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第十話＜喧嘩上等!!喧嘩を売るなら相手を見ro…＞


「ってことで、今日からこのクラスで一緒に学習することになったスタンリー・レヴェリッジでっす」

スタンリーが、軽ーい自己紹介をする。

女子はキャーキャー言うし…。

あー、もう五月蠅ッ!!

「じゃあ、スタンリー？お前は皆沢の隣な」

先生がそう言い、俺の隣の席を指さす。

俺の隣かよ…。なんか大変なことに巻き込まれそうなんだけど。

　　　　　　　　　　　　—放課後—

「…スタンリー、一つ言っておく。お前学校で面倒事起こすなyo？」

俺は、スタンリーにそう言う。

俺たち今掃除中。スタンリーも一生懸命働いて…るのかな？

スタンリーは、掃除をしながらコクリと頷く。

「てめ!!雑巾なんて投げるなよ!」

「避けられなかった手前が悪ィんだろ？」

俺のクラスの…なんかヤバイ組（ヤクザ？らしい）が遊んでます…。

…あァ、もう静かにしてくれ!!掃除しないなら静かにしろ!!

「…あの、静かにするか掃除するかどっちかにしてくれません？正直、迷惑なんですが」

…スタンリー…ズバッと言いやがった。

しかも、なんか言うこときかないとヤバいような感じすんぞ？

「ヤダネ。お前ら2人でやってろ」

…行っちまったな。

この2人、今日が命日だ。

殺されるよ…。俺の親友の手によって☆

「…汚物は…」

あ、なんか今聞こえた。

きっと、「…これだから汚物は…」だな。

「あ!?今なんっつった!?」

あ、聞いちまったね。

聞かないほうがよかったのにな…。

「これだから…汚物は。って言ったんです☆」

正直に言いました。

怒ってますヤバイ組。

面倒事起こすなって言いました。

どうしようもない結果になったんだけど？

さあ、明日はどうなる事やら…。