社会問題小説・評論板

Re: 私の夢はごみなの??  *第26話UP* ( No.105 )
日時: 2010/01/24 16:04
名前: 若葉★*゜ ◆TLCuAGZ/CY (ID: Zx/QFw1y)
プロフ: 考え中…

*⌒第27話 *夢への一歩* ≪第二章最終回!≫



「えーと…突然ですが、今日をもって、吉峰くんが東京へ転校してしまいます…。」


担任の先生は涙もろい人なので今にも泣きそうな顔で皆に話した。


「吉峰くん、皆にあいさつしてください。」

「ハイ。」


吉峰は教台の前に立つとこう言った。



「たったの1年間だったけど皆と過ごせてとても楽しかった…ありがとな。」







「吉峰くん!」

「來…?」

「椎奈は吉峰くんが好きだったんだよ…ずっと。」

「分かってる…じゃーな。」



來は吉峰と会話していた。


私も入ろうかなと思ったがやめた。




ブロロロロロロ…




車のエンジンがかかった音がした。




吉峰…!!




私は車のエンジンの音がなる方へ走った。




「吉峰…バイバイ!!!」

「朝比奈…。」

「次の学校でも演劇続けろよ〜ぉ!」

「分かってるよババア!!」

「何それ…ひどい…よ…。」


私は涙が出てきそうになってた。

吉峰はハンカチを出してくれた。



「次に会う時までハンカチは朝比奈のだ…じゃあな。」



吉峰はそう言うと…


西の方角へと消えていった。



私はハンカチを握りしめて思った。




「夢への一歩!!」



私は夢への一歩を踏み出した。





。o第二章ENDo。