社会問題小説・評論板

Re: アタシ  は  女王様。【第2章突入】 ( No.3 )
日時: 2009/11/25 12:21
名前: (●´ω`●) (ID: W0MEbhZQ)

【No.3】

《魔界の者達は、その王に相応しい者を決める為に、戦いを始めた。

 その戦いに勝利し、この魔界を我々の支配下に置くには、勝利しなければならない。
 絶対に。》


え……?

これ、ホントなの??
ありエねえし。


阿呆なのかな…頭おかしいんじゃね?


あたしは落ち着きを取り戻した。



有り得ない。
そんな事、私が許さない。


私は、女王様なんだから━━━・・・。



カツ、カツ・・・
誰か来た?

「……!!」




振り向くと、そこには誰かが居た。
よく分かんないけど…




   狼男??



「……よく来たね?」

え・・・??
っと、確か裄━━。


「じゃあ、始めよう、か━━━━━━━??」



な…なにが……始まったの……!??





        スゥ・・・





世界に、闇が広がる━━━━━━━━・・・・・・。






!!?




裄……が


その雪の様なパーカーよりも真っ白い……いや、青白いと言った方がいいのか?




死人の様な、青白さ━━。






        骸骨の、お面だった━━━━━━━━・・・・・・・・・。





「そっちから来ないんなら、こっちから行くよ。」




     灰色の目から、力が溢れ出した様に












      血の様に紅い瞳・・・。






あたしは威圧感に押しつぶされそうになった…………。