社会問題小説・評論板

Re: 私の夢はごみなの??  *第三章開始!* ( No.109 )
日時: 2010/01/24 19:43
名前: 若葉★*゜ ◆TLCuAGZ/CY (ID: Zx/QFw1y)
プロフ: 考え中…

*⌒第28話 *卒業…。今までありがとう。*


桜が咲く季節、春———。


それは出会いの季節でもあり、別れの季節でもある。


そして私にはまた一つの別れがある…。



「唯〜♪」



そう、由姫先輩。


由姫先輩はここからかなり遠い高校を受験すると聞いた。


そして私は金田家とは別れる=本当の自分の家へ戻る。



「由姫先輩♪どうしました??。」

「実はね…崇とやり直すことにしたの…///」

「來から奪ったんですかw??」

「違うわ。崇も同じ高校受験するらしいから…///」

「照れないでよ先輩★カワイイなぁ〜。」

「コラッ!!!先輩に向かってえ〜☆」



卒業式は明日…


由姫先輩とも会えるのも最後だって思った方が良いかな?



—後日、卒業式当日。—



「え…唯ぃ。これは恥ずかしい…///」

「大丈夫ですよ先輩!これでもアレンジは得意だもん!」

「キャアァァァ…コテ使うの!?」

「そうです!巻き髪にしますよぅ!ほいほいっと…♪」




ピンポーン




「由姫ーオレだよー迎えに来たぜー。」

「た…たけ…崇!」

「由姫先輩…頑張って!」

「う…うん!。」


なんかコレって完全に私は上から目線orz



「お…おはよう崇…///」

「はよー…。あれ?髪型違うじゃん?。」

「え!?」

「くるくる〜。似合ってるよ♪*。」

「あ…りがとっ。行こう…。」







「これから卒業生みなさんで記念撮影を行いまーす!」



カシャッ



「うまく取れた?」

「ええ、由姫。さぁ早く行かなきゃ…。」

「え…うんお母さん。」










*




「今までありがとね唯…。」


「御礼を言うのはこっちです。家に置いてもらって…」


「…唯ッ。」


「じゃあ…私は帰ります。さよなら先輩—。」





13歳の3月



それは














私 が 由 姫 先 輩 を 見 た 最 後 だ っ た