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第五話

　　　　　　　　　　給食

今日は先生が出張で言ってしまったので、給食はクラスの生徒だけで食べていた。

「あの〜、これはナンデスカ?」

俺はそう皆に聞いた。

給食に入っているのは、虫や蛙だ。

え？食えって意味？ネェチョット。

「え・・・？何って幽美の給食だよ？」

秋葉にこにこ笑ってがそう答える。皆はクスクス笑ってこちらを見る。

エト・・・・・つまり

「俺にこれを食えと？」

俺は給食を指さしてそう言う。

皆は笑って、こう言う。

「そうだよ〜♪皆が頑張って作ったんだから、残さず食べてね♪」

・・・・まあ、違う意味で頑張っただろうね。

これ毒入ってないよな？

俺はそんな事を考えながら給食を口の中に入れる。

・・・・・うん。なんか変な味。

「お世辞でも旨いとは言えないね」

俺は苦笑しながらそう言った。

皆はつまらなそうにこっちを見たり

「うわ〜、あれ本当に食べたよ」

などと口々に言う。

つまらないなら止めればいいだろ？

俺、暴力とかは防げるけど、心の方は結構傷ついてんだぜ？

ああ、誰でも良いから・・・・

　　　　　　　　　　　　　俺　ヲ　コ　コ　カ　ラ救　ッ　テ　ク　レ