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　＃４

「ははっ！！　ナイスだね、美零！！！！」

「うん・・・　ありが・・・とう」


　ごめんね・・・、菊音ちゃん。


「美零〜、次は？」


　うそっ、まだやるの！！？


「えっ・・・　じゃ・・・ぁ・・・無視しよう？」

「うんうん！！」「オッケー」

「あっ、私トイレ・・・」

「うん　先行ってるね〜」


　パタパタパタパタパタパタパタ・・・


「はぁ・・・っ！！　菊音ちゃん・・・」


　悪いことなのに・・・　やっちゃった！！


「ごめんね・・・」


　さてっ、戻ろっ！！



　パタパタパタパタパタ・・・


「皆〜　遅れてごめんね？」

「いいのいいの☆」「全然オッケー♪」


　あぁ・・・　もし・・・私がいじめをやめたら・・・
　皆・・・私をいじめるんだろうなぁ・・・

「美零ちゃん？　どうしたの？」

「あっ、ううん☆　じゃぁ、いっくよ〜・・・」

「そ〜れ〜！！！！」


　バシャアアア！！！！


「う・・・っく、ひっく・・・」

「ぷぷ〜っｗ　アンタにはソレが一番お似合いよ？」

「一生、トイレの水、被ってなよ？」

「きゃ———ははは！！！！」

「美零ナイス！！」「いい気味〜」

「・・・・・・のよ・・・」


　あれ・・・？　何か・・・言った・・・・・・？


「そんな事するから　美鈴さんも学校に来ないんじゃない！！？」

「え・・・・・・？」

「はぁ？　意味分かんね」「あたし達いじめてませんけど？」

「いやいや、むしろいじめられたんですけど〜」


　え？　いじめ・・・られた？


「ね〜、美鈴最低だよね〜」

「校長にチクったら登校拒否だってさｗ」


　うそっっ！！　じゃぁ　ソレで————！？



ＮＥＸＴ．．．