社会問題小説・評論板

アタシ  は  女王様。  最終話 ( No.24 )
日時: 2009/12/12 06:19
名前: (●´ω`●) (ID: W0MEbhZQ)

【No.14】

_沙月目線_


「あとでメールするから。」

そんな声が聞こえる。


彼女は…確か


《宇良原 王緋》とかいう名前の・・・・・・敵。



………邪魔な存在。



私達は、絶対に




  カタナケレバイケナイ━━……





殺し合って分かったことがある。

命は簡単に無くせる。



私は、強い━━━・・・。



八重華にも、勝ち目がある筈だ。







だけど・・・・・・・・・。。







不安。






王緋を今





    殺すべきか?





          この学校全体を




                 破壊してしまおうか。













「あんた、笹川 沙月でしょ?」




「……!」







王緋━━━━・・・・・・・・!







アイツは女王だ。






女王に、なりたがっていた━━━━━━。









ならば、その望み


















       叶えよう━━━━━━━









そうだな。最後に














        私も………死のうか。














このセカイを、



















       壊してしまおう・・・・・・



















だれも住めない様に。




爆破して



















王緋だけの、セカイにしよう━━━━━━・・・・・・。


















「ちょっと・・・!!」

イライラした様な声がする。





もう、止めることはできない。


















私の家に、古くから伝わる秘奥儀。


















破壊力は、地球一つ壊せる位。

















私の体は、光りだした。


白い光じゃない。






真っ赤な、光だ━━━━・・・・・・
















遠くで、王緋・・・の息をのむ声がする・・・・・・・・。









「ちょっと……アタシの話聞いてんの!??」












そして私が、全人類がサイゴに聞いた言葉は━━━━━━・・・



















「アタシ  は  女王様なのよ!!!!!」














━━━END━━━