PR
社会問題小説・評論板
- Re: アタシ は 女王様。 ( No.17 )
- 日時: 2009/11/27 10:46
- 名前: (●´ω`●) (ID: W0MEbhZQ)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=13505
【No.10】
「……それで、何をすればいいんだ?」
「そうなんだよね」
此処はいつものカフェ。
では無く、学校の屋上。
今は放課後じゃなくてお昼休み。
幻と、魔界の出来事について話してる。
”争いに、勝つ” 為には、何をすればいいんだろう・・・?
魔界について知る事を優先するか
兎に角八重華からの信頼を強めるか
私は迷っていた。
「………とりあえず、その八重華という魔女を呼んでみるしか無いだろう…呼ばない限りは何も始まらない」
「そうだね…」
幻は、あたしがりぃ子を虐めて、八重華が殺したと言う事を知らない。
学校でも、りぃ子が死んだなんてニュースに成っていなくて、みんないつも通りの生活を続けている。
八重華は、何処からとも無く現れた。
「王緋 どうした・・・」
「あ、あの…王の座を争ってるんでしょ?私達は何をすればいいの・・・?」
八重華は、目を細めた。
「まずはランクAに成ってこいと言った筈だ。話はそれからだとも言った。」
「・・・でもっ」
「黙れ。」
ザアッ………
真っ黒の闇が私達を包む。
【お前は、私の命令にただただ従っていればいいんだ…。】
心に響く声・・・
ぞっとする位冷たい声。
八重華の恐ろしさが伝わってきた。
PR