社会問題小説・評論板
- Re: 真のいじめに向き合う小説とは何か ( No.10 )
- 日時: 2009/08/19 13:07
- 名前: 蒼 ◆9ObCuzYB7I (ID: JW7BtlW.)
※こちらが正しい1話です
*第1話「うわべだけで語る」
私は15の女。名前は匿名希望とする。
学校では容姿が汚いという理由で、これまでいじめられてきた。
それで耐えられず、私はいわゆる「引きこもり」になったわけである。
ところで、家にずっといるというものは非常に退屈なもので、何もすることがない。
唯一の救いが、パソコン。
情報は飽きないくらいたくさんで、暇を作らない。それに魅了され、私には手放せない存在となった。
私がよく行くのが「小説投稿公園」
ここは小説を投稿して、たくさんの人にコメントをもらうことが出来るので、楽しい。
本来の私の姿も晒しはしないし、気軽に話すことが出来る。
そんな楽しみを壊すように出来たのが「いじめ小説系」
私はジャンル分けされない前からこういった小説は何度か見ていたが、あまりの酷さにすぐに戻ることしかなかった。
酷いというのは、小説のレベルではなく、「うわべだけのこと」が並べられていて非常に不快だったことだ。
「いじめって可哀想だよね」そう言って、ただ可哀想がっているだけの見てみぬフリの奴等。
私がいじめられていた時も、そんな奴等ばかりだ。
まあジャンル分けされたことで、見なくて済むようになったことだが。
ある時私はそれが気になって、行ってみることにした。
正直、絶句というか、信じられなかった。
題名だけで吐き気がしてくる。
「いじめてみる?」「いじめで復讐」
こんなの、いじめることが楽しいと思っているだけだ。
何が、誰がいじめの酷さを知っている?
この辛さを、お前らが何を知っている?
汚いとか氏ねとか平気で打って、馬鹿らしくないのか?
怒りが募るばかりで、私は挙句の果てに泣いた。
こんな小説なんて、なくなればいいと思った。
所詮誰もが人をいじめたがってるんだ。
私はいじめられる人間。それだけなんだ。
こんなのは最低、最悪、えげつない。
