の過去・。*

小学6年生ぐらいの世良は、どっちかというといじめる側だった。

そんな世良には、

*。・*。・赤原 ノエル・。*・。*

という友だちがいた。

悪いと思っていたいじめも、ノエルとやればなんだか
楽しかった。

人の悲鳴が、この頃の世良には一番おいしく思えた。

しかし、


調子に乗ったノエルと世良は、踏み外してはならない
階段を踏み外してしまった…





中学校ではじめて会った「伊集院 姫」という人に
ノエルは手をかけた。

でも、その人がいじめてはならない人だったことを知るのに、
そう時間はかからなかった。


ある日、ノエルは屋上で何者かに殺された。


犯人は、世良とノエルだけが知っている。


伊集院 姫 だ。


姫は、玩具が死んでまもなく、新しい玩具を探し始めた。

姫のことを一緒になっていじめていた世良は、姫に玩具とされて、
何ヶ月もの間いじめ続けられた。



「お願いします、もう許して…!!何でもするから、あなたの手下にだってなるからあっ!!」



「あら、いいの?あの人が悲しむんじゃない、
 誰だったかしら…『赤原さん』だったかしらねえ?」


言葉が矢のようにささった。でも、いじめられるよりはましだと世良は思った。

こうして中1のとき、世良の頭の中から赤原ノエルの存在が消えた…