社会問題小説・評論板

Re: *。・かみさまなんてだいきらい・。* ( No.2 )
日時: 2009/10/08 21:34
名前: 凛雪 ◆.QjHDtkYOg (ID: JZOkdH3f)
プロフ: またロックしてごめんなさい…今回は意地でも完結させます!(ノД`)

*。・第一話 カミサマなんかいない・。*

「ねーえ、梨乃。空の上にはカミサマがいてね、
 うちらをずーっと見守ってるんだよ。
 だからね、梨乃もいじめに頑張って耐えてね!」

屋上から空を見上げながら、梨乃に言った。
そしたら梨乃は

「カミサマなんて人間が想像で作ったただの絵空ごと。
 明菜、カミサマなんていないんだよ」

って言ったっけ?

「ううん、梨乃。カミサマはいて、皆を見てるよ。
 梨乃にもいつか、チャンスをくれるよ!」

と返した気がする。なんてばかだったんだろう、私。
そしたら梨乃は、悲しそうに笑ったよね?
あの時の私には、なんで梨乃が悲しそうなのかわかんなかった。



梨乃、今なら、梨乃の言いたかったこと、わかる黄がする。




はじまりはあの時。梨乃と一緒に登校して、
教室に入ろうとしたときだった。と思う。
まだ一ヶ月もたってないのに。すでに記憶が曖昧。
大丈夫か、私の脳。


教室のドアを開けたら急に目の前で水しぶきが起こって。

梨乃は、その中に消えた。
何が起こったのかわかんなくて、「梨乃!?」って
思わず叫んでた。

やっと梨乃の姿が見えたとき、梨乃はびしょ濡れで。

あの時と同じ、悲しそうに笑って、



「だいじょうぶ。」



そう、呟いた。

そんな梨乃があまりにも小さく見えて、
「あんたたち、こんなことして恥ずかしくないの!?」

って。そしたら、由愛は、
「何、青山の味方すんのあんたもいじめられたいの?」

というから。ああ、梨乃のためだったんだもん。仕方ないよね?



「いいよ、あたしが梨乃のかわりにいじめを受けてやる!!」




ばかだ、私。

Re: *。・かみさまなんてだいきらい・。* ( No.3 )
日時: 2009/10/08 21:36
名前: 凛雪 ◆.QjHDtkYOg (ID: JZOkdH3f)
プロフ: またロックしてごめんなさい…今回は意地でも完結させます!(ノД`)

ごめんなさい、↑の

梨乃、今なら、梨乃の言いたかったこと、わかる黄がする。

ってところ、正しくは

梨乃、今なら、梨乃の言いたかったこと、わかる気がする。

です。スイマセン。