ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

　　　　　

　　　　　私の姉は、ぶりっ子。


優梨「お母さぁ〜ん♪おはよぉ♪」
毎朝家の中に響く猫なで声。いらいらするなぁ…

母「あら、優梨ちゃん、もう起きたの。美梨ちゃん
はまだ???」

お母さんはそんな優梨を相手にしてて、もっとむか
つく。

優梨「うん、美梨は、ねぼすけサンだからね♪」

はぁ???夜中もあんたの声が耳障りで眠れないんだよ…

母「じゃぁ、美梨ちゃんの部屋に行って優しく起こ
してあげてね。」

優梨「はぁ〜ぃ♪」

はぁっ!?やばい、あのぶりっ子女に部屋入られたら
部屋が腐る!!!

優梨が入ってくる前に私は部屋を出た。

優梨「あれぇっ???起きてたの。せっかく美梨の
部屋を見物しようと思ったのにぃ…」

たいしてパーマがかかってるわけでもない髪の毛を
指でクルクルしながらしゃべってる私の姉・優梨。

美梨「あたしの部屋は見物じゃないし。っていうか
さっき許可もなく入ろうとしてたでしょ。」

優梨「だってぇ、大好きなお母さんに頼まれたからぁ、仕方が無いでしょぉ???」

【大好きなお母さん】だって。きもっ。
しかも優梨は私の部屋のドアノブをベタベタ触って
いる。

美梨「ドアノブ触んないで。っていうかもうあっち
行って。あんたとおんなじ空気吸ってたら肺が腐っ
ちゃう…」

私は除菌スプレーでドアノブを拭いている。

優梨「うえぇぇん、おかあしゃぁん、美梨が優梨の
こといじめるぅ))泣　」

勝手に泣いてろ馬鹿。学校に行ったら涙が出なく
なるくらい泣かせてやるから。

学校が楽しみだな…♪
NEXT...