*六話*#白「美香!」ベッドの上に居た美香は、顔が青かった。そして俺にこう言った。「あなた、誰?」「美香!俺だ!」医者が、俺に伝える。「美香さんは、記憶喪失です。覚醒剤の使用で・・・。」俺は、ふらふらしながら病室を出た。「清瀧・・・。」「白。しばらくすれば戻るらしい。だが・・・。」「・・・もう言うな。」そのまま俺は、自宅に戻って行った。