社会問題小説・評論板
- Re: 秘密のちゃっと荒らしちゃん♪ 番外編②up!! ( No.543 )
- 日時: 2009/08/19 16:03
- 名前: あっち ◆JEhW0nJ.FE (ID: x7Zm.RVc)
- プロフ: 僕が君の彼女…フフフ、僕も君の事が好きですよ?
えーと…
まだブラックナイト潰しは終わらなさそうです^^;
でも頑張りますb
しばらくはあっち目線になりそうです…
☆゜。#17。゜☆
そしてブラックナイト潰しを始めてから3時間—
未来の声が何処かの部屋から聞こえてきた。
未「ここだよ!!この部屋だってばぁ!!」
確かに僕はこの目で見た。
多分、あの座敷に未来は居るのだろう。
あ「あっ!!未来が居る部屋分かりましたよ!!」
皆は分かっていたのか—
それとも、分かっていなかったのか—
さぁ、どうなのだろうか?
凛「ほ、本当!?未来ちゃんは何処なの…?」
真亜莉「そこじゃないの?」
花梨「あっ!!本当だ…鍵がある!!」
アミ「私はとっくに分かってたけど?」
リン「私も分かってたよ!!」
僕は吃驚した。
まさか、あのアミとリンが見つけているなんて…
しかし、アミとリン以外は見つけていなかったらしい。
あの花梨でさえも。
ん?誰だろうか…
僕は何者かの声に耳を傾けた。
すると、聞き覚えのある声だった。
朝日「あっちーっ!!救世主が来ましたよ〜♪」
何で考え事をしている時に…
よりによって、未来を見つけた時に来るなんて。
探し中に来たら、大変な事になっていたであろう。
あっち「朝日…もう遅いですよ。もう未来見つけて…後は脱出するだけですから」
朝日「えぇー!!は、早っ!!まだ終わってないと思ったのに…」
やはり、予想通りの図星。
終わってない事が分かったのなら、早く帰って欲しい。
そういう事で、花梨は僕と朝日が話し合いをしている内に、座敷の障子を開けた。
ガラッ
花梨「未来、大丈夫?後、お腹すいてない?」
アミ「…とりあえず、このチョコあげる。後、このパンも」
一回もこんな姿を見せなかったアミ。
そういえば、花梨もこんな姿を見せた事は無かった。
友達の事になると心配して、こんな姿になるなんて—
未来「ありがとう…」
パクッパクッ…
未来「うん、美味しー!!」
未来も喜んでいる。
人間はさり気ない事で喜ぶ事だって有るものなのか—
今まで僕は、そんな事なんてなかった。
皆に愛されず、いつも独りぼっち。
昔の僕は恥ずかしくて「仲間に入れて!」も言えなかた。
僕が一回、勇気を振り絞って言ってみた時。
勇気を振り絞って言ったのに、相手にもされなかった。
勿論、友達も居ない。相談する人も居ない。
家に帰ったらお母さん代わりのおばさんからの虐待。
そんな日々だった。
でも、そんな日々から雄一逃れられた場所が兄の部屋。
兄の皐兄はいつも優しくしてくれた。
ストレスがたまると自分が犠牲にされたが。
あの時はよく頑張った自分。
あの頃と今では、色々変わったと思う。
でも、あの頃と変わらないのがある。
そう、この性格。
明るくてドSな性格だけは変わらない。
何時になっても。
そして、この夏も。
例え、皆が年を取っても—
この夏だけは忘れない。