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第四話　前まで

次の日

今日は金曜日

先週まで、金曜日は嫌いだった。
雪ちゃんに、クラスの子たちにあえなくなるから。

でも今・・昨日のことが続くと考えると、今日が土曜日だったらいいのに・・って思う

学校を休むと授業が遅れると思い、怖がりながら登校した——

色々考えてたら、もう学校に着いた・・

そして教室に入ろうとしたその瞬間

「きゃああああ！？」
「くっのやろっ」
「きゃあああやめてえええ」
「黙れブス」

痛いよぉ・・お願い・・やめて！

龍太に殴られた——

「おね・・が・・や・・っめ・・」
「うぜぇよカス黙らないともっとやるぞ」
「きゃああああああ」

———とその時

「おーいさっき女子の叫び声が聞こえたがー何やってんだー」
「やっべ」
「おい、龍太お前何やってんだ」
「あ、先生ｓ「さっき春美ちゃんの上に転んじゃったんですよ・・で、今謝ろうとしてたんですけど・・」
「何だ、そんなことか・・春美もおおげさすぎるぞー・・ところでさっき何か言いかけてたようだが・・」
「あ、その・・」

と言いかけたその時、龍太がものすごく怖い目つきで睨んできた

「・・いえ、何でもないです」

怖くてさっきのことは言えなかった・・

「そうか。言いたいことがあったら何でも言えよ」
「はい・・」



——そして授業が終わり、先生が去った後

「おい春美」
「な・・なんですかっ？」

突然、龍太に呼ばれた。

「お前・・このこと先生に言ったらただじゃおかないからな」
「・・・・はい」

怖くて何も言えなかった

ただ、この苦しみに耐えなくてはならないということだけ分かった・・


明日は土曜日だからこういうことはないのか・・


なんだか明日が楽しみ・・












☆*゜*゜+.゜次回予告゜+.゜☆*゜*

明日は土曜日・・学校に行かなくてもいい
早く明日にならないかな・・

その"明日"

恐ろしいことが起きる———